鳥見散歩<H町編> 2023年8月 夏鳥探し
先日、鳥見仲間で茶飲み友達のモカさんとH町をドライブしました。
ゆる支部探鳥会の探鳥地へモカさんをご案内したのですが、厳しい暑さでほとんど鳥に会いませんでした。
モカさんのお知り合いから、赤い夏鳥の情報をいただいたことがありました。
情報をいただいたきりモカさんは足を運んだことがなかったので行ってみることにしました。
そこは杉林と田園地帯が隣り合ったところでした。
車が1台通れるくらいの道路を通って、林道管理用の空き地に車を停めました。
モカさんのお知り合い宅の裏の田んぼには夏になると赤い鳥が渡ってきて、カエルを捕って食べるそうです。
私が会いたいと思っている夜空色の夏鳥もやってくるらしい。
田んぼの間を細い水路が巡らされています。
童謡に歌われる小川のようにさらさらと水が流れていました。
環境が良くて、どちらの夏鳥もいそうです。
ただ、この日は暑かったせいか、どちらの鳥にも会えませんでした。
「あ、モズ」
モカさんが柱の上に居るモズを見つけました。
柱の上に針金の先みたいなものが出ていて、モズはくわえた獲物を刺そうとしていました。
はやにえ(冬用のエサの貯蓄)にするのかなと思って観察する私たち。
うまく刺さらなかったので、モズは獲物をパクリ。
「……食べちゃった」
モズがはやにえを作る場面は貴重だと思って見ていたのですが、あきらめて獲物を食べてしまうという、もっと貴重な場面を見ることができました。
「まさかの」
かなりビックリしました。
田んぼの間を歩いて帰路につきました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?