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【ご挨拶】2022年の振り返りと皆様へのお礼!

 2022年が終わります。
 なので、今回は振り返りの記事を書こうと思いました。
 普段はこんなことをしないのですが、そうせざる得ないと思わせるほど、この一年がこれまで40年の人生の中で、最も刺激的でした。

 まず、1月28日に「谷中の用心棒 萩尾大楽」が刊行されて作家デビュー。
 早速地元の書店を見て回るも、配本の関係で中々見当たらず。ならばと、「これ姪浜が舞台なんですよ~」と売り込みを開始。ありがたいことに、様々な書店で展開していただきました!

姪浜駅の中にある金文堂様
昔、バイトをしていたアシーネ様

 そうした中で「姪浜のSNSで紹介したらええやん!」と知り合った方に教えられ、姪浜STAY様に掲載。一気に地元での知名度がUP↑↑

 またアルファポリスさんも頑張っていただき、全国紙や雑誌にと色々と広告を打ってくださいました。

日経新聞/読売新聞
元寇の特集記事には谷中の用心棒の地図が!

 そんなことをしつつも、献本!献本!献本!
 夢だった時代小説SHOW様に取り上げていただくことに成功♪

 そんな献本が繋いだご縁が、書評家 や愛好者の目に留まり、日本歴史時代作家協会賞へノミネート!
 いやぁ、人生で一番しんどい一か月でしたが、ありがたいことに受賞。

 そして、授賞式に出席する為に上京!
 初めて一人で飛行機に乗り、東京へ。授賞式に遅れることは許されない! と、僕は自力で東京駅まで行く予定でしたが、成田?羽田?で担当さんに捕獲されて、無事に出席することが出来ました。

 憧れの作家、人気作家と肩を並べ、かつ客席には直木賞を受賞された作家を始め、錚々たる顔ぶれに「なんて場所に来たのだ」と戦慄を覚えるほど。
 また実際に読者の顔が見えたのも、本当に良かったです。「平岡がかっこいいです」「あのシーンが良かったです」などの感想や、女性のファンが多かった意外な発見も。
 これが何とも痺れる体験で、極上の愉悦。この感触を「もっと欲しい!」「欲しいから頑張る!」と自分のプラスになったと思います。

 また時期を同じくして、本業で関わらせていただいていた日販さんに、「僕、作家なんでイベントとかどうっすか!?」と冗談半分で言っちゃったら、なんと形になってしまい……これはヤバい!と人気作家の馳月さんを引き込んで、来年開催する、時代小説のすゝめが企画されました。

 他にも、尊敬する葉室麟先生が愛した秋月で、サイン本を作り、また知人たちに会って即席サイン会が出来たのも良かったなぁ。
 子供たちにも、第二の故郷たる秋月を見せてあげれたし。

秋月歴思堂様にて

 いやぁ、刺激的な一年でした。能動的に動いた結果が、全部繋がったのだとも思います。

 僕はドン・ウィンズロウ「犬の力」の主人公、アート・ケラーの言葉が大好きでして。
 それは<YOYO>の精神。

――ユーア・オン・ユア・オウン――

自分の道は自分で拓け


 人生、色々あるでしょう。制約もあります。しかし、それでも可能な限りは、自分で動くこと、決めることが大事。
 自分の運命を他人に委ねるなと。

 これは仕事でも一緒です。
 働きやすい職場環境は、自分たちで作り上げるのです。
 経営者、マネージャーたちは現場を知りません。そして待っていても、彼らが気持ちを汲んでくれることは殆ど無いです。
 ならば、自分たちで動くのです。彼らが納得しうる根拠を提示して。
(それを受け入れられない会社は駄目だと個人的に思います)

 と、こんなことも、2023年になれば過去の栄光です。
 23年に色々かます準備は進めています。それはそれで、また後日のお楽しみに。

 ただ、2022年を駆け抜けられたのも、支えて下さった皆様のお陰です。
 フォロワー様、読者様、作家仲間のみんな、関係各社の皆様、本当にありがとうございました。
 こうした結果が得られたのも、皆様の支えがあったからこそです。口では大きなことを言っていますが、僕一人では何も出来ません。

 本当にありがとうございました!

 追伸!
 現在筑前家は大変です。僕が25日から体調を崩し、2日の仕事始めまで仕事が休み。息子は昨日高熱と呼吸が怪しくなったので、救急病院へ。嫁さんが朝方まで付き添っておりました。そして、娘は夕方に盛大な嘔吐。トホホ。

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