見出し画像

3回目の調停

だいすけです。

2ヶ月周期で訪れる調停が近づくと
気持ちが不安定になる。
今回は3回目の調停。


婚姻費用の決定



今回の調停は2つの宿題があり
いずれも妻が回答するものだった。


・課税証明の提示
・共同養育計画書案の提示


提出期限は8月末。
いっこうに送られてこない…

元々、妻はお尻に火がつかないと動けない人。
結局、提示してきたのは、調停の前日。

まぁ想定できていたので、
怒りと言うよりは、変わってないな…の印象。


課税証明をみると所得100万円…
え?毎日出勤してるんだよね!?


恐らく同居の時と同様に
遊んでいるとしか思えない…

放任主義なのは、
子育てにも色々あるので否定はしない。
ただ、その放任する時間は
子どもを支えるために稼いでよ!と思う…


あなたがゆとりでいれるのは、
他の誰かが補っているから。


親であり、僕であり…

今後、支援を受けるつもりでいるのなら
それは真面目に働いている人の税金。


自立する責務が親にはあると思うのだけれど…
連れ去ってからも
変わってないんだな…と思った…


そんな中、調停員より


「調停委員会にて話あった所、
 だいすけさんとお子さんの交流状態を
 考慮したら、(算定表通りではなく)
 今のだいすけさんの支払っている金額が
 妥当ではないか?となっております。」


え?

一瞬、思考が止まった…


別居後に支払っている婚姻費用は13.7万円
算定表では18万円。


前回の記事に書いていた主張が通った形となる。


ただ、調停なので
あくまでも当事者間の理解が必要となる。

結果的には僕の主張の結果が変わらないのは、
妻も面白くないだろう…
ということで14万円とした。


調停を起こした日から本日までの差額は
3000円x 10ヶ月は次月支払いとなった。


僕が納得しているか?といえば
Noだ。

算定表の算出根拠も曖昧で、
それでも養育費は良しとするも、
婚姻費用(妻の分を含む)は完全に権利の濫用。

子どもを連れ去って、真面目に働かずして、
私の分も払え!はおかしい。

だから、名目であっても、
そこは譲らず、子どもの教育費とした。


でも、婚姻費用の年間金額よりも少ない所得で

「ママが働いてるおかげでこの家は回る」

と子どもに伝えてるいるらしい。
子ども達に見透かされている事にも気づかず…

妻から提示された共同養育計画書



前回、僕は共同養育計画書の取り交わしなしでは
離婚はしないと伝えた。
そして、僕から共同養育計画書案を提示すると、
反発しかねないと判断し、
共同養育計画書を取り交わす大切さを示す資料を提示。



もしかしたら、抵抗するか?とも思ったけれど、
提出してきたのでほっとした。

内容的には違和感なく受け入れられる。

ただ、その内容は…
どこから雛形をそのまま使った?と思うような、
項目だけで内容が記載されてなかったり…
そもそもお酒を飲まない僕に、その様な文言があったり。


妻の提示してきた内容の概要



子どもの意思を尊重した上で


1〜5.面会交流関連
 毎週末宿泊、祭日大型連休は子どもの意思を尊重して決定
 移動は車とし、その費用は別居親負担

6.住居移動の通知
 1ヶ月前に通知

7.共に否定的な発言の禁止

8〜9.お酒、薬、タバコについての制限

10.共に旅行時は事前相談

11.緊急時の連絡手段

12.プレゼントの交換の不干渉

13.面会中の子どもの病院の付き添い

14.子どもの進学は子どもの意思を尊重し、
  協議し妻が決定する。

15.特別な出費時は協議


以上、15項目。
ただ、この場では持ち帰り検討するとした。
なぜなら、私は少しでも長引かせたいのだから。


子ども達からは父親として慕われており、
子どもの教育についても、
養う能力も十分に備えている。


親不適格でもないのに、
「強制単独親権」と言った、
この多様性を求める時代でありながら、
時代遅れの明治時代の制度下では
離婚したくないのだ。


今回の共同養育計画書に基づき、
私に求められた納期はまだ10月末。

さぁじっくり考えよう…


---

最後まで読んで頂きありがとうございました。


子どもは大人より
適応能力が高いと言われます。

それは子どもは
自分が無力である事を本能で知っているから。
離婚による環境変化を
子どもは受け入れざるを得ないのです。

「パパもママも仲良く一緒に楽しく!」

と思っている子どもの思いを
大人都合により
子どもの思いを裏切ってしまっているのです。


離婚を考える時、
最優先子どもの視点に立ってどうするか?
日本も明治時代の法制度の運用から、
世界スタンダードの
共同親権での法改正へと向かっています。


離婚を考えている人は、
その事実を子どもがいずれ知った時に


「親のわがままだったな」と思われないよう
「頑張ってくれてたんだな」となる様、


大人都合より子ども最優先で考えるべきと思います。

ご意見や感想等はお気軽にコメントください。

共同養育は離れて暮らす「子育て」 子育てなので正解はありません。多種多様です。僕の共同養育もあくまでもひとつのケースですが、共同養育を実践する上で大切な事や考え方、子どもとの接し方等について、ご相談お受けいたします。