暇な子供とママを助けてくれた「胡麻団子」。
今年の夏は、家にいるばかりで退屈。
「お外で遊びたいーー!!」という息子。暑いし、公園は密になるかもしれないし、日に焼けちゃうし、母ちゃん行きたくないな〜。笑 でも家遊びはマンネリ気味。どうしようか。
そんなとき、ひらめきました。お家で「胡麻団子」をつくってみたらどうだろう?
コロコロとあんこを丸めたり、柔らかなお団子の皮をこねるのは、子どもにとってはまるで「食べる砂遊び」。
しかも揚げたてのアツアツの美味しさは、とてもお店では味わえない!最高です。外側はカリカリの香ばしい胡麻。もちもちのお団子をはさんで、中からじゅわっと出てくる熱いあんこ。
これ自分でつくれるんだ!!と初めてつくった日は衝撃が走りました。そしてものすごく簡単です。
もうすぐお月見。今年の十五夜は、お子さんと中国の胡麻団子をつくって、少し特別感のある夜を過ごしてみませんか?
材料はとてもシンプル
●8個分:所要時間15分程度
市販のこしあん 100g
白ごま 50g前後
小麦粉 大さじ1 ※なくてもOK
【おもちの皮用】
白玉粉 120g
砂糖 大さじ1
水 100cc
つくりかたは簡単です
こしあんを8等分します。100gのこしあんを8で割るので、1個12.5g。小学生のお子さんだったら割り算してから軽量してもらうと、量の感覚が身につきそうです。そしてコロコロと手で丸める作業は、子どもが大好き!
次にお餅の皮をつくります。白玉粉と水と砂糖を混ぜ合わせて手でこねます。耳たぶくらいの柔らかさになるまで、3〜4分よくこねます。
こねた皮も、8等分しておきます。
皮を平たく手のひらにのばしてから、丸めたこしあんを包み込んでいきます。皮のやわらかさと水分がちょうど良く、結構簡単です。少しあんこが出てしまっても、気にせずに!胡麻で外側をコーティングするので目立ちません。
団子の表面に、胡麻をまぶします。コロコロと雪だるまを転がすようにつけていきます。
あまり胡麻がくっつかないようだったら、こんなふうに小麦粉+水を溶かしたものにつけてから胡麻を”二度づけ”すると、
たくさんくっつきます!さあ、揚げる前の胡麻団子のできあがりー!
ここから160度に熱した油で揚げていきます。油の温度は低温で大丈夫。表の胡麻がきつね色に濃くなったらとりだします。だいたい3〜4分くらいでOKです。
できあがりー!カリッと揚がりました。胡麻の香ばしい匂いが、部屋中に充満しています。あちあちなのを、早く頬張りたい!
カリッ。じゅわ。うんまーーー!!!
外側の胡麻の壁は、カリカリした香ばしい歯応えが。そして中からじゅわっと、熱いあんこが出てきます。胡麻とあんこと間にある、お団子のもちもちの柔らかさも、いい具合。
3歳の長男は1歳の次男のために、お団子を切ってあげました。表面の胡麻部分がカリカリなので「カタイ!できない!」ということでしたが、引くように切ることを教えたら、簡単に切ることができました。(添えた1本指が危なっかしい!)
胡麻団子はとっても柔らかいので、次男もおいしそうに食べていました。
混ぜる・こねる・まぶす、といった子供が大好きな工程満載の胡麻団子ですが、小学生以上の子にとっては、ちょっとした算数もできちゃうのがこのレシピのポイントです。計る、分けるといった工程で、足し算や割り算ができます。
楽しくて、勉強になって、おいしいなんて、子供には最高の料理!・・・と思ったらここで事件発生。
背後でサーーーーっ!と音がしたかと思ったら、床中が胡麻まみれ。次男と長男が、胡麻をつまんで食べてキャッキャしてました。まさにこの時のような状態に。
くう・・・また育児事件が勃発です。「帰るまでが遠足」のように、「調味料は戻すまでが料理!」を身にしみて感じたのでした。ママも日々勉強ですね。ではでは、また。
小森谷友美
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