見出し画像

鳥見日記<H公園編>2023年4月 沼がある公園を散策

    探鳥会の後、鳥見仲間で茶飲み友だちのモカさんとH公園で待ち合わせをしました。

   まだ4月なのに、初夏のような陽気です。
   モカさんは紫外線を気にして帽子を深くかぶりました。

    H公園は、H沼の周囲を歩けるように整備した所です。
    沼の北側には葦が生えていて、鳥が暮らせるように自然のままに近い状態で整備されています。

   さっそくH沼をのぞき込みました。
    「あ、まだヒドリガモがいる!」

   渡り鳥であるカモは少しずつ北へ旅立って姿が見えなくなりましたが、ここにはカモまだが残っていました。

ヒドリガモ

    「あっちにはキンクロみたいなのがいる」
    「みたいじゃなくて、キンクロハジロですねぇ」

キンクロハジロ

     「こんなにいると思わなかった」 
    池にはコガモ、ハシビロガモ、オオバンがいたのでした。

コガモ
ハシビロガモ
オオバン

    モカさんが
     「カイツブリ!」
    「なにかくわえている」
    と、言ったので、私も慌ててカイツブリを探しました。

    「何、あれ」
    カイツブリは何か大きな物をくわえていました。

カイツブリ

    後でモカさんが撮った写真を見せてもらったところ、うろこが見えて、魚だと分かりました。

    私たちは池の北の方に向かいました。
     「エナガ!」

   そう言って足を止めるモカさん。

   木の中を飛び交うのは確かにエナガでした。
   シジュウカラも混ざっていたのですが、混群なのかは分かりませんでした。

シジュウカラ

    モカさんが
    「いた、コバン」
   と言って足を止めました。

    オオバンに対して、バンという似た仲間の鳥がいるのですが、モカさんはバンのことをコバンと呼びます。

バン
(証拠写真)

    葦の茂っている辺りでコチドリを見付けました。

    見事に逆光です。

    今年もシギチ(シギ類、チドリ類)が来てくれたので嬉しく思いました。

コチドリ

    北の方は沼が浅くなっているのですが、こちらにキンクロハジロはいませんでした。

    キンクロハジロは潜水するカモなので、浅いところは苦手なのかもしれません。

    H沼には島があって、以前は島に木がはえていたのですが、カワウ被害のため木を切ってしまったそうです。
    カワウのフンで木は枯れてしまったのだと思います。

    そんな話をしていたモカさんでしたが
     「いた、カワウ!」
   島にカワウがいるのを見付けて、カワウを数えていました。

カワウ

    こんな感じでH沼を歩いてから、お茶の時間を楽しみました。


この記事が参加している募集

#ふるさとを語ろう

13,662件

#週末プロジェクト

4,747件

#この街がすき

43,693件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?