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おうちで中華 - 毛豆焼鶏(枝豆と鶏肉の醤油煮込み)

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このところ本のために手軽な料理ばかり作ってたから、なにか豪快な料理を作りたいな。そう思っていたところに、千葉の旧友から小糸在来(十月中旬に旬を迎える在来種の枝豆)がどっさり届いたので、心は決まった。

そうだ、毛豆焼鶏(枝豆と鶏肉の醤油煮込み)にしよう。

毛豆焼鶏 毛豆烧鸡
máodòu shāojī

毛豆焼鶏(枝豆と鶏肉の醤油煮込み)

骨ごとぶった切った鶏肉を薬味と炒めたあと醤油味で煮込み、途中で生のまま剥いた枝豆を加える。煮汁がいい具合に飛んだら、どどーんと大皿に盛る。こういう料理は、量も味のうち。へへ、これでこそ中華だぜ。

うむ、見た目も味も、如何にも中国の農村で出てきそうな感じの会心の出来栄え。柔らかく煮えた鶏はもちろん、コリコリの枝豆に煮汁が染みて、むやみやたらに旨い。

そそる

鶏肉を骨ごとしゃぶり、レンゲで枝豆をすくって口の中に放り込む。家族一同、テンションMAXで手と口を動かした。

「うまいねえ!」
「うまい!」
「おいしいねえ!」

旨いものを前にすると、人は言葉が単純になる。

しっかし、鶏をぶった切ったりガシガシ炒めたりする作業が妙に楽しかったな。出版後のお祭り騒ぎも来月には落ち着くだろうから、また腰を据えてあれこれ作っていきたい。

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