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365日美味しい中華料理20選

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季節を問わず一年中楽しめる、本格中華料理レシピ集です。レシピは単体でも買えますが、マガジンだと1本あたり50円未満と大変お得です!
本場で知った味をそのままに、素人でも作れるシンプルな料理を厳選しています。化学調味料や鶏ガラスープ… もっと詳しく
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おうちで中華マガジン - 365日美味しい中華料理20選

新マガジン発売です!今回は季節を問わず楽しめる定番の中華料理レシピが20個入っています。昨年発売の10選からレシピ数倍増!皆さまの食卓の常連になれる料理があれば、嬉しいです。 マガジンご購入は👆👆👆からお願いします! マガジンの初期価格は、ビール一杯のイメージで500円とさせてもらいました。初期ご購入特典として、最初の100部まではこのお値段です。その後は、売れ行きに伴って通常価格の980円まで調整します。早く買ってくださった方が確実に得をする仕組みですので、お早めにご検

365日美味しい中華料理20選 - 目次

種類別に目次にしました。料理名からレシピのリンクへ飛べます。 涼菜(冷菜)炒菜・炸菜(炒めもの・揚げもの)燉菜・灼菜・煎菜(煮もの・茹でもの・ 焼きもの)蒸菜(蒸しもの)湯・烤肉(スープ・焼肉)飯、麺食(ご飯、麺)調料(調味料)マガジンのご購入はこちらから全ての料理が入ったお得なマガジンはこちらです。 おうちで中華マガジン バックナンバーそれぞれ10個~20個のレシピがまとめられたお得なマガジンです。 <2022年6月>

おうちで中華 - 蒜香蒸排骨(豚スペアリブのにんにく蒸し)

今回は、広東料理の王道・蒜香蒸排骨(豚スペアリブのにんにく蒸し)をご紹介しよう!広東の茶楼で点心の品書きを見れば必ず載っている定番であり、広東人の家庭でも広く愛されている絶品料理だ。 家庭料理として愛される料理には全て共通点があって、美味しいこと、また、簡単なことである。 この料理は、豚の骨付きスペアリブにニンニクと下味をからめて蒸すだけだから、実に簡単。それでいて皿からはご馳走感がほとばしり、実際にむちゃむちゃ旨いのだから、完全に条件を満たしている。 蒜香蒸排骨 su

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おうちで中華 - 口水鶏(よだれ鶏)

今日の料理は、口水鶏。四川料理の冷菜の中でも、知名度トップ5に入る一皿だろう。日本でも「よだれ鶏」という名前で認知されてきているので、お好きな方も多いのではないだろうか。 白切鶏(茹で鶏)を紹介した際、「茹で鶏をマスターすれば、様々な料理にアレンジすることができる」と書いた。この口水鶏も、白切鶏の発展形だ。 口水鶏 口水鸡 kǒushuǐ jīしっとりと茹でた鶏肉にからむ真っ赤な激辛ソース。ひと口かじれば、刺激的な辛味と豊かな旨味が口の中で弾ける。口水鶏の最良の友はビール

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おうちで中華 - 汽鍋鶏(雲南式・鶏の蒸しスープ)

今回の料理は、雲南の名物料理・汽鍋鶏(鶏の蒸しスープ)。十数年前に昆明で初めて汽鍋鶏を食べた僕は、その澄み切った旨味に驚愕した。で、家でも作れないかと調べたところ、奇妙な作り方を知って更に驚愕した。 なぜって、鍋の中には水を一滴も入れずにスープを作るというのだ。 汽鍋鶏 汽锅鸡 qìguō jī汽鍋鶏を作るには、汽鍋という特殊な鍋を用いる。 火山のように突き出た中央の穴は、鍋の底へ通じている。汽鍋に具を入れて蓋をしたあと、湯を沸かした別の鍋の上に置くと、底の穴から汽鍋

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おうちで中華 - 扇貝炒蛋(ホタテの卵炒め)

今日の料理は、ホタテの貝柱を使った簡単中華をご紹介。扇貝炒蛋(ホタテの卵炒め)だ。名前の通り、ホタテと卵を炒めるだけなのだが、ちょっとしたコツがある。 初めて食べたのは、広州か上海の広東料理店だったかな。ホタテと卵という、ありそうであまりない組み合わせに惹かれた覚えがある。料理を見てびっくり、「本当にホタテと卵だけなんだ!」と、そのシンプルさに驚いた。 扇貝炒蛋 扇贝炒蛋 shànbèi chǎo dàn卵は、外はふわふわで中はトロリ半熟に仕上げるのが好み。熱で甘味と弾力

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おうちで中華 - 雪菜粉皮(高菜漬けと板春雨の炒め煮)

中国では上海に一番長く住んでいたので、僕のレパートリーには上海を含む江南地方の料理が多い。今日の料理もそのひとつで、雪菜粉皮(高菜漬けと板春雨の炒め煮)だ。我が家のド定番料理である。 雪菜粉皮 xuěcài fěnpíちゅるんとした粉皮(ピラピラの春雨。日本では板春雨と訳されているようだ)に雪菜(高菜に似た漬物)の塩気と旨味が染みて、地味ながらも奥深い味になる。シャキシャキとした雪菜との食感の対比も魅力だ。これに紹興酒を合わせると、幸せでたまらない。 僕が初めて食べたのは

