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花鳥風月

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日頃から、ネット事業の素材写真として取材をしていますが、その中で、お気に入りのもの、ちょっと可愛いもの、まったりする自然の写真をアップして参ります。 https://www.da… もっと読む
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野鳥の眼・・・怖い眼と可愛い眼

 これまで出逢った野鳥は、数知れず。撮ったことさえ忘れている野鳥も沢山いるが、イメージ通りに撮れた野鳥については、当時のシチュエーションなど大抵覚えている。  同じ野鳥なのに、怖い眼のものと愛らしい眼のものがいる。特に、サギ科の眼は肉食恐竜の様で、瞳孔がレンズの絞りの様に動き、眼球周りの鱗状の皮膚は恐竜そのものである。  ダイサギやアオサギは体長1メートルほどに成長し、大物の魚を獲っては縄張りの中央で踏ん反り返っている。しかし、カラスやミサゴなどが上空を旋回すると、結構ビ

「note」・・・2年3ヶ月で、記事2,324本。

 よくもまあ、エッセイやコラムを2,324本も書いたもんだと、自分自身に呆れ返っている。  腱鞘炎にならず、文字数からすれば、どれほどの量なのか見当がつかないが、キーボードが擦り切れて、キーの表面が漆塗りのようにツルツルの状態になっている。  筆者の「note」は、マガジンが19本。読者の方に人気があるのは、辛辣なコラムやグルメ情報ではなかろうかと。  ウケ狙いでエッセイやコラムを書くことはないが、時には、気合を入れて書いたものが、夜食の記事よりアクセスが少なく、苦笑い

4月19日(金)、Well Done Cross-mediaオフ会開催!

 年末年始と、Well Done Cross-media研修生たちは各自の仕事で多忙極まりなく、オフ会開催ができないでいたが、久しぶりに、今週金曜日午後から撮影会開催が決定した。  勿論、オフ会ではランチを皆で楽しみながら、カメラ&レンズ談義が始まる。また、今回筆者保有のレンズで「大三元」を持ち込み、研修生に直接撮影体験をしてもらい、「大三元」の魅力を楽しんでもらえればと。  今夜は明後日のオフ会の準備のために、カメラ&レンズのクリーニングをしなければならない。日頃からし

オウギバト&カンムリバト

 見かけは鳩には見えなかったが、写真上がオウギバト。写真下がカンムリバトである。  大人しく、人間に対して攻撃するような鳥ではない。ただ、鳩と言っても、全長66-75cmほど大きな鳥であり、インドネシアのいくつかの島に生息する固有種らしい。 ※撮影場所:熊本市動植物園 ※撮影機材:Nikon D850+Sigma 50mm Aart f1.4

雪餅草・・・Japanese Cobra Lily

世にも珍しい多年そうの花をみた。名前は、雪餅草(ユキモチソウ)。花の中央に、雪のように白く、餅のような付属体があることから雪餅草と呼ぶらしい。  三重県、奈良県、四国にだけに自生している花であるが、英語名は、日本のコブラのような百合の花と、少々、毒々しい名称に驚いた。  生まれて初めてお目にかかった、雪餅草。サトイモ科らしいが、何故、日本の一部地域だけに自生しているのだろうか。最近は激減し、絶滅危惧種に指定されているという。 ※撮影場所:熊本市動植物園 ※撮影機材:N

蘊蓄垂れるよりも、目の前のことを楽しもう。

 蘊蓄を垂れるのは、単なる自己満足の世界である。よって、蘊蓄は自問自答しながら、自分に向けて蘊蓄を垂れれば良いだけの話。何かレアなるものがあると、いの一番に着手して、人並みに知識を得ると、如何にもプロフェッショナルになったかのように、蘊蓄を垂れる人がいる。そこで場違いな方向へと話が進み、せっかくのメインディッシュが冷めてしまう。  上は、フランス料理を仲間で食す会を催した時などに、よくあるパターンである。何かにつけ、ワインがどうの、スプーンがイタリアとフランスでは使い方がど

新時代の波を捉える:地方から始まるICT革新と人材育成

 弊社の新しいプログラムとして、出来立てほやほやのものをご紹介したい。  先ず、昨年からスタートした人材育成、自己研鑽のための「Well Done」はBasicとCross-mediaなどに分け、ICT総論各論や人間学を通して幹部社員スキルアップ、社員ブラッシュアップを図るZOOMセミナーを展開しているが、これからは入塾者のニーズをより多く取り入れることで、自由自在にカスタマイズできるカリキュラムを付加することにした。  中には、ホテル文化と食文化を中心としたノウハウを食

フォロワー1000人目は、どなたに!?

