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パッションを取り戻そう!しぼんでいた「いのち」がパッとひらく本


こんにちは!

前回は、量子力学の本を紹介しました。

お読みいただきありがとうございます!



今回も引き続き、おすすめの本を紹介します。

それが、こちら!



「太陽の塔」でおなじみの岡本太郎さん。

彼の絵や作品は言わずもがな、
発する言葉にもとても力強いものがあります。


自分と真正面から向き合って闘い、
生涯自分を貫いた人だからこその熱い言葉。

本書にもそんな名言がいっぱいです。

ほんとうに生きるということは、自分で自分を
崖から突き落とし、自分自身と闘って、
運命をきりひらいていくことなんだ。

『自分の中に毒を持て』より


一言一言にパッションを感じましたし、
太郎さんの強烈なエピソードの数々に
度肝を抜かれました。

当時は、個性が強すぎて周りからは
異端者に見えたかもしれません。


歯に衣着せぬ物言いもあり
世間からの風当たりも
相当強かったと思うんですよね。

同調圧力が強い国では尚更です。


人とちがうことをするのは目立ちます。

そんな中、逆境をものともせず、
自分の運命と対峙し果敢に挑んでいく。

そんな姿に勇気をもらえます。

死と対面することこそが、いのちを燃やす
真のよろこびじゃないか。

『自分の中に毒を持て』より


煉獄さんも「心を燃やせ」と言っていました。

どんなに打ちひしがれても
己の信念を貫こうとする二人。

芯の強さとパッションがあります!



また、本書からは
死んだように生きる現代人を
案じている気持ちも伝わってきました。

ほんとうに生きがいをもって、
瞬間瞬間に自分をひらいて生きているかどうか。

システムのベルトコンベアーに乗せられ、
己を失って、惰性的に生活をつづけていると
いうのなら、本質的に生きているとは言えない。

『自分の中に毒を持て』より


「安定」に甘んじていてはいけない。
この瞬間を生きたほうが面白いじゃないか。

そんな声が聞こえてくるようでした。


物質的に豊かになったことで
便利に生活できるようになりました。

昔に比べれば、食料にも困ることは減り、
サバイバルのような死に直面することも
グッと少なくなったと思います。

その分、生きることへの緊張感が
なくなってしまったことは否めません。


快適さに慣れてしまうと
それがいつしかスタンダードになり
あたりまえと思うようになってしまう。

感謝が薄れてきてしまいがちです。

物質的にいくら豊かになっても
心が貧しくては本末転倒だと思います。


太郎さんには、先見の明があったのでしょう。

色々なことが分かっていた人だと思います。

その柔軟な発想が作品に活きているんですね。



人間味あふれる太郎さん。

「本職 = 人間」であるエネルギーに
ビリビリッと痺れました!


本を読むだけでも、もりもりっと
生きる力が湧いてくるから不思議です。

「血湧き肉躍る」って感じがします。


理屈じゃない
んです。

だから、こんなにも胸を打つのでしょう。


とりあえず、結果は気にせず
すきにやってみたらいいじゃないか。

下手だって、カッコ悪くたっていい。

誰かに認められなくたっていいんだ。

夢がたとえ成就しなかったとしても、
精いっぱい挑戦した、それで爽やかだ。

『自分の中に毒を持て』より


いかがだったでしょうか?

心から自分のやりたいことをやるだけ。
それが「歓喜」につながるんですね!

生き方に迷ったり、弱気になってる人は
とても励まされると思います。


愛ある言葉で、背中を押してくれるので
いのちがパッとひらきますよ!

非常にメッセージ性を感じました。

今を生きる多くの人たちに読んでほしいです。

うまいから価値があるんだというような
言い方、考え方はまちがいだし、危険なのです。

『自分の中に毒を持て』より


個性を大事にして、気軽に色々なことに
挑戦していこうと思えました!

ありがとう、太郎さん。


Thank you for your time!

Have a good day!




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