![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52703164/rectangle_large_type_2_d760abb1ab56b711e997ed0b03ed5674.jpg?width=1200)
おうちで中華 - 薄荷牛肉湯(ミントと牛肉のスープ)
今日はとびきりのご馳走をご紹介する。雲南料理の薄荷牛肉湯(ミントと牛肉のスープ)だ。SNSに上げたら予想以上に大きな反響を頂いたので、早めにレシピ化してみる。
牛肉を煮込んだあっさりスープに、大量のミントをどっさりちぎり入れ、煮えばなを食べる。ミントを!?牛肉と!?大量に!?どんな味なの!?そういう驚きの声をたくさん頂いたが、実際に作れば、今度はあまりの美味しさに驚いてもらえるはずだ。
薄荷牛肉湯 薄荷牛肉汤
bòhe niúròu tāng
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52702667/picture_pc_2ad9f4a926649012fb37beecee84a10b.jpg?width=1200)
柔らかな牛肉。優しさに満ちたスープ。煮えばなのミントの爽やかな香りがたまらない。薬味ではなく、具としての存在感。ミントの真の力を知る。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52702571/picture_pc_971c00ab5a9c0bcdabafa087c6200134.jpg?width=1200)
これが蘸水(薬味タレ)で更に化ける。蘸水(zhànshuǐ )とは、雲南料理に欠かせないつけダレの総称だ。この料理の場合、香菜、葱、生姜、大蒜など様々な薬味を醤油でまとめ、辛味も加えてキリリと仕上げる。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52702990/picture_pc_4fc71340e37b200b5a556dfa0938e82e.jpg?width=1200)
牛肉やミントをつけるもよし、スープに溶くもよし。香りと刺激が洪水のようにふくれ上がり、舌が一気に雲南へ飛んでいく。思わず鼻息が荒くなる。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52703075/picture_pc_355cffccce8d64e9f9fea562ae278705.jpg?width=1200)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52701430/picture_pc_4fb99ea26e85b612592db0a2c1b1b7fb.jpg?width=1200)
鉄壁の〆は、ライスヌードル。別途茹で戻しておいたライスヌードルをスープの中で軽く温め、牛肉とミントと共に小碗に盛って薬味タレをたらり。スープと共に一気にすすると、ああ旨いなあと、満足のため息が漏れる。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52702538/picture_pc_21c87cae2d63167cbc97586da2100c8f.jpg?width=1200)
このスープの素敵なところは、日本では珍しい新鮮で鮮烈な美味でありながら、調理が単純で、1時間ほどかければ誰が作っても美味しくなることだ。
毎回作るたびに幸福感に浸れるご馳走スープ。ミントをたくさん入手できる人はすぐにお試しあれ!
レシピは1本300円ですが、マガジン「春から夏の中華料理20選vol.2」なら20本で980円。1本50円程と大変お得ですので、マガジンがオススメです。
ここから先は
よろしければサポートをお願いします!頂いたサポートは食材と酒徒のやる気に姿を変え、新たなレシピとなって皆さまに還元される寸法です。