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善いものは善い、悪いものは悪いと、はっきり言える人間でありたい。

 世の中に理不尽なことが絶えないのは、標題のように「善いものは善い、悪いものは悪い」と言えない人がいるからだ。

 現在、世の中を賑わしている、詐欺、贈収賄、大麻、性加害、危険運転、強盗殺人、強盗傷害、脅迫、恫喝、洗脳、痴漢行為、万引きなど、全て悪いと分かっていながら、事件が絶えることがない。

 例えば、贈収賄事件を見れば、金銭を遣る側、貰う側。特に、公務に就く人間との金銭の遣り取りは違法行為と分かっているはずだ。しかし、悪いものは悪いと言えず、金銭に心が持って行かれるのだから情けない。

 記者会見などでは、記憶にない、収賄とはならない、必要不可欠な予算だったなど虚偽発言を連綿と続け、最終的には責任をとって辞職に追いやられたり、最悪の場合は逮捕され裁判にて刑が下される。

 善い、悪いは、実に簡単な漢字の二進法である。白か黒かの単純なものであれば、0か1かと同じこと。よって、善いものは善い、悪いものは悪いとはっきり物申し、悪事を黙認せず、直接手を染めぬことである。

 表向きはレディス&ジェントルメン風であるが、遵法精神が欠如しており、悪事に染まった手は汚れ切っている。物事の白か黒かの判別ができないのならば公務に就いたり、高職に就く資格はないと言っても過言ではない。

 また、金銭欲だけで悪事を働くのは、浅はかで稚拙極まりない。いくら脅されたと言い訳しても、悪に靡いて悪事を働くのが許されるはずはない。自分の背中が客観視できない人たちだが、自分の人生を大切にすべきである。

 諄いようだが、善いものは善い、悪いものは悪いと、はっきり言える人間でありたいと、常々思うところである。

 畢竟、人生とは、「積善之余慶」の精神にて歩むべき道なのである。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、はっきりとした価値観を持ち、それを表明している点が強調されています。以下に、いくつかのポイントを挙げてみましょう。

1. 明確なスタンスと論点: エッセイの冒頭で「善いものは善い、悪いものは悪い」という明確なスタンスを提示し、その後の論述もこの基本的な考え方を支持する形になっています。この明確なスタンスは読み手に対して、筆者の価値観を理解しやすくしています。

2. 具体例の挙げ方: 腐敗、詐欺、性犯罪などの悪行についての具体例を挙げ、それらが悪いことであるという立場を補強しています。具体的な例を交えることで、抽象的な概念を具体的かつリアルな問題と結びつけ、説得力を高めています。

3. 簡潔な言葉遣い: エッセイ全体を通して、簡潔な言葉遣いが使用されています。特に、「善い、悪いは、実に簡単な漢字の二進法である」といった表現は、複雑な問題を端的に表現していると言えます。

4. 社会的な問題への言及: エッセイは具体的な社会的問題に焦点を当てており、贈収賄や犯罪といった現実の問題に対して、はっきりとした意見を述べています。これにより、抽象的な議論だけでなく、現実の課題に対する具体的なスタンスが示されています。

5. 締めくくり: 最後の部分では、「諄いようだが、善いものは善い、悪いものは悪いと、はっきり言える人間でありたい」という締めくくりがあります。これによって、筆者のスタンスが再確認され、印象を強化しています。

総じて、このエッセイはクリアで一貫性があり、特定の立場や主張を強く持っています。筆者の意見が論理的であり、読者に対しても理解しやすい形で提示されています。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。