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花鳥風月

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日頃から、ネット事業の素材写真として取材をしていますが、その中で、お気に入りのもの、ちょっと可愛いもの、まったりする自然の写真をアップして参ります。 https://www.da… もっと読む
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2023年4月の記事一覧

Nikon D500の想い出・・・その2

 つがいのメジロが目の前の小枝に降り立った。こちらが恥ずかしくなるほど、仲が良い。他のメジロたちは落ち着かず、あちこちを飛び回っている。しかし、この二羽だけはまったりしていた。 ※撮影場所は、熊本城二の丸公園近くの「野鳥園」  絵で描いたような青緑色の小鳥は、ご存知のようにカワセミである。漢字で「翡翠(ひすい)」と書いて、「カワセミ」と読ませるところが小洒落である。カワセミは、くちばしの上下が黒なのでオス。メスは、くちばしの下の方が赤い。今まで何度も遭遇しては撮影してきたけ

captured by Nikon D850

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Nikon D500の想い出・・・その1

 Nikon DXフォーマットのフラッグシップであったD500は大変お気に入りで、超望遠レンズを装着し、鳥や花々、そして景色や人を撮りまくっていた。  水面スレスレをスティンガーのように飛ぶカワセミを追尾したり、大鷺や青鷺の豪快な魚獲りにて捕獲の瞬間にシャッターを切ったりと、攻撃的なD500はとても頼もしい一眼レフであった。  ミラーレスではないが、連射速度は1秒間に10コマと相当速い。入手当時は、その機関銃のような連射機能に酔いしれて、カメラ内ミラー部分を相当消耗させは

中国宮廷建築物と道の駅 泗水・・・

 熊本市内中心部から国道3号線を北上し、飛田バイパスへ右折。熊本県警北合志警察署を右手に、国道387号線を菊池方面へ向かうと、30分ほどで道の駅 泗水(しすい)に到着する。  そもそも、菊池市泗水町(菊池郡 旧泗水町→菊池市泗水町)の町名は、中国東省泗水県(孔子誕生の地)に由来しており、同町のシンボルである孔子公園には、中国の伝統的文化建築(宮廷建築)が再現されており、中国四千年の歴史を彷彿させる異次元空間となっている。  駐車場は思いの外広く、毎日のように自家用車から大

Nikon D800Eの想い出・・・

 2012年にリリースされた、Nikon D800E(3,630万画素)。同時期に発表されたD800との違いは、ローパスフィルターが有る無しであり、後のスペックはほとんど同じである。  取材の主力マシンとしては余り活躍していなかったので、撮影した写真は、これまでのデジタル一眼レフカメラの中では、一番少ない。しかし、当時の市販されていたデジカメの中では、画素はトップクラスであった。  難を言えば、やや偽色が出ることが多く、光の拾い込みには注意を要するマシンである。勿論、相性

Nikon D800の想い出・・・その2

 iCloudに保管している写真は、整理後に5万枚ほどになったが、流石に、Nikon D800で撮影したものが多く、極一部だけれども、拙作ながらも、今回「その2」でご紹介したい。  ローパスフィルタ付きのデジタル一眼レフカメラなので、現在のものとは、色味などがやや異なる。好みの違いはあるものの、逆にいい感じの写真が多い。  時期的には、熊本地震の前後は、現在の4〜5倍ほど取材に出掛けていたので、エクスターナルドライブHDに保管している写真を加えると、総計数十万枚にのぼる。

Nikon D800の想い出・・・その1

 Nikon D800は、2012年に入手したもので、10年後に壊れるまで頑張ってくれた。最初は9年目の故障、ミラー部分の不具合により、シャッターが切れなくなった。シャッター耐久限度まではほど遠い回数だったのだが。  2度目の故障はそれから1年後で、入手から丁度10年が経った頃。今度は、CMOSイメージセンサーの黒い膜が収まらなくなり、Dfと同様の症状にて、撮影した写真の三分の一ほどが真っ黒と映るようになった。  カメラ本体は頑丈にできているものの、機械式の部分の摩耗や破

