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【第7回】地区防災計画学会誌の入手方法

質問 地区防災計画学会誌はどうしたら手に入りますか。どんな内容ですか。

概要

 地区防災計画学会誌の入手方法、内容について、以下2点紹介します。
 ①地区防災計画学会誌は、地区防災計画学会の会員等には無料送付。非会員の方も購入可能。
 ②地区防災計画学会誌最新号(21号)では、巻頭言、印象記(シンポジウムの記録)、5本の査読論文等掲載。
 ③地区防災計画学会誌第21号(2021年8月31日発刊)の主な目次

解説

①地区防災計画学会誌は、地区防災計画学会の会員等には無料送付。非会員の方も購入可能。

 地区防災計画学会誌を入手する方法ですが、地区防災計画学会の機関誌である地区防災計画学会誌は、年間3回程度発刊されており、原則として、地区防災計画学会の会員等には無料で送付されます。非会員の方も余分があれば、学会HPの指示に従って購入することができます。
 また、紙媒体のみで発行しています。会員等に向けた雑誌であるため、発行部数が少ないこともあり、最近は、同誌は発売と同時に売り切れてしまうことも珍しくありません。御興味のある方には、事前予約をおすすめしております。
 なお、次号(第22号)は、2021年12月18日発刊の予定です。

地区防災計画学会誌の購入について
地区防災計画学会誌のバックナンバーの目次

②地区防災計画学会誌第21号では、巻頭言、印象記(シンポジウムの記録)、5本の査読論文等掲載。

 地区防災計画学会誌の内容ですが、2021年8月に発刊された地区防災計画学会誌第21号では、巻頭言、印象記(シンポジウムの記録)、5本の査読論文等11本の記事が掲載されています。なお、論文等の内容は、土砂災害やコロナ対策に関する査読論文が中心になっています。
 地区防災計画学会誌は、現在は書店で購入したらネットショップで購入したりすることはできません。当学会の会員・連携会員以外の方が当該学会誌を購入するためには、地区防災計画学会のホームページにある記載に従って、原則として、メールで購入の申し込みをしていただいています。なお、稀に大手書店等からの注文で販売することもあります。
 なお、地区防災計画学会誌は、残り部数が極めて限られていることから、御興味のある方は早めに御購入ください。

③地区防災計画学会誌第21号(2021年8月31日発刊)の主な目次

【巻頭言】
室﨑益輝(地区防災計画学会会長・兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科長)
「コミュニティ備蓄と地区防災計画」
矢守克也(地区防災計画学会副会長・京都大学防災研究所教授)
「リモート防災術」
【お知らせ・寄稿】
・2021年度地区防災計画モデル事業について
鈴木昭紀藤井直美矢柴明美(Yahoo!基金)
「地区防災計画モデル事業2年目を迎えて」
【大会関係】
金 思穎(専修大学)
「地区防災計画学会第7回大会印象記 ポストコロナ時代のコミュニティ防災」
【査読論文】
鈴木猛康(山梨大学)
「土砂災害における自主避難を促進するための地区防災の試み―西桂町下暮地地区の取組み―」
近藤誠司(関西大学)ほか
「限界集落の土砂災害対応計画策定に向けた共同実践―福井市高須集落におけるアクションリサーチの効果測定―」
竹之内健介(香川大学)
「新型コロナウイルスが将来の災害時の避難行動に与える影響に対する地区防災計画の役割」
矢守克也(京都大学)ほか
「「クロスロード」を用いた〈二者択一〉の克服―新型コロナ感染症と南海トラフ地震の臨時情報対応をめぐって―」
岡田夏美(京都大学)ほか
「学校閉校後も持続する学校―地域協働型防災活動フレームワーク―防災ミュージアムの設立と期待される効果―」
大津暢人(消防庁)ほか
「津波避難経路設定の選択肢としての地区防災計画における災害時要援護者支援手法の類型」

学会誌21号



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