翠園酒楼 Jade Garden 飲茶
香港の街中、尖沙咀の加拿分道に「翠園酒楼 jade garden」と言う飲茶のお店が2002年頃までありました。 一階は受付と順番待ちの椅子がおいてあり、二階から四階までが飲茶をやっており、朝からいつも混んでいました。
1987年に飲茶を食べている写真。
1988年の写真。
その後、加拿分道のお店は閉めてしまい、スタフェリー乗り場の側、星光行(スターハウス)の4階に新しくオープンしています。
昔と変わらず、順番待ちの椅子があり、混んでいるお店でした。
当然、新聞を片手におじさんが一人で飲茶をするのが多いです。
香港の飲茶と言えば、新聞とおじさん、たまにおばさん。
お店の中に入っても、当然のように新聞があちらこちらに見えます。
いつでも、混んでいました。
ここは「蝦餃」
と「鮮蝦腸粉」
が美味しかったです。
一番最初に覚えた広東語が「有没有蝦餃?」でした。
馬拉糕(マカオ風カステラ)もとろける美味しさ。
当時は、ワゴン式の飲茶です。
おばちゃんが通ると、すぐさま止めて、美味しそうなものを指さすと、テーブルに置いて、ハンコをポンと押します。
また、ワゴンで回っていないものも、注文できます。
おなかが減っていると、お粥も美味しいです。 特にピータン粥は最高。
コショウとお醤油を少し垂らすと、一人でどんぶり一杯食べれます。
お金に余裕があるのなら、フカヒレ餃子もおすすめです。
本格的なフカヒレ料理には敵いませんが、香港でフカヒレを食べたとは言えるでしょう。
ほかにも美味しいものは沢山あります。
焼売も美味しい。
鳳凰爪も美味しい。
チャーシュー包子も美味しい。
翡翠餃子も美味しい。
牛白葉も美味しい。
蒸し餃子も美味しい。
あぁ、揚げワンタンは絶品。 ぷりぷりの蝦がサクサクの皮に包まれて、お茶よりビールが欲しいです。
飲茶と言えば、お茶、Asian View 大姐が記事にしていましたが、
香港では、菊花普洱茶か、眉寿茶を主に飲んでいました。
菊花にも色々ランクがあり、高いものは普洱茶の値段に、20HK$もプラスされます。 1988年頃は、菊花普洱茶の方が普通で、普洱茶を飲む人は少なかった。 2000年頃になると、菊花が別料金になっていました。
普洱茶は今は日本でも有名になり、プーアル茶の名前で日本で普通に買えるようになりました。
実を言うと、眉寿茶が一番好きです。 味は紅茶に近く、ほんのり甘味が感じられ、飲茶に合わせると言うより、トーストなどに合わせる方が美味しいお茶です。 日本では入手できないのが残念。 そんなに高いお茶ではないのですが、どこも輸入していません。 いまなら、流行りそうな気がします。 亀ゼリーとか豆腐花といっしょに誰かが原宿あたりで始めるといいなぁ。
香港、あぁ、香港。 香港にいきたいなぁ・・・
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