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花鳥風月

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日頃から、ネット事業の素材写真として取材をしていますが、その中で、お気に入りのもの、ちょっと可愛いもの、まったりする自然の写真をアップして参ります。 https://www.da…
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野鳥の眼・・・怖い眼と可愛い眼

 これまで出逢った野鳥は、数知れず。撮ったことさえ忘れている野鳥も沢山いるが、イメージ通りに撮れた野鳥については、当時のシチュエーションなど大抵覚えている。  同じ野鳥なのに、怖い眼のものと愛らしい眼のものがいる。特に、サギ科の眼は肉食恐竜の様で、瞳孔がレンズの絞りの様に動き、眼球周りの鱗状の皮膚は恐竜そのものである。  ダイサギやアオサギは体長1メートルほどに成長し、大物の魚を獲っては縄張りの中央で踏ん反り返っている。しかし、カラスやミサゴなどが上空を旋回すると、結構ビ

鹿央物産館の蓮の花・・・来週からが狙い目

 火曜日というのに、鹿央物産館(熊本県山鹿市鹿央町)の駐車場は多かった。ほとんどが、蓮の花を目当てに散策し、同館でランチを楽しむ観光客であろうかと。  しかし、ご覧のように、やっと蓮の花が咲き始めたタイミングだったので、熊本県宇土市から撮影に来ていた男性が、「ちょっと早すぎました!」と、霧吹き持参にて撮影して戻って行った。  同館の人が、「1週間から10日後から、蓮の花が楽しめるようになりますよ!」と教えてくれた。大雨が続き、食事処までの階段のところの花々が全滅したと凹ん

まさかの、毒キノコ。

 一昨日、小雨の降る中、被写体を探しに、鴨川河畔公園(熊本県菊池市七城町)を歩いていた。  遠目に、何やら白い、丸っこいものがゴロゴロしているので、近づいてみると、とても真っ白で肉厚のキノコがたくさん生えていた。  見たこともない形状のキノコであり、傘の中央が柿の実のようになっている。実に、不思議な光景である。  撮影機材は、Nikon D850+CarlZeiss 28mm f2.0である。かなり近くに寄って撮影できるが、雨が激しくなったので、機材を懐に抱えるようにし

キーを叩く指が止まらない

 いつものことながら、エッセイやコラムを書き出すと、キーを叩く指が止まらなくなる。そこで、本日は何をテーマに書こうかと考えつつも、勝手に指が動いている。そんな感じの筆者の執筆活動である。  ところが、一所懸命に無い頭をぐるぐる回して、いろんなマテリアルを脳内に浮かべ、それらのnodeを連結させて、構成しながら、一気に書き綴る。それから、書き綴ったものを、ChatGPT-4oに投げかけ、感想を得る。  その繰り返しが、現在の筆者の流れである。  内容的には、最近増えてきた

みんなのフォトギャラリーの利用について

 写真下の筆者撮影の「雨の日の薔薇」が、みんなのフォトギャラリーで使用されていたので、早速、そのnoteを覗いてみた。真紅の薔薇の写真は、雨の中で撮ったお気に入りの一枚だが、それを「トイレ」の尾籠な話のエッセイに使われていたのである。  正直なところ、愕然とするしかなかった。ご本人は悪気はなかろうけれども、どんなにフリーで利用できるみんなのフォトギャラリーであったとしても、その写真とエッセイの芸術性は同じベクトルにて使用して頂きたい。  デリカシーがないのか、気まぐれに選

炎天下・・・取材どころの騒ぎではない

 炎天下、カメラを花々に向けて撮影したけれども、この暑さは熱中症の危険性があるので、早期に取材を切り上げることにした。  向日葵とコスモスが一緒に咲いている不思議な光景。以前は、この場所は向日葵ばかりだったが、それ以前に咲いていたコスモスが復活したのか、この暑さの中で、二種の花々が共存しているところが面白い。  しかし、手に持つ一眼レフカメラやレンズが熱を持ち始めたので、直ぐに撮影を諦め、駐車場の車の中に駆け込んだ。  温暖化もあり、熱射が体全体を襲ってくる。皮膚癌にな

孔子公園の花々・・・5分間で撮影完了

 本日は山鹿市の食事処へ行き、用件を済ませた。しかし、来週は雨が続きそうなので、持参しているカメラのシャッターを押さずにオフィスに戻るのは勿体無い。  よって、日頃から足繁く通う孔子公園(熊本県菊池市泗水町)へ足を運び、5分間歩き回り、数種の花々を撮影することができた。  これからの季節は、トロピカルプラント以外は、ほとんど花を見ることができなくなる。雨が続けば、シャッターチャンスがどんどん減っていく。  大きな温室内で撮影できる熊本市動植物園のトロピカルプラントは、最

