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遅咲きは人の幸せに寄り添える花を咲かせる。

早朝映画チャレンジは本日をもって終了します。

0時

次の日の8:25の映画を鑑賞することに決めてしまった。1日経ってから考えると、なぜその時間にしたのかはよくわからない。調子に乗っていたのかもしれない。

早く起きなきゃいけないから早く寝なきゃいけない。そんなプレッシャーがあるだけで睡眠の質は壊滅的に低下する。そもそも全然眠れなかった。

焦りが募るほど、冷静さを欠き、眠るための立ち回りがわからなくなり、不自然な環境で無理やり寝ようとしてしまった。

日付が変わる頃は私の体感だとまだまだ暑い。入眠して意識を失うあの感覚ではなく、体調が悪くて身体が危なくて意識を失いかけた。

熱中症の三歩前ぐらいで自分が無謀な挑戦に焦燥していることに気づき、ひとまず水分を補給し、身体の波が治るのを待った。

灼熱の部屋を諦め、リビングのソファーでも寝ようとした、案の定眠れない。
遅くなるほど焦り、焦るほど眠れない最悪のスパイラルに見舞われ、いつもと変わらない4時までだらだらとして、寝るしか選択肢がなくなるまで待つことにした。

力尽き、4時半以降の記憶がない、その辺りで倒れるように眠った。

8時

目が覚めたのはAM8時。映画開始予定時刻の30分前に起きた。

文字の通り飛び起きて、シャワーのアーチを潜り、バンドTとワイドデニムの一瞬で着られるコーデを完成させ、自転車を爆走させた。
朝ご飯は食べられなかった。信号が渡るとき全て青に変わった。
不思議な感覚に陥った。ここまできたら間に合わせたいし、「頑張れ!」と沿道がエールをくれていた気がした。

運動不足のせいで、少しでも無理をすると身体のバランスを崩してしまう私は、なんとか映画館に時間ぴったりに到着する。時刻は8:25。半券を見せて、スクリーン12に案内される。

フラフラする、呼吸が苦しい、手足が痺れる。
しっかりと熱中症になっていた。でも、ここまでして辿り着いたスクリーン12から出るのは絶対に避けたかった。
映画の開始時間になんとか間に合わせることができたものの、自分のことでいっぱいいっぱいになっていた。こんなご時世ではあるが、正直それどころじゃないんだよ。
涙を拭うために持ってきたハンカチで汗を拭い、楽な姿勢を探す。席が一つ飛ばしだから、かなり大っぴらな態度を取っていた。

少しずつドリンクを入れる、がぶ飲みすると拒絶反応が出るから少しずつ。
痺れがマシになってきたところでドリンクを飲み干していた。途中途中で目眩がしたが、それ以上に映画に感動してて、泣いてた。ハンカチを意図した形で使えて嬉しかった。

一体何の映画をそこまでして見たかったのかというと、日向坂46のドキュメンタリー映画を見たかったのだ。以前からファンだったこともあって、随所で感動し涙を流してしまった。

一人が好きな人間でもグループを見て感動できる。まだ自分も何かできるかもしれないと思えた。何よりも流した涙がその証のような気がした。

大成するまでに時間がかかったグループの形を描いていた。

この映画を見て思い出したことがあった。

いち早く成功を収める人よりも、たくさんの苦悩を乗り越えて、遠回りした人は、誰よりも素敵な花を咲かせる。

苦い思いをしてきた過去があると、それは負の遺産にはならない。人としての深みが出るだけだ。
万物に失敗は存在しないのかもしれない。懐が深いほど、誰かをプラスにする強靭な力を身につけている。だから、若いうちにたくさん失敗したい。

次の0時

映画を朝から見るのは私からしたら今は失敗だ。
次はレイトショーに切り替えるつもりだ。自分なりの鑑賞ルールを決めて、映画を楽しめる鉄則を作りたい。

ここまでくると夜型で天下を取ってみたくなってきた。
夜にでも楽しめるアクティビティがあったら教えてください。
朝型の人間に負けないエネルギーで夜を過ごすのが一つの目標だ。

モーニングルーティーンに負けないナイトルーティーンっていいかも....

遂にYou Tubeに進出する時が来たか!!!

ここまでお読みいただき有り難うございました。

自分を甘やかしてご褒美に使わせていただきます。