Meet up!! Miyako-vol.3-event report
令和3年 11月20日(土)宮古市内のシネマ・デ・アエルにてMeet up! Miyako -vol.3- を開催いたしました!今回はそのイベントレポートです。
1.「Meet up! Miyako」ってなに?
このイベントは宮古市地域おこし協力隊の吉浜隊員と笹原隊員が共同で開催しているイベントです。
2人の共通点は、『20代のUターン者である』ということ。
震災以降復興の最前線に立っていた今は30代以上の大人たちに比べて、20代のためのコミュニティは少ないと感じていました。
そこで、「岩手県内でローカルプレイヤーとして活動している人をゲストにお迎えし、トークセッションを開催したら面白いのではないか?」と考え、宮古発20代限定のトークセッションイベントを開催しました!
2. vol.3のゲストスピーカーは?
第3回目にゲストスピーカーとしてお越しいただいたのは、岩手県一関市を拠点にローカルプロデューサーとして活動する【あぜみちデザイン】の櫻井陽さんです!
地域おこし協力隊経験者で、Uターン者であることに主催の僕らもシンパシーを感じて今回お呼びしました。初のUターン者ゲストとなった今回ですが、地域をどういった視点から観察しているのかとても気になります。
3. ファシリテーターについて
今回はなんと言ってもトークセッションイベント。
ゲストスピーカーの方からお話を引き出していただくのは、宮古市内のNPO法人みやっこベースで事務局長を務める早川輝さんです。
4.いよいよ始まるトークセッション!!
笹原隊員の司会によって始まった、第3回目のMeet up! Miyako。
まずは、櫻井さんご自身がローカルに関わるきっかけになった出来事と、20代の過ごし方について話していただきました。
簡単に櫻井さんの経歴や現在の「あぜみちデザイン」でのお仕事内容を簡単にお話ししていただいきました。
櫻井さんがローカルや自分の地元に興味を持ち始めたのは、東日本大震災があったから。大学の合格発表の2日後に発生した震災とその後のボランティア活動で、自分自身が街に対してできることは何かあるだろうかと考え始めたそうです。
若者が持つローカル・地元への危機感は街をどう変えていくのでしょうか?
若者のコミュニティを作ってみたり、マルシェを開催してみたり。ローカルの中に立つ自分自身として、「知識と経験」を身につけることを大切にアクションを起こしていたそうです。
櫻井さんは一関の歴史や文化、風土を繋いでいくために様々な活動をされています。その中で、頼る力や頼られる力がとても大事になってきます。ローカルの課題を発見して、自分自身があぜみちデザインという広告代理店として、誰かに依頼をして課題を解決する。街の人の課題を現場で一緒になって考えて、一緒に悩むということが大切だそうです。
-vol.1-のゲストの三井さんがおっしゃっていた、「今できることを小さく素早く始めてみる」に通じるものがあるような気がします。ローカルでの失敗は必ず知り合いが助けてくれるよね!みたいな共通認識のもとで一人一人が輝ける社会にこそローカルのヒントはあるのかもしれません。
5.距離も縮まったところでワークショップへ
今回のワークショップは感染対策で人数が少なかったこともあり、質疑応答も兼ねたジャムセッションになりました。参加者からの質問に対して
会場からの質問に対して、丁寧に答えてくださり、より解像度の高いローカルのための議論が生まれたりしていて、とても面白かったです。
パーソナルな部分に関しての質問が出てくるのも、やはりオフラインで開催しているからなのかも。トークセッションでゲストと参加者の距離も縮まっていたようです。
6.Meet up! Miyako -vol.3- 終了!
そして最後は毎回恒例の全員揃っての記念撮影。一関からお越しの櫻井さんに教わった一関ポーズで写真を撮ります。
熱気が冷めやらぬままでしたが、時間が来てしまったので閉会となりました。
今度はこの宮古に生まれつつあるコミュニティから、ローカルや地域社会に対してアクションが生まれてほしいと思いました!
7.次回の開催は?
Meet up! Miyakoは2ヶ月に一度開催されるイベントです!
次回の開催予定日は1月15日(土)。
次回は初の県外からのゲスト!秋田県横手市で、狩猟家 兼 絵画作家として活動している 永沢碧衣さん をゲストスピーカーにお迎えします。
宮古市内在住の20代の方はぜひお越しください。
執筆:笹原爽志
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