見出し画像

2023 上半期 お気に入りソング10曲選



お久しぶりです

キロネックスです。

 
 今日も今日とて仕事しかしてなく話題がないので
2023上半期聞いてたお気に入りソング集でも作ってみました。


 昔の年代の曲を入れようとも思ったんですが
数が膨大になりそうでやる気をなくしたので2023年リリース限定(1曲を除く)です。


ちなみに聞く時間もあまりないので2023年のやつだけに絞ったら全然聞いてなくてそんな取り上げるものがないのは内緒です。


それではザクザクいきましょ〜。

1.everyday feels like 9/11-Home is where

フロリダ州パームコースト出身のエモバンド、Home is whereのアルバム the whalerから。

  前作のEP、I Became Birdsが何だかんだめっちゃ好きでばりクソ聞いてたのでアルバムが出ると聞いた時は超嬉しかったです。

ちなみにI Became BirdsではAssisted Harakiriが1番好きでした。名前もBushidoだしね(?)

↑これね。

んで話を戻してニューアルバムで1番好きな曲、every day feels like 9/11 なんですが
まずタイトルがクールですよね。
毎日9.11みたいな気分ですよ。
鬱すぎんだろって。
もうここで好きですね。

日本でいうと3.11みたいなもんでしょうけど僕も概ね毎日そんな感じの気分で過ごしてるんで全面的に同意です。
まぁ3.11の時 Call Of Dutyやってたけど。普通に。むしろあの時代の方が楽しかったまである気がしてきた。


またどうでもいい話しすぎました。
曲についてですが前作のI Became Birdsと比べてシンセサウンドが減ってギターの音が半端なく増えた感じ。The Get Up Kidsの2ndから1stに戻ったみたいな。

タイトルはバカ暗いですがボーカルはほぼ叫びまくってギターはすごい気持ちいエモサウンドなんで爽快感が凄い。
この曲はあんま当てはまんないんですけど、アルバム自体インディーフォークみたいな。Neutral Milk Hotelみたいなアコースティックなサウンドとか牧羊的な雰囲気があってそこも特徴かなと思います。ただ単に疾走感に任せるだけのエモバンドみたいな感じじゃない所も個人的にポイントが高いです。

でもシンセとかめっちゃ入ったAssisted Harakiriの方が個人的にはもっと好きかな〜と感じたり。The Get Up Kidsはギターの音バリバリの1stの方が好きなんですけどね。不思議なものです。


2.Freak Of Nature-Heart Attack Man

オハイオ州クリーブランド出身のオルタナティブロック……パンク……とか調べてると書いてあるけどパワーポップの方がわかりやすいのでパワーポップバンド、Heart Attack Manから。
てかクリーブランド出身だったんだ。調べてて初めて知りました。クリーブランドといえばちょっと前のインディーでお馴染みのCloud Nothingsの出身地でもありますよね。今インディーシーンが熱いんでしょうか。

曲の紹介の前にこれ本当言いたいんですけどパワーポップ、ていうかWeezer好きな人。
Weezerの新譜に毎回期待して泣くならこのHeart Attack Man聞いた方がいいです。マジで。
出す曲出す曲全部良いし安定してるしスタイル変わらないし。もうWeezerがサビでディストーション踏まないのに何回泣かされました?僕達は。コイツらなら毎回踏んでくれます。なんならイントロからずっと歪んでる。


そんな感じの超最高のパワーポップバンドです。Say it ain't soみたいな泣きのクリーントーンとかはほぼ無いんですがほぼギターは歪んでてメロディも良くてボーカルもコーラスも気持ちいいし何よりさっきも言ったけど出す新譜が全て良い。あといい感じにMVとかもダサい。(なおFreak of NatureのMVはシンプルにキモかったんで貼りませんしオススメしません。)

ギターも普通のレスポールタイプのギターとメタル系のギターという構成で音圧がすげぇあります。(youtubeでガチガチのインディーファンからなんか不満がられてたコメント付けられてたけど)

僕の好きな90'sバンドのHumとかもこの構成で、単純に音が凄い好きなんですよね。メタルレベルでコンプがかってなくて、ただのPAFとかよりも圧倒的に地響きみたいな低音があるみたいな。個人的にはそういうのもあって結構2023年リリースの中ではお気に入りの1曲・アルバムでした。


3.Dancing Queen-Billy Cobb

Weezer原理主義者ことアメリカ出身(どこ州とかまでは面倒くさくて調べられませんでした✨)のBilly Cobbのアルバム、I Stole Every Songから。


最近のWeezerが嫌いすぎてZerweeという初期Weezerが作ったかのようなEPを自ら出してしかもその曲が普通に良かった伝説すぎる男、Billy Cobbの他曲カバーです。まぁアルバムタイトルがI stole every songだし。


Weezer原理主義者ぽく洋楽名曲ポップスをパワーポップアレンジしています。今回取り上げたのはABBAのDancing Queenのカバー。
最初からやかましく勢いで行きまくってサビで盛り上げる感じ、さすがパワーポップの雄って感じでとても気持ち良いです。ソロとかもいい感じに適当そうっぽいのが良い。

