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【味噌のわ】みんなで味噌玉を交換し合い熟成を待つ

味噌作りは豆と麹と塩を混ぜるだけ

日本で昔から家で仕込まれていた手前味噌。基本的な作り方は、蒸すもしくは柔らかくした大豆に麹と塩を加えて熟成するだけ。
難しい作業ではないのですが、大豆を水に浸して一晩、火にかけて数時間と意外と時間はかかります。
そして、冷ましてた大豆を潰し、麹と塩をまんべんなく混ぜ団子にし、空気が入らないようにギュウギュウ詰めていくのは重労働です。待ちの時間と単純な力仕事を楽しくできちゃうのが仲間意識。

味噌は仲間意識を育みます

実は、はじめましてのメンバーでも、味噌を作るという同じ目標で集まった仲間たちは、不思議と同じ村の住人のような連帯感に包まれます。これぞ味噌パワー。そして2024年も新たな味噌を仕込みました。今年は、味噌仲間を増やし、二日間に渡って仕込む会を開催しました。
写真と共に、記録として残しておきます。味噌開き会は11月を予定しています。各家庭で熟成した味噌を持ち合い、また一緒にご飯を楽しく食べたいです。


企画:小島弓子(フードディレクター)
協力:のわ
写真:小島邦康(Artical.inc)
プロジェクト:味噌のわ

一晩浸水させた大豆を柔らかくなるまで煮ます。気温が低い日が続いたため浸水に時間がかかりました。煮汁が甘くなり、まずは煮汁をいただきお腹あったか。お味噌汁にも入れます。
今年は無農薬玄米麹に挑戦。どことなく茶褐色でしっかりしています。塩切り(麹と塩を混ぜる)して潰した大豆にまんべんなく混ぜていきます。ここが一番の力仕事。
あとは各々の入れ物に丸めて詰めていくだけ。空気が入るとカビ安くなってしまうので、力一杯投げ入れます。いろんな人の手が関わると、さまざまな個性が入って奥深い味になるとか。参加した皆さんで味噌玉を分け合いました。
玄米味噌2024仕込み終わりました。こんな白っぽい色が年末頃には茶色に。発酵の力恐るべし。
お昼ご飯もみんなで用意します。去年作った味噌を使用し、いつものご飯に取り入れやすい味噌料理を料理家の谷さんに教えてもらいます。
大豆(納豆、厚揚げ)を中心としたお野菜デリにお味噌汁とご飯でご馳走ランチです。ランチについてはまた別の記事で紹介します。


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