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【2024年5月】「メンタル・クエスト 心のHPが0になりそうな自分をラクにする本 (著)鈴木 裕介」を読んで - その「べき」は自分を幸せにしますか?

おはようございます、chinです。
メンタル・クエスト 心のHPが0になりそうな自分をラクにする本 (著)鈴木 裕介」について紹介します。

きっかけ

図書館で目について、読みやすそうだったので。

本の紹介

●人の顔色を窺ってばかりで自分の意見が言えない
●周りの期待に必死に応えようとして、自分が何をしたいのかわからない
●自分のことが嫌い そんな生きづらさを「ちょっとラクにする」方法をまとめたのが本書です。
著者の鈴木裕介氏は、秋葉原のクリニックで、傷ついた心に寄り添う心療内科医・産業医。
大のゲーム好きで「生きづらさからの脱却と、ロールプレイングゲーム(RPG)の攻略は似ている」と話します。
「RPGの攻略プロセスは、まず操作するキャラのタイプや能力を知る。
次にそのキャラが苦手な敵やトラップを知る。
そしてそれらを回避するための技を磨き、レベルアップしていく。
生きづらさからの脱却法もこれと同じです。
まずは、自分というキャラのタイプ、能力をよく知ること。
次に自分のようなタイプの行動や思考のクセを知り、陥りやすい不幸のトラップに気づくこと。
そして現実世界で地道に経験を重ねて、徐々にハードモードを抜け出す方法を習得する。
これが攻略法です」ゲームになぞらえて生きづらさの攻略法をまとめた、日本一ポップで読みやすいメンタルヘルス本。
あなただけの“セーブポイント(安心の拠点)”を作る方法をお伝えします。

読みやすい

99.9%は幸せの素人」でも同様ですが、
太線や傍線で非常に読みやすいです。
また、某RPGの表現を利用されており、
なおわかりやすいです。

「べき」は「〜するのが趣味」と言い換えると楽になる。

自己分析で私は「べき思考」が強いと認識しています。
この「べき」が「呪いの装備」かもしれないと、本では述べられています。
盲目的に装備することで自分を苦しめているのではないかと。

そこで手放す手段として、「〜するのが趣味」と言い換えてみては?と提言されています。
キッチリするべき→キッチリするのが趣味」といった感じです。
こうすることで、少なくとも他人には強要しなくなります。
寛大になり、他人の行動でストレスを感じることは減るでしょう。

「べき」の選択と集中

また本書では、できるだけ「べき」を排除した方が良いとされています。
その「べき」を削ぎ落としていって残ったものが、
自分の軸、大事にしたい価値観・信念なのではないかと思います。

参考文献にnoteの記事が紹介されています

この本では参考文献がいつくか紹介されています。
2020年出版の最近の本なのでWebメディアも参考にします。
その中で「「オレンジジュースを飲みたいのか?飲むべきなのか?」休職したときの話。」というnoteの投稿がありました。

5年前の記事ですが、非常に参考になります。
こちらは別途記事で紹介します。

さいごに

いろんな本を読んできましたが、
おおよそ見たことがあるような内容でした。
「自分ってそうだねー」「そうやって考えるようにすると楽になれるよねー」
と、思えるようになってきました。
この本はとてもよくまとまっていました。

そろそろ自分探しも終わりに近づいているような気がします。

今日はここまでです。
読んでいただいて、ありがとうございました。

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