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自分の人生をみんなに編集してもらう。周りとの関係性と自分の才能を育んでいく秘訣とは

魅力的で伝わる文章を速く書くポイントを知りたくて、そして朝の時間を楽しく有効に使いたくて、「朝渋Vol.167 「「運・縁・勘」を味方にするコツ」というオンラインイベントに参加してみた。


note作家の岸田奈美さんがゲストで、ゲストトーク→主催者も交えたトークセッション→参加者からのQ&Aという構成の90分。
チャンスをつかんで才能を開花させるエッセンスが詰まった話だったので忘れないように記録しておく。

note作家 岸田奈美さん

岸田さんは学生時代に入社した会社で営業ののち広報をして、いま作家という道にいたる。彼女の人生はあまりにも濃いので、詳しくは本人のnoteを見ていただきたい。あたたかみとユーモアにあふれる書き口がすごく好きだ。
岸田さんのnoteはこちら

作家というと、自分と向き合って1人でじっくり文章を書いていくイメージだったが、岸田さんはキャリアにも作品にも常に人との関わりがあるし、起こったできごとをその日に文章にするスピード感とみずみずしさがユニークだ。
岸田さんは「自分の人生をみんなに編集してもらっている」感覚があるそう。

そうやって人との関わりの中からキャリアをつくっていく秘訣とは。

関わりの中で自分の人生をつくっていく

「「あなたのそれ、すごいね!もっと伸ばしてみたら?」という言葉を2人以上にかけてもらったら、自分は大したことないと思っても、取り組むようにしてきました」
岸田さんはそうやってイラストやフィクションにも挑戦し、できることを広げて伸ばしてこられた。
ポイント①「2人以上から言われたことは真実」

岸田さんによると、才能とは「圧倒的インパクトで人の役に立つこと」
才能は「好きで夢中になること、褒められていること、ほかに持っている人がいないこと」の掛け合わせだが、見つけるには、褒められる場所にいき、好きなことを発信することが大切だという。自分1人では見つけられない。
例えば岸田さんは作家だが、一般的な文学の世界で戦うことはしなかった。村上春樹がいる世界では戦えないとわかって、ライティングのスピードと社会経験やビジネスの感覚も持ち合わせたエッセイを強みにして、noteというフィールドで立ち位置をつくられた。
その過程には文学コンテストに応募して全部落ちたという失敗経験もあるし、周りの人の「すごいね!もっとやってみて!」の声に従って行動してきた結果、note作家のいまがある。
ポイント②もっているものが褒められる場所に出かける

そんな岸田さんの行動力の源泉は、「ぬるま湯」だという。
自分のことを好きでいてくれる人たちに囲まれて、自分の好きなことを発信できる、あったかい幸せな関わりとして「ぬるま湯」をもっている。
熾烈な競争世界と戦うために、ぬるま湯で元気をチャージして、戦った後はぬるま湯に帰っていくそうだ。
ポイント③好きなことを発信して、あたたかい反応をくれる関わりをつくっておく

今日からできること


岸田さんおすすめの習慣は、面白いと思ったことをスマホに即メモすること。岸田さんは1日1000字くらいメモしているという。
すると面白いことにアンテナがたつようになり、文章を書く精度もスピードも上がっていくそうだ。

久しぶりにイベントに参加して、大事だと思ったことを改めて見直したりこうやってアウトプットの機会ができたりしていいなと思ったので、今日はメモの一日にしたいと思った。

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