同性の恋愛、男装の麗人、戦う女たち。たまらない!私のフェチ。
宝塚をこんなに好きなのは何故なのかを、改めて考える。
豪華さ
キラキラ
夢夢しい。
エロスがある。
男役の表情、娘役との絡み、男役同士の絡み。
夢夢しいけれど、エロスを感じられるところ。これが一番好きなポイント。
宝塚以外でこれを感じようとすると、男同士…というか、同性同士の作品くらいでしか味わえない(あくまでも、私の場合です)。
同性同士の作品に感じるものと共通したものがあって、それが「何」なのかを追求し、言葉にしたことはなかった。
宝塚は女同士で全てを表現している。それが同性同士、BLとか百合とかと共通する空気になっているんだろうか??
異性では感じられない、同性同士だから感じられる空気があって、私はそれがとにかく大好きなんだーーーーーー!!
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異性での恋愛関係を描いたもので子供の頃から好きなのは「ベルばら」こと、「ベルサイユのばら」。オスカルとアンドレは男女だけど、見た目は男と男。
その他に好きな女性キャラクターといえば、「風の谷のナウシカ」のクシャナや、「もののけ姫」のエボシ。「精霊の守人」主人公のバルサ。
クシャナもエボシもバルサもオスカルも、戦う女。
え、もしかして私にとって重要なのは性別より役割??
女らしい女と男の絡みには全く萌えなくて、恋とか愛には程遠そうな人が苦しい恋…いや違うな、「あらがえない恋」に目覚めていくのが好き!!
クシャナもエボシも作中では恋愛関係は描かれていないけれど、いずれ誰かと愛し合うなら、戦い続けた自分との折り合いをつけたりする必要が出てくるはず。
そして精霊の守人のバルサは、幼なじみのタンダ(男性)と惹かれ合いながらも、共に生きていく決断をずっと出来ないまま戦い続ける。最終的にタンダと共に生きていく道を選ぶけれど、そこに至るまでの葛藤たるやものすごい。
BLや百合作品も、葛藤がほぼ必ず描かれている。
「好きになってはいけない相手」だと葛藤したり、「許されないもの」だったりする。
「おっさんずラブ」の、春田から普通の人生を奪うのが怖くなったからーーと牧が一旦身を引いてしまったように。
男性と結婚して子供まで産んでいる私が、なんでそういう恋愛にしか惹かれないんだろう?思い返すと3歳くらいには既にこの傾向があったから、もはや持って生まれた人生最大のフェチと言えるかもしれない。
子供の頃NHKで「アニメ三銃士」という作品が放送されていた。かの有名な三銃士を描いた作品なのだけど、三銃士の1人「アラミス」が男装の麗人なのだ。
愛する婚約者を殺された彼女は復讐をするため、男の格好をして三銃士に加わる。私はこのキャラクターが好きで好きで、もうなんでこんなに好きなのかわからん!!というくらい好きになってしまって。
当時、3歳か4歳くらいだったと思うのだけど、この時点で既に今と同じなわけだ。
だから小学校4年の頃にベルばらを読んだときの衝撃はものすごかったし、小6で宝塚とBLを知ったことで「一生追い続けるんだろうな…」と、自分の中に抗えない本能的な欲求があることを悟った。
これが私の「フェチ」であり、死ぬまでずっと好きなテーマなんだと思う。
現実離れした設定だし、それこそ少女時代から惹かれていたものをオープンにするって、浮き足立っているというか、地に足がついていない感じがして抵抗があるのだけど…
どうしてそれを押さえ込もうとしてきたかというと、オープンにして笑われたり、引かれた経験があるから。
「私は地に足をつけた大人でーす」とすました顔しながら、心の中で惹かれるのはずっと一緒のもの。私にしかわからない何か。
それを追求するするのは人生にずっと流れている「フェチ」を解き明かすことで、そこが見えてくると自分でもそんな作品が書けるだろうか?
本当に好きなんだ。どうしようもないくらいに…!!
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