「治す」ことが目的ではなく「治る力」をつけること
自然療法から生きる力を学ぶ
チャイルドケアの自然療法では、極端に言えば何もしない、何も「悪い」ものとして捉えません。あるがままを知ることからスタートします。
そして、あるがままの状況を理解し、その状況に見合ったバランスを図り、よりよく調えていくことです。そうすることで、変化に柔軟に対応していき
ます。そのために「自然」を知り、方法として様々な自然療法を利用します。
また、私たちも自然の一部として、自分たちの在り方を考えていきます。自然には木々や植物のように見える自然と、空気や風のような見えない自然
があります。そうした見えるものと見えないものへの意識を持つこともチャイルドケアの自然療法の捉え方です。
自然療法は、知識とともに、経験を重ねて得ていく「知恵」が必要になります。そして、その知恵を効率よく使うための「選択」「タイミング」や「使い方」も必要です。
そして、さらに「工夫」することで、より高い知恵をもつことができます。 まさに生きる力をつけるための柔軟な思考に繋がっていくと考え、依存的なケアの在り方から、補うケア、高めるケアとしてケアを発展させていくことを目指しています。
「治す」ことが目的ではなく「治る力」をつけること
現代医学は、現れた症状に対して処置 する対症療法、治すことを中心としています。それに対して自然療法とは、人が本来的に持っている「自然治癒力」を高める様々な療法を総称して「自然療法」としています。また、自然と人との関わり方をよりよい方向へと導いてくれる各アプローチも自然療法として捉えます。
チャイルドケアでは、ハーブ、アロマセラピー、東洋医学のほか家庭に取り入れやすい方法を提案しています。
自然界の穏やかな刺激を利用する自然療法は、自然界に存在する純粋な刺激や安らぎを相乗的に用いながら、生体が潜在的に持っている自己治癒力と自己調整機能に働きかけ、生体を活性させるものです。そして、人が本来持っている本能的な力や、内なる力を高めたり、強めたり、広げたり、深めたりすることもできます。
ただし、現代医学と違い個々に見合うものが異なる場合が多くあります。刺激、使い方、使うもの、使う頻度などは見合ったものを見つけていくことです。 チャイルドケアの学習では、特に植物との関りについて深めていこうと取り組んでいます。
【 講師プロフィール/松本美佳 】
チャイルドケア研究所代表/家庭教育学会常任理事/家庭教育支援協会理事/八洲学園大学公開講座講師
アロマセラピー、ハーブ療法、フラワーエッセンスなど各種自然療法を学び、’97より夫の治療院でセラピストとして活動。さらに、充実したケアを伝えるために講師活動を始める。同時に、家庭教育を専門的に学び、親子・家族・家庭を幅広い観点で考え、家庭の中で自然療法と家庭教育を取り入れた「チャイルドケア」を体系づけ、現在、さまざまな形で普及活動を行っている。
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