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#650 好きなことは仕事にしない方がいいのか? - ワーママはるhttps://voicy.jp/channel/862/138910#Voicy 好き以外もやることが増えるアンダーマイニング効果内発的動機が外発報酬によって変わる

#650 好きなことは仕事にしない方がいいのか? - ワーママはる
https://voicy.jp/channel/862/138910
#Voicy
好き以外もやることが増える
アンダーマイニング効果
内発的動機が外発報酬によって変わる

ようこそ、ワーママはるラジオへ
この番組は、ワーキングマザーの方々かワーママサバイバルを賢く強かに楽しく生きていくのか。
そんなテーマでお届けしております。
はい、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
今日はいただいておりましたメッセージをもとにお話してみたいなと思います。
どんなテーマかですが、好きなことを仕事にしない方がいいのかしてもいいのかというテーマになります。
皆さん、会社員の方が今のご職業、好きな仕事でしょうか?それともフリーランスもしくは個人で会社などをされてる方が好きな業種でしょうか?
これら含めまして、私なりの考えと質問者さんのご質問をうまく繋げながら分解してみたいと思いますので、好きなことを仕事にしたいなと思っている人や、仕事にしていいのかなと迷っている人、好きなことを仕事にしたはずなのにと思っているような方がいらっしゃいましたら、どうぞお付き合いください。
はい、では今日はいただいておりましたメッセージをもとに私なりの考えを含めて分解してみたいなと思います。
いただいておりましたメッセージを簡単にご紹介しますと、はるさんはもともと会社員でありましたが、自分の好きなことを仕事にするために、今、サバティカルタイムをされているんだと勝手に解釈しています。
私自身は、そういった生き方に憧れる気持ちはあるけども、好きなことを仕事にしない方がいいと思っています。
理由としては、好きなことを仕事にしてしまうと、好きなことをやりすぎることによって、好きじゃなくなってしまうんじゃないかという変な恐怖があるからです。
今の時代、好きなことを見つけなさいと言われても、見つけられない人の方が圧倒的に多いと思います。
その中で、私の場合は好きなことが見つかっています。
これを大事に温めながら、このまま会社員を続けて、定年までそれを温めておこう、ずっと趣味としてうまく生かしていこうと思っています。
好きなことは仕事にしない方がいいと私は思っていますが、ハルさんは好きなことを仕事にされようとしています。
この違いは何なのかもしよろしければ分解されてみてくださいというふうにいただいております。
興味深い質問だなと思いましたし、過去にもこういう話をしたことがあるようなないような、多分ないと思いましたので、今日は取り上げてみたいと思います。
皆さんは好きなことを仕事にした方がいいと思いますか?しない方がいいと思いますか、はたまた現状好きなことが仕事になってますでしょうか?
なってないでしょうか?
これはですね、結構難しい質問だなと思いながら、答えていきたいと思います。
私なりの解釈になりますので、違うお考えを持つ方ももちろん、それはそれでいいと思いますので、コメント欄でお待ちしております。
では、まず好きなことを仕事にするデメリットから考えてみたいと思います。
デメリットは、ご質問者さんが書かれていたように、スキをやりすぎると、好きじゃなくなるんじゃないかという気持ち的な問題があると書かれておりました。
これはあるかもしれないですね。
ただその好きの度合いにもよると思いまして、私、過去の会で好きを娯楽化するというvoicyをですね、放送しております。
よろしければ検索されてください。
そこでも触れておりますが、本当に好きなことってですね。
多分、24時間できるんですよね。
絵を書くのが好きとかですね、音楽作るのが好きとか、小説書くの好きという方、いらっしゃいます。
そういう方は、別に時間的にお金的動機がなくても、多分書くと思いますし、やると思います。
これはですね、自分が好きだからやってるっていうよりも、好きとかいう意識も飛び越えてやってらっしゃると思いますので、いわゆる量がですね、増えてくるんですよね。
やりすぎると好きじゃなくなるっていう状態は確かに来るかもしれませんが、それってですね、多分、本当は好きじゃないんじゃないかなとちょっと思ったりします。
ただ、そこまで専門的境地に行ける人っていうのは少ないと思いますので、ほどほどでいいという考え方は私は個人的には好きなので、好きをやり過ぎると、好きじゃなくなるっていう可能性がデメリットを一つに含んでおきたいなというふうに思います。
私自身がですね、好きをやりすぎて、好きを仕事にしてしまって、何が嫌なのかというのを考えてみると、多分ですね。
好きなこと以外をやらなきゃいけなくなるから、好きなことが嫌になっていくんじゃないかなと思います。
どういうことかというと、例えばイラストが好きな人がいらっしゃったとしますよね。
イラストだけ書いてれば満足と思っていても、個人でその仕事にしようと思った場合は、多分、仕事を取るための営業活動をしたりとか、何だろう経理関係、請求書を発行したりとか、払ってもらったかどうか確認したりとか、あと、その仕事のやりとりのメールとか、必要になってきますよね。
仕事をどこで受けるとか、あと契約書とか、取り決め書とか、特商法の何かホームページに記載をしなきゃいけないとか、個人情報保護法を書かなきゃいけないとか、いろいろやるべきことができてきます。
なので、好きをやり続ける、それが100%だとしたら、好き以外をやる度合いが増えていくので、好きを仕事にすると、好きなことやってたはずなのになんとなく好きなことが面倒くさくなっていくっていう気持ちもあるんだろうなと思います。
