嫌なことからは逃げろ / 猫に学ぶ仕事術
パート主婦からフリーランスへ
10年以上かかりましたが、ようやく被雇用者から抜け出して、フリーランスになりました。
私はこれまでずっと、どこかの会社に雇用される働き方をしてきました。
雇われない働き方がしたいと思い続けて10年。ここ4年程は、半パートタイマー半フリーランスというスタイルで生活してきました。
もちろん、フリーランスになれば全てが自由とはならないけど、雇用されている時よりもはるかに自由を感じています。
大人になるずっと前から「仕事だから仕方がない」という言葉を聞いてきました。
その言葉は、大人になった自分自身にも使うようになりました。
仕事だから満員電車で通勤するのは仕方がない、仕事だから理不尽なことがあるのは仕方がない、仕事だから遊びに行けないのは仕方がない。
大人は仕事から逃げられないのだと思い込んでいました。
嫌なことからは逃げていい
そんな昭和マインドを引きずった私を変えてくれたのは、一緒に暮らしている猫達でした。
彼らは、好きなこと・嫌いなことがハッキリしています。そして、嫌なことからは上手に逃げます。
猫同士すれ違う時はスッと避けたり、相手が引いたらそれ以上は絡まなかったり、薬入りのちゅ〜るを拒否したり、動物病院に行く準備を始めると姿を消したり。
無駄な争いは避ける。距離感を大切にする。プライドを持っている。危険を感じたら逃げる。
私もこんな風に「好きなものは好き」「嫌なものは嫌」といって自由に生きてみたい!と思ったのです。
私がやめたこと
私はまず、自分が仕事をする上で「不快に感じることをやめる」ことから始めてみました。私の場合、仕事自体ではなく取り巻く環境に不快感がありました。
①満員電車に乗ること
②上下関係があること
③時間が決められていること
④場所が決められていること
⑤収入が決められていること
⑥服装が決められていること
⑦健康がコントロールされること(定期検診、ワクチン接種など)
やめて変わったこと
①電車に乗るのは月の半分・座れる時間帯
②対等な仕事相手を選択できる
③自分でスケジュールを調整できる
④自宅または自分で場所を選択できる
⑤自分次第で減りも増えもする
⑥ほぼ私服
⑦任意
たったこれだけの事を変えるために10年もかかってしまいましたが、だからこそ、もう雇われる働き方には戻らないと心に決めました。
by nekoko
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