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野鳥の眼・・・怖い眼と可愛い眼

 これまで出逢った野鳥は、数知れず。撮ったことさえ忘れている野鳥も沢山いるが、イメージ通りに撮れた野鳥については、当時のシチュエーションなど大抵覚えている。

 同じ野鳥なのに、怖い眼のものと愛らしい眼のものがいる。特に、サギ科の眼は肉食恐竜の様で、瞳孔がレンズの絞りの様に動き、眼球周りの鱗状の皮膚は恐竜そのものである。

 ダイサギやアオサギは体長1メートルほどに成長し、大物の魚を獲っては縄張りの中央で踏ん反り返っている。しかし、カラスやミサゴなどが上空を旋回すると、結構ビビる。

 また、カモやカワセミなどの小鳥たちの眼は、とても可愛い。白眼の部分が見えないので、何処を見ているか判らないが、リスやモモンガのような眼をしている。

 唯一、小ぶりだがマフィアのような眼をしているのは、カイツブリである。小型だがとても気が強く、相手が自分よりかなり大きくてもお構いなしに突っかかる。

 カワウ(川鵜)の眼がエメラルドグリーンであることは、撮影して初めて知った。その泳ぎ方を見ていると、胴体は殆ど水中に沈み、首だけを出している。如何にもネッシーの泳法である。

 最後に、下の写真群の野鳥たちの重さ(体重)が気になったので、ネットで調べてみることに。結果、この中ではキクイタダキが最軽量のようで、体重は僅か5.6gと実に軽い。1円玉6枚程度の重さなので、よく生きているなと感心するばかり。

 自然を切り撮るのはとても楽しいけれども、特に、このような生き物の動きの瞬間を捉えるのは満足感が異なる。最近は天候が不安定なので、殆ど野鳥を撮ることがないが、近々、久しぶりに八景水谷公園(熊本市)へ足を運び入れようかと。

ダイサギ(体重1,500g)
アオサギ(体重2,100g)
アオサギ(体重2,100g)
アオサギ(体重2,100g)
アオサギ(体重2,100g)
カルガモ(体重1,125g)
コサギ(体重500g)
カワセミ(体重30g)
カワセミ(体重30g)
メジロ(体重11g)
カルガモ(体重1,125g)
キクイタダキ(体重5.6g)
エナガ(体重7.5g)
カイツブリ(体重190g)
カワウ(体重2,000g)
カワセミ(体重30g)
シロハラ(体重240g)
モズ(体重40g)
ハシビロガモ(体重595g)
ハシビロガモ(体重595g)
マガモ(体重1,100g)
コサギ(体重500g)
カワセミ(体重30g)
ジョウビタキ<雄>(体重16g)
メジロ(体重11g)
ミサゴ(体重1,420g)
ヒヨドリ(体重82g)
ヒヨドリ(体重82g)
ジョウビタキ<雌>(体重16g)
ゴイサギ(体重550g)
バン(体重290g)
カイツブリ(体重190g)
ダイサギ(体重1,500g)
ヒドリカモ(体重773g)
モズ(体重40g)
リュウキュウサンショウクイ(体重22g)
オオバン(体重810g)

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。