妊娠16週で、お腹に宿ってくれた命をお空に返してしまいました
途方もなくかなしい でも、また小さな命を迎え入れたいから、元気になりたい…
そんな約1年の気持ちを、書き留めた記録…
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やよいちゃんのこと 流産、死産のきもち12 不育症の診断と降ってきた言葉
新横浜のクリニックで、不育症の検査結果を聞きにいく。
結果は、陽性だった。
胎盤に血栓が出来やすく、赤ちゃんに十分な栄養が行っていなかった。 治療法はある。アスピリンの服用とヘパリンの自己注射。
いろいろ考えてしまう。
原因は私だった。生きられるはずの命を、育ててあげることができなかった。
治療法はあるとはいえ、保証はない。これ以上、負担に耐えられるかの不安もある。
***
やよいちゃんのこと 流産、死産のきもち10 3ヶ月が経って
やよいちゃんを失ってから、3ヶ月が経ったのだった。
まずは、自分をほめてもいい、と思う。
深い鬱にも陥らず、毎日の仕事に復帰している。家事もなんとか回して、本を読んだりする気力も取り戻した。
ちゃんと食べて、ピラティスでカラダをほぐして、完全ではないかもしれないけど、健康を保っている。
元気でいよう、とちゃんと思って、実行している。
それだけでも、じゅうぶんにがんばっていると
やよいちゃんのこと 流産、死産のきもち7 ありがとう、と思えたとき
ハハが、白檀のお香をくれた。
京都の大原で手に入れたものだという。
お寺の住職さんがすてきで、やよいちゃんのために、お経をあげてくれるように頼んでくれたらしい。
お経をあげれくれる日に合わせて、朝、お線香を焚いてみた。
目を閉じて手を合わせていると、心が自然とやよいちゃんと話しはじめた。
ありがとう。
わたしのところに来てくれて、ありがとう。
やよいちゃんはわたしの子