心臓カテーテル検査の事前説明
循環器の先生から、心臓カテーテルを行うのに、
事前の説明がありました。
術後、簡単な結果説明を受け、正式には4/17に検査結果を受け取ります。
簡単な説明では、2年前にカテーテル検査した時と
大きくは変わっていませんが、多少流れが悪くなっているという事で、
詳細なカテーテル検査結果と血液検査のデータから、
おそらく薬による治療か、狭いところのバルーンとステント内の
塊を排除するカテーテル手術を行うとのこと。
それにより、2/2に通院途中で倒れた理由、虚血か不整脈かがわかります。
ぼそっと先生が言ったのは、
「透析で水を引きすぎると、血管が詰まりやすくなるんだよなぁ。」
まぁ、実際、透析病院のドライウエイトの変遷はとんでもないし、
透析中に血圧が下がりすぎて意識がなくなるまで、透析するので、
慌てて水を戻すという、医者ではない技術屋が考えても
理屈に合わないやり方をしています。
折れ線グラフがドライウエイトの変遷で、
棒グラフがドライウエイトを変更するまでの日数です。
1/1から長くて14日間、短いと2日間で
ドライウエイトを0.5Kg程度下げるという、
もう少し体が安定するまで、待ってほしいです。
ドライウエイトを下げる理由が、
β2-マイクログロブリン(β2MG,BMG)の値が高いのと
血中 C-ペプチド(CPR)の値が高いからと言う理由です。
β2-マイクログロブリン(β2MG,BMG)の示す指標は
「腎機能障害の程度を知る指標としてばかりでなく、
悪性腫瘍や自己免疫性疾患をはじめとする種々の疾患の
診断・経過及び予後判定などに応用する」という事で
この値を下げるには、リクセルと言うβ2-ミクログロブリン吸着のカラム、
又は、ハイパフォーマンス膜、on-line HDFが有効です。
実際に透析に使っているダイアライザーはABH22LAで、
on-line で透析を行っています。
補液流量は 200mℓ/minで、血流量は200mℓ/minです。
血中C-ペプチド測定の意義は、ほぼ血中IRI値の場合と同じであり、
インスリン投与時、あるいは、インスリン抗体が存在する場合の
膵β細胞のインスリン分泌能評価に有用です。
インスリンの血中の半減期は4分で、血中C-ペプチドの半減期は30分です。
減少する疾患
下垂体機能低下症,、褐色細胞腫,、糖尿病、副腎不全
上昇する疾患-①インスリン高値
インスリノーマ、インスリン自己免疫症候群(インスリン抗体の存在)、
プロインスリン血症
上昇する疾患-②インスリン正常
インスリノーマ、腎不全
血中C-ペプチドを下げるには運動が一番ですが、
透析をすると筋力が減少し、体力も気力も無くなり、
運動する気にもなりません。
本当はインスリノーマの検査をした方が良いのではないかと
思いますが、そんなことは言わないですねぇ。
これらのことより、β2-マイクログロブリンを下げるには
リクセルと言うβ2-ミクログロブリン吸着のカラムを追加するのが
有効で、血中C-ペプチドを下げるには運動が有効となりますが、
余計なカラムを加える気はなさそうですし、今の透析の状態では
筋力が落ちる一方で、運動もままなりません。
これぐらいのことは医者ではない技術屋でも調べれは理解できます。
循環器の先生の検査結果を見て、
透析の先生は何を思うのでしょうか?
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