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不登校・引きこもり問題を大脳生理学・エネルギーの概念から解決する

こんにちは、精神保健福祉士ゆうです(^^)
ちょっと間が空いてましたが、最近の世の中の状況を見ていて書きたいことが出てきたので、皆さんにお伝えしたいと思います。
今回は不登校・引きこもりの問題について、具体的にどうしてそうなってしまうのかと、その解決方法を脳科学などの概念を用いて、自分なりに解説していきたいと思います。

この解説は最近はやっている感染症において孤立してしまって、メンタルが弱ってしまっている方が急増している状況にも当てはまると思いますので、どうぞ最後まで読んでみてほしいです。(特にメンタル系の仕事をしている方には必見かと思います。)

1.なぜ引きこもり・不登校になってしまうのか?


この理由については、一概にこれと断言はできず、複雑にいろいろな原因が考えられるかと思いますが、今回は
↓↓
1.生活習慣の違いによる生命エネルギー差
ということで解説していきます。
(他の要因については後日書いていきます)

1.生活習慣の違いによる生命エネルギー差

まず生命エネルギーとは何?って思われる方が多いと思われるので、シンプルに説明してきます。
私たちが動いたり思考したりできるのは「エネルギー」のおかげと言えることができます。例えばロボットが動くときも「電力」というエネルギーが必要です。これと同じく人間も生命活動をするうえで、エネルギーが必要なのです。

では私たち人間が活動できる元となるエネルギーはどうやって作られるかというと、シンプルに言えば「ミトコンドリア」という細胞の中にいる器官が、「糖」と「酸素」を使い、ATP合成というものを行い、アデノシンサンリン酸というものを合成し、エネルギーを作っているのです。
植物では「光合成」、人間では「ATP合成」を行っているのです。

このミトコンドリアはどこにいるかというと、人間の細胞の中にいるのですが、多く存在するところがあります。それが「筋肉」のなかです。
科学的に運動や筋トレをすると、ミトコンドリアが増えるという研究結果があります。
体内のミトコンドリアを増やすことが免疫力向上のカギ!でも、何をすれば?専門家が勧める3つの方法(ヨガジャーナルオンライン) - Yahoo!ニュース

運動すると心拍数が上がり、呼吸数が上がり、全身に酸素(空気)が届けられ、その酸素と糖が化学反応をミトコンドリア内で起こり、エネルギーが作られます。さらに運動すればミトコンドリアが活性化するだけではなく、その数自体も増えます。

ここで大事なのは、運動している人としていない人でどちらがイキイキしている、エネルギッシュですか?ということです。
文科系よりも体育会の生徒の方がエネルギッシュですよね?

これはミトコンドリアのエネルギーが運動することによって、しない人よりも多く作られているからだといえます。(他にも生活習慣として、食事などの栄養バランス、睡眠時間などもあり、これらが不足、偏りが起こると、ミトコンドリアのエネルギー生成は減ります。)

ここで問題があるのは、人によってこのエネルギー差が違うことが
「いじめ」や「差別」につながっていくということです。ここからは「利己的な遺伝子」と「聖なる予言」という本の考え方を取り入れて解説します。

「利己的な遺伝子」において人間は自分の遺伝子を残すことを最優先にして行動すると著者は唱えており、私自身もそれを支持していてます。
遺伝子を残すうえで、まず必要なのは自分の生命を維持するための安全・安
心できる組織や集団に属すことを目指します。(マズローの5段階欲求)





(孤立よりも集団に属した方が、外界からの攻撃などに対して抵抗できるなど、生命維持の可能性が高まるからだと思います)
そしてそれを達成するには他人より自分の優位性、能力が高いことをグループに示さなくてはなりません。

さらに子孫を残すには、オスまたはメスに自分の能力の高さをアピールする必要があります。鳥のクジャクなんかは羽を広げてアピールしますよね?
人間もかっこつけたり、堂々とふるまってみたりして、周りにアピールするわけです。


でここからは「聖なる予言」の考え方も引用していきます。
ここでさきほど言っていた生命エネルギーが高い方が、この目的を達成しやすいわけなのですが、生命エネルギーがあまり高くないが、この目的を達成したい場合、他の低いものよりも自分が優れていることを確かめたい・示すために、低いものを攻撃したり馬鹿にしたりし始めるわけです。
これがいじめや差別につながっていくと私は考えていて、本の中では
「エネルギー」を弱いものから奪っている 
というような説明が書かれています。

(しかし、本当に強い人、自信がある人はそんなことに興味がなかったり、
時間を使うことはないですよね?それはすでにエネルギーがあり、補う必要性がないからなのではと思います。)

そうなれば弱いものにとっては、格好の標的になり、攻撃・差別され、
脳科学的には、不安・イライラのノルアドレナリンやアドレナリンが出てしまい、学校・職場など=自分が攻撃される場所というような記憶が作られます。そうなればマズローの5段階欲求の所の、生存欲求、安心・安全欲求が脅かされるため、学校や職場を回避しなければならず、引きこもりや不登校になってしまうというわけです。

問題なのは不登校になったあとです。私としては学校に行く必要は必ずしもないと思っていて、有名人でいうと黒柳徹子さんは学校途中でいかなくなりましたよね?
現代の子供の環境は、家庭と学校という主に2つのコミュニティーしかありません(なかには習い事などのコミュニティーもありますが)
一度そのコミュニティーを離れれば、他に行き場がないことが原因であり、家庭だけになってしまうと引きこもりになってしまいがちになると思います。
引きこもれば他人との交流はなくなり、気の世界でいえば「気が滞る」ことになり、生命エネルギーは低下します。
なんとかして第三のコミュニティーに属することがその子のためになると思います。

NPO法人の中にディアーナ国際学校が行う空手道場があり、そこでは不登校や引きこもりなどの子が参加していて、自立支援を行っており、実際に引きこもり・不登校から立ち直った子がたくさんいるようです。



【引きこもり/不登校/家庭内暴力】などによる自立支援 | 引きこもり/家庭内暴力/不登校の相談 ディヤーナ (dhyana-jp.com)

今回は短めですが以上になります。
他にも色々原因はあると思いますが、
これが主な原因ではないか?と思います。(良くない家庭環境、親や学校からの圧力、家と学校以外にコミュニティーがないなどもあるとおもいます、それについては後日かきます)
ご意見、ご感想あればコメント宜しくお願いいたします(^^)
Twitterもやってますのでよろしくおねがいします^^
脳と心体 革命大学 (@chikenrevo) / Twitter
ではでは。




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