見出し画像

【句】実体 一日一詩vol.36

此の言葉生きていればこそ留まる


――――――――
流れ、に重きを置いている人生でしたが、
言葉がここにある、留まることは
生きていればこそ。
ですが故人の言葉、小説なども
留まり誰かに読まれたりもする。
言葉は生き長らえることもある。
ソクラテス、孔子、夏目漱石。
ニーチェ、空海、ショーペンハウアー。
肉体の死を越えて留まる言葉とは。
我が身から出る言葉、
想う、放つ、綴る、書き殴る。
留まる時間の線香花火のような儚さよ。

いいなと思ったら応援しよう!