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こんなときどうする? #5 冬の薄着と厚着の実際

今年は、なかなかに寒い日が続いています。

私は冷え性が年々悪化してきて、どんどん厚着になるものの足の先は冷えたままのことが多く…なんとか改善したいものです。本当は内側から代謝や血行を良くして体をポカポカさせたい!


さて、お子さんを保育園や幼稚園に通わせている方は、園だよりやクラスだよりなどで、冬も「薄着で過ごしましょう」と書かれていることを一度は目にしたことがあると思います。

そうは言っても寒いし、風邪をひいたら困ると思い、お子さんについつい厚着をさせる事は無いでしょうか?

目安としては、大人の服装マイナス 1枚です。


子供たちは日常生活での代謝が大人と全然違います。もともとの体温も高いし、少し動くだけで体が温まりやすいんですね。

加えて、体温調節機能がまだ発達しきっていないことも関係しています。

以前、ユニクロさんの極暖ヒートテックに、厚手のニット、裏ボアのもこもこズボンに、ダウンジャケット、ムートンブーツと言う服装で保育園に来た子がいました。

一日中氷点下の屋外で過ごす時はいいかもしれませんが、家の中や、普段の生活の中では、その服装では熱がこもり、逆に具合が悪くなります。

また女の子の厚手のタイツも、気温に合わせて着脱がしにくく、よって体温調節がしにくくなるので、あまりオススメできません。

お母様がかなり重度の冷え性で、お子さんも寒くないようにと、いつも厚着をさせているご家庭がありましたが、そのお子さんは実はクラスの誰よりも風邪で休むことが多かったです。

逆に、走るのが大好きなお子さんなんかは、自ら半袖になり、それでもへっちゃらそうでした(笑)

やはり、薄着で過ごすことで、体温調節機能が発達しやすくなり、身体も強くなるようです。


どんな服装がいいのか

普通の生地の厚さのズボンに、肌着と長袖Tシャツまたはトレーナーで十分、といったイメージです。それでも子どもは動き出すと暖房の効いた室内では大汗をかいています(笑)(※首都圏の気候を想定した服装です)

外出時は、プラスで風を通しにくい上着を着れば問題ありません。

また、脱ぎ着がしやすく温度調節しやすいベストも、お子さんにはオススメです。

今はお子さん用のかわいいベストもたくさん売っていますよね。ぜひ選ぶのも楽しんでみてほしいと思います。

未来を担う子どもたちの健やかな成長を願って…。大切に使わせていただくことを約束します!