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[自由律俳句]❸山頭火ちゃん(昼酒場編)


晴れたり曇ったり忙しい  我も同じか

雷鳴轟く夕方の 心細さに薬は無く

日焼けした私の手 いい感じ

酒場でまみえる見知らぬ先輩と 甲子園の夏

夏の終わりの痛み 分かち合う 昼酒場

柔らかいお父さん達に囲まれて 飲むホッピーは甘露

一人一人にある アオハルに うっかり感涙

夏の終わりに臀部に響く ドーナツイスの 堅牢さ

青春に 涙を流せる清らかさを こっそり妬んだ昼下がりの酒場

愛猫の訴えに深く納得 自己反省の構え






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