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おうちで中華 - 干煎帯魚(太刀魚の揚げ焼き)

今回は、上海人なら誰もが知る定番の家庭料理・干煎帯魚(太刀魚の揚げ焼き)をご紹介する。シンプル極まりない調理法であるが、日本ではありそうでない食べ方なので、太刀魚の新たな魅力を知ってもらえると思う。 干煎帯魚 干煎带鱼 gānjiān dàiyú太刀魚は、中国語だと帯魚。形が帯に似ていることに由来する。中国沿岸でもよく獲れるので各地でよく食べられていて、上海の海鮮市場でも必ずその姿を見かける定番の魚だ。 料理名の「干煎」とは、食材に粉をはたいて油で揚げ焼きにする調理法のこ

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おうちで中華 - 涼拌胡蘿蔔絲(千切りにんじんの冷菜)

今回ご紹介するのは、今が旬の春にんじんを使って作りたい涼拌胡蘿蔔絲(千切りにんじんの冷菜)だ。まあ、冬にんじんで作っても旨いので、一年を通して活躍するレシピということになる。 中華版キャロットラペとでも言うべきこの一品は、千切りにしたにんじんを黒酢ベースのたれで和えるだけ。それだけで、大陸中華の風が吹き抜ける。 涼拌胡蘿蔔絲 凉拌胡萝卜丝 liángbàn húluóbosī黒酢の酸味がにんじん甘味を強調する。千切りにんじんの軽やかな食感が口の中に響くとき、香菜や白葱とい

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おうちで中華 - 白灼蝦(茹で海老)

今日の料理は、白灼蝦(茹で海老)。海老を使った中華料理というとまずエビチリを思い浮かべる人が多いかもしれないが、中国で知名度が高いのはこの料理。最もシンプルで最も普遍的で最も海老の味を楽しめる海老中華だ。 中国在住時、沿海都市へ出張して宴会をやるたびに必ず出た料理でもある。真っ赤に茹で上がった海老が丸く並ぶ様子の美しさは、見る者の心を奪う。何度見てもテンションが上がり、喜んで食べたものだ。 白灼蝦 白灼虾 báizhuó xiā作り方は至って簡単で、要は活きた海老を茹でる

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おうちで中華 - 陝西油潑麺(陝西式・油そば)

今日の料理は、麺。驚くほどシンプルで激旨な陝西油潑麺(陝西式・油そば)をご紹介しよう。豊かな麺文化に定評がある陝西省の麺料理の中でも、陝西人のソウルフードと言っていい存在だ。 茹でたて熱々の麺に薬味と醤油ダレと唐辛子粉をかけて、カンカンに熱した油をジュワーッ!竜巻のように渦を巻き立ち昇る華やかで力強い香り!碗の底から混ぜると麺がぬらぬらと輝きを増し、強烈に官能を刺激する。 陝西油潑麺 陕西油泼面 Shǎnxī yóupōmiàn見てくださいな、この色気!一度食べ始めたら誰

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おうちで中華 - 涼拌木耳(キクラゲの冷菜)

今日の料理は、涼拌木耳(キクラゲの冷菜)。中国のレストランでは「とりあえずの一皿」として不動の地位を誇っている定番の前菜だ。 「とりあえずの一皿」などと書くと大して美味しくないんじゃないかと思う人もいるかもしれないが、大間違い。誰からも愛される美味しさだからこそ、その地位に居座っていられるのだ。 涼拌木耳 凉拌木耳 liángbàn mùěr肉厚でプリプリの木耳に程よく黒酢タレの酸味や薬味の辛味がからみ、胡麻油が香る。その爽やかな味わいは、食欲増進効果抜群。開胃菜(アペタ

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おうちで中華 - 烤羊肉(本格北京式・羊焼肉)

今回は大長編。簡単で美味しい北京の烤羊肉(羊焼肉)の素晴らしさをお届けしたい。 北京で羊と言えば涮羊肉(羊肉しゃぶしゃぶ)を思い出す人が多いかもしれないが、あれが東の横綱とすれば、烤羊肉(羊焼肉)は西の横綱。銀英伝で例えるなら、ミッターマイヤーとロイエンタール(帝国軍の双璧)である。 烤羊肉 kǎo yángròu烤羊肉(羊焼肉)とは何かといえば、炭火の上に巨大な円形の鉄鍋を置き、下味を付けた羊肉と薬味野菜をわしわしと焼いて食べる。老舗ともなれば十人が同時に食べられるよう

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おうちで中華 - 麻醤豆腐(胡麻だれ豆腐)

今日は、覚えておくと四季を通して重宝する前菜をご紹介しよう。北京の家庭料理・麻醤豆腐(胡麻だれ豆腐)だ。 下茹でした豆腐に胡麻だれを回しかけて薬味を散らすだけの料理だが、これが実に立派な、食べ飽きの来ない前菜になるのだ。 麻醤豆腐 麻酱豆腐 májiàng dòufu見た目こそ映えないけれど、「映えないのに旨い」のが北京料理の特徴だから、気にすることはない。食べればその旨さに誰もが納得するはずだ。 まったりとした胡麻だれが豆腐にまとわりついて、テラリと輝く。レンゲごとガ

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