 他フランキーヴァリのCan't Take My Eyes Of you、レディーガガのPoker Faceとかもパワーポップ調でアレンジしてて普通に曲というかアルバム自体が聞いてて面白いです。ぜひ。


4.Slugs-Slow Pulp

ウィスコンシン州マディソン出身のドリームポップバンド、Slow Pulpのシングルから。

チルい。

激チルい。

ドリームポップのバンド、色々ありますがその中でもとりわけチルい。
ボーカルの声が透き通るような感じでとっても綺麗な割にギターは意外と超ファジーで歪みまくってる所が何ヶ所もあるみたいなギャップが良い。シューゲイザーのように訳わかんなくなるぐらいごちゃごちゃしてるって訳でもなく、メロディもしっかりと聞き取れるのですっごく長い間聞きやすいです。

今年ニューアルバムが出るって言う情報を聞いたのですっごく楽しみにしています。出たら速攻聞いてみたい。
ちなみにこのバンドを知ったきっかけはSuw 41のIn Too Deepのカバーからでした。
すごい良いです。ボーカルはすっごく綺麗なのにどう聞いてもIn Too Deepのあのメロコア感がある。やっぱボーカルもそうだけどギターの音作りがインディー感があるやかましい音もチルい音もモジュレーションか何か分からない空間系のファジーな音もだせて凄い上手いんだなとこれ聞くとすごい感じます。聞いたことの無い人は是非。



5.No Shoes In The Coffee Shop-Hot Mulligan

ミシガン州ランシング出身のエモバンド、Hot MulliganのWhy Would I Watchから。

僕実はそんなにこのバンド知らなくて
ガチ最近聴き始めたんですがエモリバイバルみたいなバンドらしいですよ(完全投げやり)

 最近聴き始めたんでこう前と比較して〜とか特にないんで

曲についてなんですけど全体的に凄いポップです。

エモなんですけど、サッドエモとかにある感じの胸を引きさかれるような強烈なディストーションやハーモニクスとかは特になくて

でギターの音作り自体なチープな感じも特になく音粒とかすげぇバラけてHi-Fiで

 全体的に凄いめちゃくちゃポップでHi-Fiなすげぇちゃんとレコーディングとかしてるやんみたいなアルバムです。なんだろう。1番ちゃんとしてるのになんか悪口みたいになった。


なんでインディー的なエモを聞こうと思って聞くと肩透かしを食らうような感じです。

個人的には、この曲が凄い良い!!というよりからアルバム自体流し聞く感じで

ポップな雰囲気とテンポ感が良いエモの感じが気だるい朝とか何も考えたくない時の作業用BGMみたいな時に凄いマッチしてたんで何だかんだよく聞いてました。やっぱり悪口みたいになってるなこれ。

でもそういう曲あると便利なんですよね。余りに聞き入っちゃう曲とか目の前のことあんま集中できないしあんま頭動かしたくない時とかに変に考えちゃったりしちゃうんで。別のベクトル的な感じですごい逆にこういう曲は不可欠だと思うんでセレクトしてみました。曲を聴いて!!って感じよりかは作業用BGMとかにどうですか??って感じかな。



6.Tear Drops-Art School

 急に邦楽編です。
Art Schoolのluminosから。


よく澄んだ10月に僕らはそう失ったみなさん。
なんとArt Schoolから新アルバムがでました。うれしい。ポカポカする。


アルバムが出る間に僕は誰よりも欺けるようになっていたし裏切れるようにもなっていた気がします。

子宮の中に沈めて欲しいです。(なおDon't say Goodbye)

そんな狂言は置いといて新譜ですがなんとあのトディことギタリストの戸高賢史がボーカルしています!!!しかもめちゃくちゃ上手い。あと歌詞が良い。韻も気持ちいし。LoveとHateを集めて全部君に見せたいって何?見せて欲しい。早く。

 君の髪も匂いもこの気持ちさえもただ消え去っていくそんな気がするので
またArt Schoolの新譜が聞きたいですね🎶

てか思い出補正強すぎて絶対歌詞出てきてレビューできません。次行きます。


7.US/アス-Homecomings

HomecomingsのNew Neighborsから。 
京都精華大学で結成された女3男1のバン…え?何その構成?ズルじゃん。ダメだろそんなの。ギターウルフとかミッシェルガンエレファントを見習ってくれ。そんな女々しい男になるな。

でも羊文学とかtricotとか割とそういう構成多い気がする。最近流行りなのかな?


