別れの選択!自分に嘘をつくのはやめる
彼、アスペルガー。
私、元うつ病。
アスペな彼とお別れしました(・ω<) テヘ
先週の私の誕生日には、久々になかなかいい感じに一緒にご飯を食べてお話をしていたはずなのに。
急転直下、次の日には別れ話。
唐突に、でもまるで必然だったかのように、別れがやってきた。
まだ会話を赤裸々に書くにはちょっとしんどいのだけど、今日は別れ話から5日間が経って、今の私の心境とこれからについて、ちょっと書いてみようと思う。
先週の日曜、私の誕生日だった。
(記事はこちら→ https://note.mu/chikatoyama/n/n29b27c7ef50c)
この日はお互いの愛情表現について色んな話をして、「あーなんか上手くいくかも?」って思ったんだ。
が、しかし。
月曜の夜には別れることが決定的になった。
今までと決定的に違ったことがたくさんある。
それは、一緒にいるための話し合いじゃなく「別れるための話し合い」だったこと。
私が未だかつてなく感情的になった。
もう論理的に話をするだけの気力もなかった。
そしてその感情を理解できない彼に向かって、
「もういやだ!」
「こんなに一生懸命話しても、その一行に全て変換されて捉えられるのが耐えられないんだよ!」
「一度も私の気持ちが通じたことなんてなかった!」
「こんなに一生懸命話してるのに!」
と私が泣きながらぶつけてしまったことが彼をフリーズさせて、これが別れの決定打になった。
きっかけは些細なことだった。
彼の理想とするパートナーは、社会的に対等に振る舞えて、論理的な思考と言動ができて、淡々と感情に振り回されずに頑張れる「大人」な女性だ。
私は社会に出てから、ずっとそんな女性を装って生きてきた。
でも私は本当は、そんな風に振る舞うのは好きじゃなかった。
本当は私、弱い子で守って欲しいんだ。
見守られてないと何もできない。
いっぱいくっついて甘えたいし、こっちを見て欲しいし、「大好きー」っていう甘いエネルギー感を共有しているのが好き。
「何があっても大丈夫だよ」
「僕がちゃんと守るから」
「だから安心してチャレンジしてね」
って、そんな言葉をかけて欲しい人なんだ。
うん、本当はね。
ずっと、ベンチャーで管理職に上り詰めてバリバリやってた頃から、本当はずっとそんな生き方がいいなって思ってた。
でも今までは、そんな自分をどうしても認められなかった。
そんな甘ったれで構ってちゃんな、「女かよ」ってかつて自分が見下していたような要素を、自分の中に認めるのが怖かった。
だってそしたらもう二度と頑張れなくなってしまうし、彼との関係も終わってしまう。
それに本当はそんなこと言ってられないって、自分の力を信じて生きなくちゃいけないってこともわかってる。
・・・それでもね。
ついに自分に嘘がつけなくなった。
自分以外の人になろうとして頑張ることは、もうできない。
きっともうとっくに限界だったんだ。
ここ最近、彼とは表面上とても上手くいっているように見えたけれど、きっとお互い限界を感じてたのかもしれない。
薄い氷の上を歩くみたいな幸せの中、きっとお互いがお互いに、
「自分の理想のパートナー像になってくれよ」
って思ってんだろうな。
騙し騙し仲良しに過ごしながら、いつかお互いが魔法みたいに変わってくれるんじゃないか?って、無意識に期待していたのだと今は思う。
月曜日に別れ話をした後、火曜と水曜は友達に会って泣きまくり(笑)、木曜日に家で彼とまた会った。
急ピッチで実務的な話が進む中、久々に一緒にご飯を作ったり、彼が
「僕、全然自分の話したことなかったって気づいた」
って言いながら色んな話をしてくれたりして、こんなになってもまだ一緒にいれるんじゃないか?って、錯覚したりもした。
・・・だって私、彼のことが大好きなんだよ。
私にない穏やかーな笑顔と繊細さと、アスペ独特の裏表のなさと、不器用な愛情に、私はすごく惹かれてた。
本当に大好きで、一緒にいたかった。
だから他でもない大好きな彼に、「僕がいるから大丈夫だよ」って言って欲しかったのかもね。
親に仕掛けるべき心理ゲームを、彼に仕掛けまくった1年間だったんだろう。
自分じゃない自分を演じようとした。
彼じゃない彼に変わってくれないかと、心理ゲームを仕掛けまくった。
そんな1年。
自分にも彼にも、悪いことをしたなって思う。
でもきっと、こうなるまでトライしてみる必要があったのかもしれないね。
・・・ということで!
1週間泣きまくって、やっと動き出す気力が湧いてきた。
今は住むところを検討中(私が家を出る)で、一度実家に行こうか関東に留まろうか、その場合手段をどうしようかなど、やっと現実的に考え始めたところ。
一緒にいるのが辛いから、1日も早く家を出たい。
その前に思い入れのある家電や服なんかは全部手放そうと思っていて、大規模な断捨離をする予定かな。
「アスペなパートナーともお互いの努力で仲良くできるよ!」という本を書く夢は叶わなかったけれど、その努力が「自分じゃない自分を演じる」なら、しなくていいと今は思う。
だから本は予定を変えて、「アスペなパートナーと別れるまで」とか、そんな題にしようかなと思っている(笑)。
これからはまず自分と仲良く、自分に嘘をつかないで生きていこうと思います。
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