おうちで中華 - 口水鶏(よだれ鶏)
今日の料理は、口水鶏。四川料理の冷菜の中でも、知名度トップ5に入る一皿だろう。日本でも「よだれ鶏」という名前で認知されてきているので、お好きな方も多いのではないだろうか。
白切鶏(茹で鶏)を紹介した際、「茹で鶏をマスターすれば、様々な料理にアレンジすることができる」と書いた。この口水鶏も、白切鶏の発展形だ。
口水鶏 口水鸡
kǒushuǐ jī
しっとりと茹でた鶏肉にからむ真っ赤な激辛ソース。ひと口かじれば、刺激的な辛味と豊かな旨味が口の中で弾ける。口水鶏の最良の友はビールで、辛さに悲鳴を上げた舌に冷たいビールを流し込む愉しさは格別だ。
激辛ソースを作って茹で鶏に合わせるだけだから、作るのは超簡単。そのわりに華がある料理だし、「こういう四川料理って家でも作れるんだ!」と驚いてくれる人が多いので、宴会料理にも向いている。
タレの決め手は辣椒油なので、良いものを選びたい。自家製の辣椒油なら間違いなく美味しくなるので、改めてオススメしておく。
おうちで楽しむ本格四川料理、最高ですぜ!
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