雨を予言するかのように強く願ってるだけ


概ね晴れるでしょう。

テレビに背を向けて携帯をいじっていたから、気象予報士の一言だけが耳に入ってきた。明日の天気についてなのか、ここ1週間の概算なのか、どこの地域を指しているかまでは聞き取れなかった。

そんなもの、手元にあるスマホですぐ調べたらいいじゃない。そうお考えになるのもわかりますが、せっかく聞き逃したんだから、ここは一発心の中で賭け事といきましょう。

ここは、順当に明日の朝から自分の住んでいる地域が晴れると予想するのが一番人気でしょう。

だって、「晴れ」というヒントは大きいですし、全国のどこかが晴れている日は結構な範囲が晴れているはず。そう予想してみるのが一番無難で賢い選択でしょう。

いや、、、、みなさん。

逆にですよ?????(逆ぅ.......?)

全国の予報だったとして、遠くの遠くが晴れる可能性だってまだまだ残っているわけですよ。そんな簡単に晴れだと決めつけて諦めんでくださいよ。これで裏切られることがあるから面白いんでしょうよ。

日常の片隅にだって射幸心を抱いたってイインデス。期待値が低いものに敢えて期待するから面白いんでしょうよ。

射幸心(しゃこうしん、射倖心とも)とは、人間の心理として「幸運を得たい」と願う感情のことで、その心理的な欲求を抱く状態を意味する。しばしば「幸運によって他人よりも幸せに恵まれたい」という心理状態をも含む。古くから人は幸福を願うことにおいて、様々な儀式や占いや競技の結果の善し悪しで未来を予想したり、その結果に備えたりしてきた。そのような意味で風習や習慣やあるいは宗教儀式などの形で祭りや神事に姿を変え継承された文化も人間の射幸心によって体現されたものと解釈できる。

だから、私は、次の日の雨を予想するんだよ。心を燃やせ。

明日は雨が降ります。降ると言ったら降るんだよ。
晴れたら、大敗に悔しがりながら、めっちゃ散歩します。あ〜!悔しいなあ〜と思いながら清々しい散歩をします。

ここまで強く雨を願うやつ、世の中にあんまりいないね。雨降らします。世に言うアメフラシになります。いいえ、なりません。

それではまた明日。

自分を甘やかしてご褒美に使わせていただきます。