「ALPS処理水の海洋放出を巡って」　　　　　　と言う記事の紹介（3）

福島の風評被害をなくすためにも、風評被害を広めないためにも、　
かなり長いですが、読んでいただくとありがたいです。　

この記事を読んだ時、なんか違うと、違和感を覚え、コメントをしました。　　　
前回のコメント内容はこちら。

noteの仕様で、コメントが消されているようです。　

2023年9月2日 11:11
実は昔からの経緯があります。
40数年前のことですが、日本政府が低レベル放射性廃棄物の海洋処分
（海中のかなり深いところに沈めることを指します）計画を作ったことが
あります。
そのとき、太平洋諸国は強く反対しました。
日本側の説明はこれは低レベルで環境にほとんど影響を与えないと
いうものでした。
当時、アメリカでやはり太平洋岸で海洋処分していたのですが、
確かドラム管に入れて投棄していたのが、ドラム缶が腐食して内容物が
漏出していることがたまたま見つかったということが重なりました。
そうしたことも重なり、太平洋諸国の反発もあり計画は撤回されました。
今回は指摘されていますように幾つかの政府は日本側の海洋放出に
理解を示していますが、住民には懸念の意見が残ります。
その懸念は中国側の扇動によるというよりは、もっと昔からのものです。
かつて米国やフランスが、核実験を太平洋諸島で繰り返したことも
記憶にあるのです。
自分たちの島が先進国にいいように利用され汚染されてきたという反発が
根にあると思います。
PIFの人々の懸念には真摯な対応が必要です。

2023年9月3日 08:47　→　2023年9月4日 05:42　再投稿
コメントが消えているみたいですね。
再度、コメントします。

2023年9月2日 11:36　→　2023年9月3日 08:47　再投稿　→
2023年9月4日 05:46　再々投稿　
「40数年前のことですが、日本政府が低レベル放射性廃棄物の
海洋処分～環境にほとんど影響を与えないというものでした。」
これは実際に検討すらできない問題ですよ。
実際、今回の海洋排水では日本の政府は議会で検討すらしていません。
なぜなら、海洋投棄は国際法で禁止されています。
確か、1990年のロンドン条約だったと思います。
なので、近海に海洋放出すると言う方法を取って、
モニタリングを行って、問題がないことを、国際機関を通して
発表します。
当然、モニタリングサンプルも国際機関IAEAで検査測定します。

核実験による核に対する忌避感はわかりますが、科学的根拠をもって
日本政府は色々な国に説明を行い、科学的根拠をもって、
各国は海洋排水に問題はないことを表明しているのだと思います。

ただ、処理水を排出させてくださいと言っているわけではありません。

また、日本がODAなどをちらつかせて、
表明させているわけでもありません。
各主権国家が対等な立場で、国際機関の提言を受け入れていると
思います。

2023年9月2日 11:46　→　2023年9月3日 08:48　再投稿　→　
2023年9月5日 05:07　再々投稿
「PIFの人々の懸念には真摯な対応が必要です。」
日本の政府が、世界の人々、一人一人に頭を下げて説明をする
必要があるとお思いでしょうか？
また、それが可能とお思いでしょうか？

各国には、その国の国民から選ばれた国家元首がいます。
まぁ、一部の独裁国家や専制国家は違いますが、
それでも、国王などの国の代表者が、国民を代弁して、
処理水の排水を認めてもらうしか方法は無いと思います。

その為に、日本の政府は色々な国に出かけて、処理水に問題がないことを
科学的根拠に基づいて、説明して、理解してもらい、
了解してもらっています。

これ以上の現実的対応に不満があるのならば、
代替え案を教えてください。

それこそ、処理水を汚染水と呼んだりして、
不安の拡散はしてほしくはないです。

そのような言動こそが、流言飛語、デマと思いますよ。

ここまでが記事に対する、私のコメントです。

noteの仕様上、コメントが消えてばかりいるので、
この後はコメントするのはやめようかと思います。

まとめと言うか、雑感です
海洋排水に反対する人の記事を読むと、
わざとミスリードするような記事が多いです。
多くの科学者と言ってみたり、
多くの日本人と言ってみたり、
調べると、全然そんなことはないのですけれど、
他人の記事の一部だけを切り取り、
都合のいいように切り貼りして記事にしています。

また、反論も判に押したように同じ反論か、
反論できなくなると、論旨のすり替えをします。

こちらは事実を積み上げて、語ると、
韓国ではありませんが、真摯な対応が必要だとか、
一歩下がって低姿勢で対応するべきだとか言ってきます。

そして、こちらから、政府の対応に不満があるのなら
代替え案を教えてほしいと言うと、返事がきません。

そして、東電で処理水を使用しろと言われたので、
その海水を含んだ処理水の使用方法を技術屋として、考えました。
海水を真水にすれば、
海洋排水に反対する人たちの要求を呑めると考え、
海水を含んだ処理水を真水化する方法として、
淡水化プラントと言う方法があり、
それには莫大な電力と、たくさんの淡水化プラントが必要で、
まぁ、福島では地理的にも建設が難しいし、
仮に建設できたとしても、原子力が使えない現状では
電力がひっ迫します。
そうすると、必然的に電力が使えない場所や地域が発生します。
電気がない生活に協力しないと
東電で処理水を使用しろと言う要求には答えられないと思います。
要求するけど、自分だけは関係ないと言うのは
人としてどうかなと思います。
電力が使えなくなると、医療関係で死ぬ人が多くなると言うことも
想像ができないようで、電気代は高いから払わないし
スマホも使えなくなりますと言う、意見になりました。

まぁ、このように他者を思いやれないのが
海洋排水に反対する人達なのだと思います。

あきれるしかありません。