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おうちで中華 - 芥末菠菜(北京式ほうれん草の辛子和え)

まだまだほうれん草が美味しい季節なので、今日は芥末菠菜(ほうれん草の辛子和え)をご紹介したい。

中国全土を見回しても芥子を使う中華料理は多くはないが、北京では比較的よく見かける。この料理も冷菜の定番で、羊肉しゃぶしゃぶを喰らう時などの箸休めとして、よく頼んでいた懐かしのひと皿だ。


芥末菠菜
jièmò bōcài

芥末菠菜(北京式ほうれん草の辛子和え)

サッと茹でたほうれん草と辛子ダレで和える。ほうれん草の緑と千切り人参のオレンジの対比が目に鮮やかで、地味ながらも小粋な仕上がりだ。

ツーンとした辛味が実に良いアクセントで、前菜としても箸休めとしても大活躍する。こういう一皿が食卓にあると食欲がちょくちょく刺激され、他の料理も進むし、白酒も進む。

これ、日本のほうれん草のからし和えと何が違うのと思う方も多いかもだけど、胡麻油とかの要素でやっぱりしっかり中華料理になるのだ。

この手の簡単で地味ながらも旨い冷菜ラインナップを如何に多く持ってるかが、おうちで中華の充実度を左右すると思う。

身近な食材で作れるので、是非お試しあれ。

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