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断捨離する物と感情は連動している

元彼氏、アスペルガー。
私、エンパス(笑)。


断捨離に疲れた。

「物」にくっついてるエネルギーって本当すごい。

アスペな彼は「そんなもんない」と言い切るけど、私は昔から物のエネルギーって苦手。

リサイクルショップとかもあんまり行きたくないくらい。

いらなくなった物には、過去の執着や恐れみたいな感情がたくさんくっついてる気がする。

1つ1つ手にとって、「今まで私を支えてくれてありがとう」と言いながら手放している。

あともう一息で全て片付きそうなんだけど、ここに来て急激に失速中だ。

10日間向き合い続けたから、ちょっと疲れたのかな??


※断捨離の記事はこちら
→ https://note.mu/chikatoyama/n/n0ef8a0929bdc


私の物は、本当にものすごく減った。

何せ基準が、

・死ぬ時にそばに置いておきたいか
・死ぬ前日も使いたいか
・死ぬ前月にときめきをもたらしてくれるか
・向こう半年生きるために必要か

だから、殆どの物が手放す方へ分類される。

というか服とか改めて見ると、死ぬ前日に着たいお洋服って2着くらいしかなくて、あとは「いまいち」なものばっかり。

これからは上に書いた基準を満たすものだけを、大切に身の回りに置いていきたい。


いつの間にかこんなにも増えていた彼と共有の物たちも、殆どを彼に譲っていく。

最初の引っ越しの時に私が持ってきた家電も、彼が欲しいと言うので譲ろうかと思っている。


本当は最初は、嫌がらせで家電とか全部引き上げようかと思ったんだ(笑)。

だって私、この関係の維持のためにめっちゃ頑張ったじゃん。それを分かってくれなかったのは彼の方じゃん。つーか私が出ていくのに、なんで彼の生活だけそのまま維持されなきゃいけないのだ??

・・・っていう、すっごいムカムカした気持ちが湧いてきたから。

でも手放しが進むうちに、だんだんそんな気持ちを持ち続けることすらしんどくなってきて、どーでも良くなった。


本当に不思議なんだけど、物と感情って連動してるみたいだ。

物にスペースが空いて手放した気持ちもあれば、逆にスペースが空いたことで「うっこんな所にまだあったのか」みたいな感情が吹き出してきたりもする。

というのは実はここ数日、しみじみと

「あー辛い」
「もーめっちゃ寂しい」

って感じるようになったんだ。

あー辛いな。
辛いのに「大丈夫!」って言うの疲れたな。

あーもう本当寂しいし一歩も動きたくないな。
それでも「頑張る!」って思うの疲れたな。

そんな気持ちが湧いてくる。

・・・今はそれを存分に味わいながら、ちょっとずつ手を動かしている。


彼とも仲良く(?)過ごしている。

彼「僕たち別れたんだよね?」
私「そうだね」

なんて会話もしたりとか(爆)、別れ話をする前よりも、明らかに会話量は増えたかな。

それでももう一緒にはいれないって分かっているから、きっとこのまま私の引っ越し日が決まれば、淡々とバイバイするだろう。


ここまで徹底的に断捨離をしてみて思うけど、自分のエネルギーに向き合うこと、過去に向き合うことは、本当に本当に大変なことだ。

物と向き合うことは、過去と向き合うこと。
過去と向き合うことは、感情と向き合うこと。

それがなかなか出来ないから、世界は物に溢れてしまうのだろう。

エコとかシェアとか言われる現代。

きっと多くの人が自分と向き合うようになることで、ますます物を持たず、人とつながり合って生きる社会になっていくのかもしれない。


私はこの大きく空いたスペースにきっとまた沢山の物をお迎えして、循環させていくよ。

物の断捨離をやり切ったら、次は「エネルギーの断捨離」をやりたいな。

今停滞気味だけど、少しずつ最後までやりきります。

いつも読んでくださりありがとうございます!直近でいただいたサポートは、引っ越し先で使う新しいカーテンと木の食器のために、大切に使わせていただきます(2019年3月末現在)。