これ多分ですね、マネージャーさんがつくとか、どこかのアットホームにガンっと作品を入れてしまうとかですね。そういうことをやれば、そういった事務的な面倒くさいことから解放されるので、好きが継続する可能性が高くなりますが、一般的には、イラストで食べていこうと思ったらある程度、自分1人で初速をつけないといけませんので、それらをやってことでどんどん摩耗していく、それが好きじゃなくなるっていうことはあるんだろうなと感じています。
もう一つですね感じているのが、アンダーマイニング効果ですね。
これ私、過去の放送でも触れていますが、いわゆる内発的動機づけなんですよね。
内側から誰に頼まれなくてもやりたいことになります。
でも、その好きにですね、市場から金銭的価値が付けられてしまいます。
例えばあなたのイラスト1万円ねとか、2万円とかつきますよね。
それと今度はですね、それを生活のメインに仕事にしようと思うと、それが外発的になっていくんですよね。
これが内発的動機から外発的動機に変わってしまう。
アンダーマイニング効果と言われます。
この例だと、ちょっとわかりにくいので、子供の例で例えますが、例えば子供がですね、ものすごく絵を描くのが上手だとします。
毎日毎日頼まれもせず、絵を描いていたのに、お母さんがあなた絵上手だから、絵描くたびに100円あげるわって言ったらですね。
だんだん100円が欲しくて、絵を描いているのか、自分か好きで絵を描いているのかわからなくなってくるんですよね。
最終的には絵を書かなくなっていくっていうことが、心理学上、報告されています。
なぜかというと100円が欲しくて描いてるのかなっていう外発的動機に変わっていくんですよね。
そうすると本来内側から湧いていた動機が消えてしまうので、これは、好きなことを仕事にするという場面ではあるんじゃないかなと感じています。
この2点が多分好きを仕事にするとですね、好きじゃなくなるっていうふうに変わっていく可能性はあることかなと感じながら、分解してみました。
じゃあ、好きな仕事にするメリットは何かを考えてみたいと思います。
これは先ほど申しましたように好きなことなので、好きが娯楽化します。
例えば仕事で会社員でこれだけやっててと言われたら、
1日8時間終わったら、さよならって、次、プライベートの時間としていろんな自分の好きなことできますが、好きな24時間ですね、自分の仕事になってるので、多分、24時間考え続けるんですよね。
となると、どうなるかと言われたら、1日8時間しかその仕事をしてない人よりも24時間そのことを考えて、それをパフォーマンスとして出そうとしてきますので、圧倒的に量のフェーズを超えるのが、早くなると思います。
そうすると仕事で収入を得るというときに、その最初の初速付けがスピード上がってできると思いますので、ここはメリットなんじゃないかなと思います。
ただ一点ここはデメリットに繋がる危険性があって、要はですね、24時間仕事のことを考えている人間っていうのはやっぱり疲れてきます。
疲れていくと、体調を壊したりとか、肉体をですね。
疲労したりして、最終的には好きなことが続かなくなる可能性があるので、この辺は注意が必要だなと思います。
続いて、もう一点好きのメリットがあると思っていまして、好きだとですね、例えば、精神的に嫌なことがあっても、いわゆるパッションですね。
情熱で乗り越えられるもしくは、情熱でいろんなことに対してですね、繰り下げることができるんじゃないかなというふうに思っています。
例えば95%の完成度までいったと、残り5%はまぁいいかな。
時間も時間だしって思っても、多分、イラストとか技術の世界でその5%がものすごい差はあるんだと思うんですよね。
そこにパッション、情熱を持って挑めるっていうことは好きを仕事にしていくと、要は才能が認められやすくなるし、自分の作品が良いものになりやすくなる可能性があるんじゃないかなと思っています。
以上、私なりに思うデメリットからメリットまで挙げてみましたが、私自身の振り返りとしてお話をしてみます。
私自身は好きなこととしては、ヨガをお仕事にしています。
これは私なりにメリットがいろいろありまして、私はヨガの勉強するの好きなんですが、その知識とかですね。
体験が失われていくのがすごいもったいないなと思っていました。
会社員をしていると、どうしてもですね。
それらの経験を出す場がないので、要はインプットばかり膨らんで、アウトプットする機会がないので、急速に忘れていきます。
今回、私はそのヨガも自分のやりたいことを一つとして、お仕事にしたことで、自分の学びがより深まる、自分の中に体系的にそういう経験が蓄積していってるので、これはありがたいことだなというふうに思っています。
今のところ、ヨガに関してはですね、ヨガにまつわる所ですね。
事務手続きとかWebページの更新とか、あと何だろう、人とのやりとりとかですね、大変な部分もありますが、それもすごく勉強になっているので、嫌だという気持ちは今のところありません。
あと文章を書く系の話もあるんですが、私ですね、本を読むのが好きなので、それは蓄積として生きてるなと思いますが、これは逆にですね、私、本を読んでいる分、自分のアウトプットのレベルの低さが際立って色々悩ましいなお思うことが多々あります。
なので好きは好きなんですが、好きであるがゆえに変な知識がたまっていて、ここはなんとなく自分の中で好きがうまく出てこないんですよね。
パッションにブレーキをかけている感じを、時々思ったりします。
なので同じ好きなことを仕事にするという観点で、ヨガと分泌を比べてみても、感じ方が全然違います。
つまりやってみないとわからないんだなっていうことが私の最終的な結論なんですよね。
ご質問者さんもよければですね。
好きを仕事にするっていうのが、私はやめておきますっていうよりも、自分にとって向いているかどうかっていうのはやってみないとわかりませんので、好きを仕事にするっていう選択肢もあるな。
メリットデメリットはこれだったらぐらいは頭の中に入れておくと、これから人生100年時代ですので、考えが変わったときにお役に立つかもしれないなと思って、今日は分解してみました。

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