曲自体はこれまたチルい

とってもチルいです。チルタリスすぎ。

ボーカルもコーラスもとっっっても透き通るように綺麗。slow pulpと違って伴奏もメロウ。すっっっげぇ綺麗な空間系にすっっっっっっげぇ高そうなドライブトーンが載ってる。なんかでもドラム忙しそうすね。こういう感じはなんか邦楽っぽいな〜って思います。
物凄い心が洗われる感じがして疲れた夜とかにすごい気分良くなると思います。とにかく綺麗、美しくて儚い感じがして浪漫的で気持ちが良いのでオススメ。


8.Rain Fall-木村洋平(feat.夏色花梨)

Animal as leadersのライブを一緒に見に行った先輩から教えて貰いました。

木村洋平のSIDE:BRIGHTから。

木村洋平さんという方ですが、岩手県出身のギタリストで
まぁ、とにかくギターが上手い人です。

Animal as leadersのCAFOやガスリーゴーヴァン等のメタル・フュージョンの高難易度すぎる楽曲のカヴァーをyoutubeでしていたり

KieselのギターコンテストにPlaytechとかもう常人とかだったらまず弾く気も起きないギターでエントリーしてクソ難しそうな早弾きやスイープを披露したりするもう半ば化け物じみたテクニックを持っている方です。 

最近はTRIXの菰口雄矢さん等のガチガチのフュージョン第一線の方と共同でアルバムを出しておりその凄さが伺えます。

↑普通どう頑張っても無理


そんな方が出したこのアルバムですが夏色花梨というSynth Vというボーカロイド的な?僕もすっごく詳しくないんですけど
それを使用したアルバムです。


すっごく良いんですけど

あのね
頭がバグるのが何回かあって

まずSynth V
ボーカロイドみたいに思えません
言われなきゃマジで人が歌ってるようにしか聞こえません。
時代が進歩しすぎて怖くて泣いちゃいました。

それとギターとか他楽器のバッキング。
上手すぎます。
ガッチガチのフュージョンポップです。
マジモンのプロの音です。
スタジオミュージシャンの音です。

こんなのがちょっとインディーの皮みたいの被って出てる事実が怖すぎます。

そんなスーパーバリ上手いバッキングトラックに乗った最早人と区別がつかないボーカロイド

曲の完成度が悪い訳ありません。
ジャケットでちょっとかわいいアニメの女の子がいるからアニソンかな??みたいな気持ちで聞いてある意味騙された奴、結構いると思います。


1度この文章見たの忘れて聞いてみてください。多分頭バグるので。オススメです。


9.一千光年-いよわ

ボカロPのいよわのシングルから。


以前ブログにも書いたことあるんですけどボーカロイド、特にこのいよわさんの曲はずっと聞いてます。
他にも好きでだいぶ聞いてるんですけどとりあえず2023リリースなのでこちらの曲を抜粋。
2022リリースの熱異常とか異星に行こうねとかも好きでよく聞いてます。

いよわさんの曲はメロディが好き、ギターロックというよりかはピアノとかの楽器が主、奇抜なイントロとかもないって言うのが超お気に入りでよく聞いてます。(あと絵も可愛い)

 この曲は大量にボーカロイドがいる中初音ミクがアーーーとベースで歌っているだけ、だけど全体が纏まっていてアップテンポで明るくサビも盛り上がる感じが好きです。
生きていても死んでいてもどっちでもいいんだよ
愛があるだけ
恋焦がれても触れられるのは夢の中だけ だからという歌詞も好き。

これ以上言いたい事もあるんですが元東方厨の影響でボカロ厨の考察コメントがこの世でいちばんイライラするのでこれ以上言及するのはやめます。




10.rose-tinted bitter grudge-ippo.tsk(2022)

2022年リリースだけど11月だからセーフ(暴論)
どうしても入れたかったので入れました。
インドネシアだかロシアだか出身地がよく分からないアーティスト、Ippo.tskのアルバムseeyalater stratocasterから。


これ本当
今まで知らなかったの後悔してます。
良すぎます、この曲は。てかこのアルバムは。

衝撃受けました。
ここ4,5年、本当に本当に衝撃を受けたアルバムはBlack MidiのSchlagenheimとParannoulのTo See the Next Part of the Dreamがガチトップ2だったんですが
普通にそのアルバムと同じくらい衝撃受けました。


ジャケット通りアニソンぽい……

アニソンぽいんですが……
明らかにただのアニソンじゃなくて音とかがガチめの宅録インディーロックです。

すげぇアホみたいにセンスのいいインディーロックアーティストがフリクリとかデジモンとかあそこら辺の熱めな感じのアニソンを吸収して再構築して新しくしてリリースしたような感じで

日本のアニソンだけの環境でも海外のインディーロックシーンだけでも双方どちらかの環境だったら産まれることはなかったであろう本当に新しいサウンドを感じます。

ボーカルも先程紹介したSynth Vっていうのが拍車をかけて新しさを感じさせています。凄い上手いボーカルの人とかだとはまた少し違う魅力がありますわ。

こういう楽曲が産まれるのは今の時代とか今のシーンとかじゃないときっとできないし、こういう楽曲を聞けることこそがインディーシーンとかの楽しみでもありますね。
なんか久しぶりにそういうのを改めて思い出すきっかけにもなりました。








そんな感じでちゃちゃっと駆け足で進めました。
なんか色々他にも出したいのありましたけど以外にもいい感じに納まったかも。
それでは。

この記事が参加している募集

私のプレイリスト

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?