 「note」で毎日エッセイを書くようになり、2年と3ヶ月が経った。筆者からフォローすることはないが、フォローがあった場合は、顔ありで記事を書かれている方であれば、問題なくフォロー返しをするようにしている。  SNSを利用する場合、フォロワーを増やすために動くことは一切ない。フォロワー数を増やすよりも、フォロワーになって頂いた方々と、日々何らかのコミュニケーションをとることを重視している。  本日、お二人からフォローが届いたので、フォロワー数が999人になった。あと一人で

孔子公園の花々 2024.4.9

 春爛漫・・・穏やかな日であった。  本日の取材機材は、Nikon D850+Carl Zeiss 28mm f2.0。FXとDXの各フォーマットに切り替えながら撮影を進めた。

News欄アクセス3千8百万件突破!

 ポータルサイト「The Rosetta Stone」は、1995年8月22日に筆者(D&L Research Inc.)が開設したポータルサイトである。開設から29年近く経つが、当時を思い出すと立ち上げには大変苦労した。  現在のNews欄はblog形式となっており、10年ほど前からアクセス管理をしている。アクセス総数は、本日付で38,419,645件。最近は、毎日2万件から多い時は6万件ほどのアクセスがあり、平均2万5千件としても、年間9,125,000件ほどのアクセス

春の彩りに目を奪われる・・・

 孔子公園(熊本県菊池市泗水町)は、お散歩カメラで頻繁に足を運び入れるところだが、本日の同園は春の彩りに包まれ、長雨が続き、心の中がどんよりしているものを払拭してくれた。  DSLR(デジタル一眼レフカメラ)はまあまあの調子だが、マクロレンズのオートフォーカスが狂ったようで、全て、手動にてフォーカスリングを回しながらの撮影となった。  手動でも、風が強くなく、撮影に支障はないが、久しぶりに重いDSLRを片手にフォーカスリングの微調整は、体のあちこちの筋肉に負担がくる。明日

桜満開 孔子公園(熊本県菊池市泗水町)

 曇天にて、天候には恵まれなかったが、桜満開の撮影には最高のタイミングである。光量が少ない。逆光を利用し花びらを透かしたり、桜の黒っぽい幹や枝とのコントラストを出したかったが、それは叶わなかった。  火曜日であったのか、道の駅での買い物客や孔子公園を訪れる観光客は少なく、いつも賑わう駐車場はガランとしている。  同園の花壇を管理している女性が、あちこちの花壇で黙々と作業をしている。お陰様で、一気に春爛漫の空間を愛でることができ、帰り際につい感謝の言葉を添えて、車に戻った。

花々を目の前にして・・・

 花咲く春は、とても気持ちが明るくなる。極寒に体が固まっていた体が、じわじわと溶けてほぐれていく。  花の命は短いけれども、春は西洋的な花の爛漫を描き。反面、冬は幻の染 辻ヶ花の椿のように、落ちる寸前の刹那を描く。  啓蟄(けいちつ)とは春の到来を知らせるものであり、まさしく虫たちが季節の変わり目を知らせてくれる。虫の知らせという不吉な言葉もあるが、啓蟄の語源を調べると、漢字の素晴らしさが伝わってくる。  桜も満開の時期が近づく。随分前に筆者主催の異業種交流会の研修ツア

マルチタスクを操る、マルチ人間育成術。

 パソコンと言えば、筆者にとってはMac以外何もない。敢えて、Mac以外に必要な機材を挙げれば、インターネットサーバー(DNS、WEB、MAIL)であろうか。MacはMac OSで走り、サーバーはLINUX OSで走る。  新聞社当時を振り返ると、全てのスタッフはDOS系のパソコンを使用していたが、筆者のみMacintosh(Mac)を使用していた。  モニター画面ガチガチのキャラクタ表示のDOS系に対して、自由自在に表示できるビットマップディスプレイを目の前に、既に、ト