カメラと共に過ごす特別な時間・・・Well Done Cross-mediaオフ会

 昨日、筆者主催の私塾「Well Done Cross-media」のオフ会(会場:鹿央物産館/熊本県山鹿市鹿央町)を開催した。  オフ会では、会食と撮影会となっているが、現地のレストランで食事をしながら、カメラやレンズの話で盛り上がる。  自前の一眼レフカメラとレンズの組み合わせや、写真への拘りなどが飛び交う、賑々しい会食だ。筆者はカツ丼を頬張り、目の前の参加者は珍しい黒米を練り込んだうどんを食べている。  食事が終了すると、各自の目線は自前のカメラとレンズに向いてい

Well Done Cross-mediaオフ会開催

 兎に角、暑い一日だった。  鹿央物産館(熊本県山鹿市鹿央町)に午後1時、現地集合にて、本日のWell Done Cross-mediaの参加者たちがそれぞれに車でやってきた。  腹拵えは、筆者はカツ丼と団子汁、他の参加者は黒米うどんセットやカツ丼などをオーダーし、皆、腹一杯となり、オフ会第二弾である撮影会場へと移動した。  皆自慢のカメラやレンズを持参している。参加者のレンズを拝見すると、Nikkor 20mm f2.0の超広角レンズやNikkor 60mm f2.8

取材ランチ カツ丼+団子汁

 取材ランチは、鹿央物産館(熊本県山鹿市鹿央町)のレストランにて、カツ丼と団子汁を頼んだ。それに、同レストランはコーヒーは飲み放題なので、二杯頂くことに。  カツ丼は見た目は悪いが、豚肉は結構な大きさで厚みがあり、肉と脂身のバランスが良く、ご飯の量も多く、お値段が800円(税込・味噌汁付き)とリーズナブルである。  食いしん坊の筆者は、味噌汁を団子汁に替えてもらい、汁に隠れている二種の団子に柚子胡椒を落とし、大満足。  厨房では高齢のご婦人方が働いているので、決して文句

今日は、Well Done Basicの日。

 さて、昨日の取材から戻り、ぼーっとしていたら、寝過ごしてしまい、バタバタして、本日午前10時頃までに9本のエッセイを書き上げ、投稿した。  ホッとしたのも束の間。本日は、水曜日にて、毎週ZOOMにて講義をしている「Well Done Basic」の日であることを、やや忘れ気味!?  ランチを食べたいほど空腹ではないので、さらりと仮眠を取って、午後2時からの昼の部と午後9時からの夜の部に使う教材の見直しをしなければならない。  さてさて、昼の部は先週お休みだったので、夜

小さな野草の花々

 梅雨入りとなれば、なかなか野外活動が鈍くなる時期となる。また、車検から戻ってきた車の調子をチェックするために、本日はやや遠目のルートを選び、途中立ち寄った前川水源の野草を三種ほど撮影した。  紫陽花を撮影するのが目的だったように思うが、今年の同水源近くの紫陽花には魅力を感じなかったのである。理由は定かではないが、多分、ここの紫陽花とは相性が合わなかったのだろうと。  写真上は、ヒメジョン。ハルジオンとよく間違うが、今でも、乱視が強い肉眼では判別できない。  写真下は、

Violet woodsorrel ムラサキカタバミ

 久しぶりに前川水源(熊本県菊池市七城町)に足を運んだ。日々、湧き出す水を汲みにくる人たちが絶えない水源であるが、近場には亀尾城跡もあり、今の時期には紫陽花とムラサキカタバミなどが咲き乱れている。  一応、紫陽花は撮影したものの、今回の主役はムラサキカタバミとした。小さい花なので、本来ならばマクロレンズで接写したいところだが、標準レンズ50mmf1.4 ArtをNikon D500に装着して、35mm換算で75mmほどのレンズとして撮影することに。  D500なので、そこ

結局、標準単焦点レンズに戻ってしまう。

 50mm f1.4の単焦点レンズを装着して花々を撮影すると、ボケが優しい。太陽光が遮断されているので、少々暗めに写ってしまったが、「カメラは標準(50mm、35mm)に始まり、標準に戻る。」とは良く言ったもので、人間の目に一番近いレンズが自然で使い勝手は良い。  勿論、花々や野鳥の撮影では、ズームレンズとの比べると、標準レンズは被写体に突っ込んで写す必要があるので、足元注意。最近は、藪に生息するマダニによる死亡事故もあり、服装は完全防備にて撮影に臨む必要がある。  筆者