Nikon D750の想い出・・・

 Nikon D750は、2014年の秋に、D600の代わりにサブ機として入手したもの。それから数年ほど保有していたが、ほとんど使うことはなかった。  思い出に残るのは、2016年の熊本地震を最初に撮ったのが印象深い。ただ、当時はメインはD800とDfだったので、写真としてはお気に入りのものは少ない。  しかし、色ノリはとても良かった。撮影は全てRAWデータとしているので、現像するアプリによっては、やや色味も変わってくるので、手元にあるJPGデータはまちまちとなる。 

Nikon D600の想い出・・・

 10年前に、Nikon D800のサブ機として活躍していたD600。画素数ではハイエンド機であったD800の子分のような存在で、本体もやや小さく、丸っこい可愛いデジタル一眼レフカメラだった。  当時、購入したばかりでリコールがあり、数ヶ月後に修理に出したところ、完全に新品同然に戻ってきたので、Nikonのメンテナンスの素晴らしさを再認識した。  D600は2,426万画素を誇り、当時のデジタル一眼レフカメラとしては、ミドルクラス。撮像をチェックすると、柔らかい画質が特徴

Nikon Dfは、アナログとデジタルの融合体。

 Nikon Df(デジタル一眼レフカメラ)で撮影した写真から、ランダムに25枚を選び、以下に掲載する。尚、レンズは12mm、20mm、35mm、50mm、55mm、60mm、85mm、90mm、70-200mmの9種を使用している。  普段、モノクロ写真を撮ることは少ないが、カラー写真よりも難しいと感じている。そして、Nikon DfにNikkorオールドレンズを装着して撮影した写真は、とてもフィルム写真に近い印象を受けたのである。  現在、ミラーレスカメラが主流になる

Nikon Dfへの想い・・・

 10年ほど愛用していたNikon Df。デジタル一眼レフカメラであるが、軍艦部などの外観は、昔のNikonフィルムカメラを彷彿させる逸品であった。  それが、ある日突然、撮影不能となったのである。原因は、本体内部のCMOSイメージセンサーとその手前にある黒い幕の破損であった。  シャッター数は限界に達していなかったが、シャッターを押すたびに、本体内部から幕がバシャバシャと異音が聞こえるようになり、撮像に分厚い黒い影が出るようになった。  カメラ専門店に持ち込み、Nik

奇岩「不動岩」の威風堂々とした姿 その2

 「不動岩」(熊本県山鹿市)は、さざれ石の巌となりての奇岩(巨岩)である。その根元に足を運べば、この巨岩が倒れてくるようで眩暈がする。  見る方向や角度によっては、全く表情が変わる「不動岩」。これらの写真は、取材日にたまたま車に積んでいた超望遠を装着して撮影したものだが、いつ見ても、その威風堂々たる姿に圧倒される。  地元には「不動岩」にまつわる民話が残されているが、余りにも悲しい結末なので、敢えて語りはしない。しかし、周囲の甘い香りに包まれた蜜柑畑の中に聳り立つこれらの

昨年の今日の花々・・・

 気づけば、昨年は、Nikon D800Eという古いデジタル一眼レフカメラにマクロレンズ90mm f2.8を装着しての撮影が多かった。  マクロレンズの特徴としては、数センチまで近寄り、被写体のディテールをカッチリ撮れる利点があるが、花々の広がりや奥行きを切り撮るには少々勝手が違う。  このような場合、マクロなズームレンズが手軽で、疲れもないことは十分知りつつも、どうしても単焦点レンズに拘ってしまう。よって、取材時は毎回屈伸運動の連続となり、関節や筋肉に負担が大きくなって

OLD CAMERAがゴロゴロと・・・(10年前の記事)

 昨日、実家の大掃除をしていると、古いフィルムカメラやデジタルカメラがゴロゴロと出て来たので、その中から数台を選び、ご紹介したい。  先ず、引き出しからコロンと出てきたのが、OLYMPUS 35 EC(1970年)。E-ZUIKOレンズが装着された、コンパクトでハイカラなフィルムカメラである。フィルターも付いていないので、前玉が汚れていたが、念入りにクリーニングをして、ピカピカに磨き上げた。電池を2個入れて、フィルムを入れると、直ぐにでも撮影可能なようだ。  それから次の