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CHILAN|仕事ができるの定義

こんにちは、どうも。

広島にあるモダンベトナミーズと自然派ワインのお店、CHILANのオーナーシェフをしているチラン(@fantoddycat)です。

noteは普段考えていることをつらつら殴り書きかつ思考整理している場所なので、お店の情報はコチラから。

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今回のテーマは「仕事ができるの定義」。

CHILANのブランディングをしてくれているデザイナーMMさんと「仕事ができるの定義」について話していて、自分の中でうまく言語化できたのでサクッとまとめてみました。

仕事ができる、とは


MMさんとは前職の人材系IT企業の元同僚というつながりで、私の入社当初からいたのでかれこれ5年ほどの付き合い。人材業界もITもリテラシーゼロで受付+まかない担当で入社した私が、数ヶ月して自社採用の人事メンバーになったのを横で見ていたひとり。

なんで受付から人事になれたの?

今までもよく聞かれた質問ですが、(すごいね、多才だからできるんだね)という意図を感じるたびになんだか違和感を感じていました。リテラシーもスキルもゼロ(なんならマイナス)だったのに、多才だからとかアナタだからとか、まるで最初からできたかのような表現はいまいちしっくりこず。けどなんでと聞かれても、これまたしっくりくる答えが見つからず。

どうやったの?

そうMMさんに聞かれてやっと自分なりの答えを見つけました。
正しい質問って大事ですね。

守るべきたったひとつのルール


まず「人事」になったのはたまたまです。上司が人事部長だったから、受付の空き時間に振られた雑務が人事の仕事であっただけでここに特に理由はありません。

どんな仕事であっても私がやることは基本的にひとつだけでした。

言われたことをやる。


以上です。
分かりやすく解像度を上げると

言われたことを期限前までにやり切る。

なぜこのルールを自分に課したかというと、飲食での経験から「意外と言われたことをやらない人が多い」のを見てきたからです。自分も最初はそっち側の人間だったので、見下しているとかでは決してないです。頑張っているのになぜ評価してくれないのか不思議に思ってたくらいです。今思うとから回っていました。

大事なのは勝手な解釈をしないこと。

これは意識トレーニングで改善できる問題でした。言い換えると、分からないことを分からない状態にしない、という感じです。研修中はこれを徹底的に意識しながら、言われた通りマニュアル通りに、ただ淡々と仕事をこなします。その中で3つステップを踏みます。

1. 言われたことを遂行する人材になる

当たり前のことのように聞こえて、意外とやらないもんです。ちょっとめんどくさい、ちょっと時間がない…で細かい工程を飛ばしたりしがちです。しかし特に最初は仕事の精度が大事です。

たったそれだけのことで、会社にとって言ったことを確実に遂行してくれる「教育コストのかからない人材」になれます。これは会社の規模やポジション、ジュニア/シニアに関わらず重宝されます。研修中から自分流に好き勝手やることで「教育コストのかかる人材」のラベルを貼られてしまうと、評価を受けづらくなります。評価されないと研修が長引くだけで、自由にやれるポジションから遠のいてしまいます。

2. 言われたことを期日までに遂行する人材になる

言ったことを遂行してくれる人材として評価されたら、次に「言ったことを期日までに遂行してくれる人材」の評価を取りに行きます。

研修中は言われた通りやっていれば、多少時間がかかっても許されます。ただ言われた通りにやって時間内にできないのであれば、ここから自己解釈をはさみながら時間内に終わらせる方法を模索します。

ここが無駄だな
こうしたらもっと楽だな

そして終わらせた仕事とともに、自己解釈を報告します。理にかなっていれば、解釈が採用されるかどうかはさておき「期日内に終わらせるために、考えて仕事をする人材」という追加点がもらえます。

この時点で大事にしていたことは「ミスをする前に確認すること」。自信ない業務箇所は、手を付ける前に上司に確認します。ここを蔑ろにしてミスすると、二度手間になって結果よけい時間がかかります。料理で考えると分かりやすいです。混ぜるかどうか分からないものをを混ぜてから大丈夫ですか?と聞いても、上司としてカバーしてあげられることは何もありません。なのでカバーしてもらうための定点観測ポイントを、期日前に余裕もって設定します。期日当日だとカバーが間に合わないこともあるので。

3. 言われたことを期日前に遂行する人材になる

上記工程を繰り返して自信ない箇所も克服し、仕事の精度を身に付けたら次はスピードです。「言ったことを期日前に遂行してくれる人材」の評価を取りに行きます。基本的に考えることは一緒です。

ここが無駄だな
こうしたらもっと楽だな

早ければ早いほうがいいですが、1日、極端にいえば1時間でも30分でもいいので、期日より早く仕事を終わらせます。これを繰り返すことで「任せられる、信頼できる人材」として認識されます。仕事を正確に、早く遂行する人材として信頼が生まれると仕事を任せてくれるようになります。より自己解釈で仕事ができたり、自由度が増します。

汎用性のあるマインドを


どこまでいっても仕事をするのは人間と人間です。

ビジネスである以上は、相手に利益を提供できる存在である必要があり、それはビジネス相手だけでなく身内(社内)においても同じだと思います。そのうえで大前提となる信頼をどうつくるか、私なりに言語化してみました。

皆さんの仕事ができるの定義はなんですか?

サポートいただいた資金は、我が家の毛玉2匹(保護猫)のために大切に使わせていただきます。たまにTwitterに登場します。