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如水(起業編)其の十四・・・SNSとクラウド時代

如水(起業編)は、起業20周年の2010年11月9日に発刊した小冊子(非売品)です。現在、5巻まで発刊していますが、今回、「note」に掲載することで、起業を目指す若い方々や、会社管理職で頑張っている方々に、少しでもヒントになればと思い、恥を偲んで掲載することにしました。山あり谷あり、紆余曲折の人生を、ご覧頂ければ幸甚です。


◇SNSとクラウド時代◇

 2010年となり、日本全体が動き始めたのは・・・TwitterをはじめとするSNSやGoogle、Apple社のMobileMeなどのクラウドである。

 Twitterはご存知の通り、2010年1月4日から当時の内閣総理大臣が米国のオバマ大統領に追随して呟き始め、国内に多くの愛好家が急増している。現在、Twitterのホームのタイムラインを黙って眺めていても、自分のフォロワーが何かを呟いている。その数たるや、想像を絶するものであることは、自ら体験してみないと理解できるはずもない。

 私は昨年よりFacebookに注目し、現在異業種交流を軸としているロゼッタストーン企業メンバーや当社メディア融合研究会のメンバー、計34名の登録を行い、実際にクローズドな環境下(ロゼッタストーン会員及びメディア融合研究会員のみ閲覧可能)で情報交換やイベント告知(出欠の意思伝達)などを展開している。世界中でユーザー4億人を超えると言われるFacebookであるが、最近にわかに日本国内でもユーザーが増え始めているようだ。

 その他、無料で利用出来るものには、Ustream、Livestream、Qik、YouTube、ブロガー、Flickr、Myspace、Panoramio、Google Maps、Wikipediaなどなど、枚挙に暇が無いほど世界中に存在している。中でも動画や静止画を無料で簡単にアップしたり、ライブ番組(パーソナルTV局)を放送するものなど、すこぶる話題となっている。

 このように多種多様なSNSを目の当たりにすれば、アナログ派の方々はさっと眼を瞑ってしまいそうだが、色んな事を体験し、自社に利益をもたらすのか否かの判断を下しながら、自分なりに取捨選択すれば良いのではないか。しかし、誰も利用しないようなSNSを使っても仕方の無いこと。できれば、多くのユーザーが日々利用しているSNSを選択し、自社宣伝にも繋がるような工夫をして行かねばならない。

 これからの本格的なユビキタス時代において、中小企業の経営者たちが、如何にSNSやクラウドを使い切るか!?・・・それが重要な鍵となる。


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