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交通系各社さんの公式Twitterを楽しもう


ごきげんよう、ちかです。

ここ数年、いろいろな企業の公式Twitterが話題になることが増えてきました。
タニタさん、シャープさん、東急ハンズさん、キングジムさんなど、各社さんサービス愛とユーモアに溢れる投稿や、他社公式アカウントやフォロワーとのコミュニケーションでわたしたちを楽しませてくれますね。

そして、あまり知られていないかもしれませんが、交通系の会社さんの公式Twitterもとてもおもしろいのです。
中の人のコネタ、地域に密接している交通事業者ならではの地元話、ファンが喜ぶようなマニアックネタなどを交えながら、サービスに関する情報も発信してくれ、フォローしなきゃ損!と思わせられるアカウントばかりなのです。

FacebookやInstagramなど他SNSも活用している会社さんも多いですが、フォロワーとのコミュニケーションを楽しめたり、ユーモアに富んだ投稿が多いのがTwitterの特徴です。
それぞれの特徴でいうと、老若男女が見ているFacebookはオフィシャル感の強い堅実・真面目なテイスト、キラキラした世界感を楽しむInstagramはエモさ重視、Twitterはサブカル感強めといったところでしょうか。

緊急事態宣言ということで外出したくても難しい状況だったり、不安や心配の尽きない日々が続きますが、そんなときに欲しいのはやっぱり明るく楽しめるTwirterなのかなと思っています。
というわけで、今日はわたしが特に好きな交通系公式さんを紹介させてください。

熊本タクシー

https://twitter.com/kumamototaxi/
その名のとおり熊本のタクシー会社の熊本タクシーさん。Twitter上ではクマタクさんと呼ばれていることが多いです。企業公式アカウント版総選挙「企業公式中の人総選挙 2018」で優勝したことでも知られる、交通系の中では有名なアカウントのひとつです。
ネタが豊富すぎてわたしの残念な語彙力ではうまく表現できないので、まずはツイートを見てください。

公式なのにサブカルオタク全開なおもしろさや独特のテンションで有名になり、現在フォロワーは2万人超え。
県外のフォロワーが旅行で熊本に来た際に乗車したり、Twitterを見て採用募集に応募してくる人が増えたりと、さまざまな効果が出ているそうです。

とはいえ、アカウント開設の最大の目的は「自社への苦情」を集めて素早く対応することだったとのことで、ただ楽しいだけでなく堅実な運用をしています。利用者の方への対応もしっかりと行っていることがTwitter上からも分かります。

なお、中の人はSNS運用セミナーで登壇されたりもしているそうです。
わたしもいつかお話を聞いてみたい。。


こ と ち ゃ ん 【 こ と で ん 公 式 】

https://twitter.com/irucakoto
さまざまな取り組みを行っており、全国のローカル鉄道の中でもトップクラスの利益をあげていることでも有名な高松琴平電気鉄道、通称ことでん。実はTwitterの運用も工夫されていらっしゃるのです。

つぶやいているのは公式ゆるキャラのことちゃん
ことちゃんは、仕事はことでんの駅員さん、家族は妻と娘ひとり、趣味は旅行といった具合にキャラ設定がしっかりとされているので、中の人の異動などがあっても運用しやすそうですね。
(なんて言ったら「中の人なんかいません」って怒られちゃうかしら…)

最近は新型コロナウイルスに関するツイートのセンスが良いです。
また、キャラクターものということで、フォロワーさんからネタ画像が多数寄せられるのですが、それらも非常におもしろく、「みんなと一緒に育てるアイドル」ならぬ「フォロワーと一緒に育てる公式アカウント」といった印象を受けます。

なお、ことでんさんは駅員さんが制服のまま温泉に入るポスターで話題になったこともあったり、ことちゃんが生まれた経緯は「経営が悪化した際に『鉄道はいるが、ことでんはいらない』という声があったことを忘れないように『要るか?要らないか?......要るか=イルカ』ということになっていたりと、マーケティングやブランディングにも力を入れていらっしゃいます。
このあたりは語りだすとだいぶ長くなってしまうので、またそのうち記事にまとめようと思います。


のせでん【公式】

兵庫と大阪を走る能勢電鉄、通称のせでんの公式は、2019年9月に開設されたばかりのホヤホヤのアカウントで、まだフォロワー5000人程度なのですが、3/19に「大阪⇔兵庫の不要不急の往来自粛を」という大阪府知事の呼びかけがあった際のツイートで有名になりました。
なんならこのツイートを紹介したくて記事を書いているくらいだったりします。

世間が「え、往来自粛って電車止まっちゃうの?」と混乱している中、始発から終点までの間に県境を3回超えるという立地条件であるのせでんならではの内容のつぶやきで笑いと安心を届けてくれました。なんとも絶妙なセンスの良さ。

運用ポリシーはまだ模索中なのかなという印象も受けますが、きれいな沿線風景や列車の写真・動画、スタッフの方の様子など、いつも楽しく見ております。

これからが楽しみな公式さんですね。
いつか乗りにいきたいな!


株式会社ゼンリン

https://twitter.com/ZENRIN_official
交通事業者さんではありませんが、地理を楽しく学べるアカウントということで紹介したいのは、地図で有名なゼンリンの公式です。

地図で発見したおもしろい地形、変わった地名などの地理・地図にまつわるコネタで日々楽しませてくれるほか、自社製品も分かりやすく紹介してくれます。

ゼンリンさんの地図は調査員の方が実際に現地に足を運び、目視で確認しながら作られているそうなのですが、東日本大震災後に仮設住宅調査を行っていた際に、スタッフ調査員の方が被災地へ訪問した感想、現地の方とのコミュニケーション、地図作成に対する思いなどを、いろいろな方に伝えるために作られたのが、こちらのアカウントだそうです。
当時のまとめがTogetterに残されています。


どうでしょう?有名な公式に引けを取らないおもしろアカウントばかりですよね?楽しいですよね?わたしは記事をまとめながらテンション上がってひとりでキャキャッてなっていました。

みなさんもオススメ公式アカウントがあればぜひ教えてくださいね〜。

それではまたお会いしましょう!ごきげんよう!

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