見出し画像

この一週間で何があった? 

先週の月曜日(2月20日)の回診では、 
患者さんの血液検査の数値が悪かったのだろう、 
かなり離れているにも関わらず、食事・水分制限を守れと 
怒っていた、高圧的、威圧的で人の話を聞かない先生が、  
今日(2月27日)の回診では、まぁ、どうしたのか、
透析時に血圧が低下して胸が痛くなると言ったら
ドライウエイトを300g戻した。
ほかの患者にも、血液検査の説明をしていた。

この一週間で、一体何があったのだろうか?

以前も記事にしたが、ドライウエイトの設定において
急激な血圧の変動は重大なリスクになる。

透析を始めてから、ずーっと体が痒くて、全身特に背中と肩と腕が赤く、
寝ている内にかきむしってしまい、かさぶただらけで、
何とかしてほしいと言ったら、
皮膚科へ行けと言われ、TMG朝霞医療センターで見てもらい、
皮膚科の先生から、透析が悪さをしてると思うと言われ、
それも伝えたが、透析などに変更はなく、ただ、ドライウエイトを下げろ
と言う指示で、同じ薬は処方されていた。
看護師(技師かな?)に、先生に毒素を抜く方法が無いか、
ダイアライザーを変えたりできないか、聞いてもらうように、
何度も言っていた。

12月にドライウエイトを 70.0Kg から 69.5Kg に下げたら、筋力が落ち、
日常でも、胸が痛いと言う事があり、1か月たたずに、
ドライウエイトを 69.8Kg に上げ、透析時の血圧や、
体重が安定してきたので、ほ液速度を150 から 180 に上げる。
かゆみは変わらずだが、背中の赤みは少し良くなる。
1月にほ液速度を 180 から 200 に上げる。
段々、腕の赤みは減るが、まだ赤いし、痒い。
もう少し様子を見るのが良いのだろうと思っていら、
2月の頭で、血液検査とレントゲンでドライウエイトを 69.5Kg にしろと
言われ、食事制限を強める。
2月に入って、透析中に血圧が極端に下がる日が何度かあり、
透析中に、また、胸が痛くなった。
そこで、ドライウエイトを戻してほしいと言ったところ、
前述にあるように、直ちに、ドライウエイトを 69.8Kgに戻す。

本当に、この一週間で何があったのだろうか?

企業では、普通にアンガーマネジメントなどを
管理者の教育に導入する場合も多く、
自分も十分教育も受けたし、実際に使っている。
見た目は、怒っている振りをして、
交渉の一手段として利用したりしている。
ただ、年寄りになると、怒りの沸点が下がっているのは感じるが、
怒りのコントロールは出来ていると思う。
まぁ、出来て無ければ、黙って殴られたりはしないでしょう。

多分、病院の先生はアンガーマネジメントなんて
受たことも無いのだろうなぁと思う。

保育士とか、学校の先生とか、医者とかこそ、
アンガーマネジメントは出来ないといけないと思います。

元企業人として、ちょっと計算してみますと、
たとえば、25ベッドで、週三回、午前と午後の
2回透析とすると、25×2×2人の透析患者を見ます。
透析患者には助成金で支出はありませんが、国から一人当り
年間 約500万円のお金が病院に出ます。
透析だけの収入が100人×500万円になります。
金額にすると、約500,000,000円(約五億円/年)、
支出は人件費と、機器などの減価償却、土地が持ち土地でなければ
賃借料などかかりますが、目の前の駐車場は時間貸しも兼ねていますし、
ほかにも、消耗品、シーツなどの洗濯費用などなどですかね。
まぁ、部品工場などの、損益分岐点と比較しても、割に合う商売ですね。

透析は一度始めると死ぬまでしなければいけないし、
ある程度、いい加減でも、
透析開始から10年後の生存率は約50%と言われ、
半分は10年後にはいません。
次から次へと透析患者は現れるので、顧客が居なくなることは無く、
儲かる商売と言われていました。

こうやって見ると、医療はサービス業ですよね。
そうすると、患者は顧客です

まぁ、何が言いたいかと言うと、
病院はどちらの方向を見て仕事をしているのだろう?
と言うことです。
企業なら、「顧客第一」が当たり前です。


この記事が参加している募集

この街がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?