【読書めも】バズる文章教室
書評ライター三宅香帆さんのバズる文章教室を読了。著者の文章を書く姿勢に共感して、手に取りました。
”バズらせる”というと、「テクニックを駆使して、一時的に大きな拡散を狙う」そんなイメージを持っているんじゃないでしょうか。でも、この本は「そういうことをするのが苦手」な人のためにあります。
私もそういったテクニックが苦手🙋
コツコツと、相手と信頼関係が気づけるような文章を書きたいと考えながら、noteを更新しています。
この本の目的は、1、(文章の終わりまで読もうかな)と思ってもらう。2、(この人いいな)と思ってもらう。3、(広めたいな)と思ってもらう。そんな文章を書けるようになることです。
大きな切り口は、つかみ、文体、組み立て、言葉選び。
作家、ライターさんの作品や記事(時には歌詞も)を参照しながら、バズる文章について、具体的に解説されています。
【私の感想】
大きく2つある。
素直に読み物としておもしろかった。具体的に取り入れるというよりは、「おもしくて、引きつけられる文章って、何がいいんだろう?」と、考察する視点を知ることができた点が良かった。
おもしろい文章に出会ったとき、なぜおもしろいのか?と自分にとってのひっかかりを分析するのに役立ちそう。
もう1つは、新たな書き手、作品との出会いがあった。橋本治さんや、上橋菜穂子さんは知らなかったし、知っている作家さんでも、知らない作品に出合うことができた。また、改めて読んでみたい。
文章を書くことについて、いいなあと思うことは、これまでも無意識に、取り入れてきたと思う。でも、なぜいいなと思うのかについては掘り下げて考えていなくて、感覚的なものだった。
これからは、文章の内容だけではなくて、何が良かったのか、それは文体?言葉選び?と、深堀って考えてみるのが楽しみだ。
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