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宿題後回し問題、これで解決しました

我が家の小1長女、勉強が嫌いなわけじゃないけど、宿題や通信教育はとにかく後回し。もともとこのことを解決しようと思ってやったわけではないけれど、結果的に解決しましたというのが今回のお話です。本好きな子には効くかもしれません。

本をきっかけに1日の過ごし方を考えるように

夏休みや冬休みの過ごし方のノウハウで見かける「1日の過ごし方」的なスケジュール表。

実際に長女と使ったスケジュール表

うちでは夏休みに取り入れようとして定着しなかったものの、冬休み後半から長女自ら興味をもつようになりました。きっかけはこちらの本。

渡していた子ども用Kindleで自分で見つけて読み始めました。(ちなみにダウンロードするときは、親の許可を得てからとしています。)

時計が読める=時間感覚がある、わけではない

長女は小1で、時計は読めるけど時間感覚が未熟。だから、そのときにやりたいことを優先して、結果宿題終わってないという事案が度々発生していました。また、下校の流れでお友達と遊ぶことになり、元々やりたいと言っていたことができなくて、寝る前に気がついたり…。つまり、

・放課後から寝るまでの自由な時間が把握できていない
・やりたいことを忘れて後で後悔

この2つが理由で本人もイライラしてしまうことがあって困っていました。私から伝えようとトライしたことはあったのですが、説明が悪いのか、理解できなくて「もういい!」となってたんですよね。今回は自分から本を読んだのがよかったみたい。

円グラフで1日を可視化。意外と少ない自由な時間

まず本に沿って、平日の平均的な1日を円グラフで可視化。「放課後ってこんな少ししか時間ないの?」というのにまず本人びっくり。「そうだよ、何回も言ったじゃん…」と思いつつ、付き合う。自由に使える時間の少なさに気づいて、「習い事を増やしたい。」と言っていたのが「もう少し考えたい。」に変わりました。気になってたことが伝わってよかった。

1日の過ごし方を決めてみて気づいたこと

次に、本を読んだのは冬休みだったので、お休み中の過ごし方を考えてみることに。さすがに自由時間がたくさんあるので、「やりたいこと」と「やらなければならないこと」をリストアップして、1日のどこでやるのかを決めてもらいました。また、毎日勉強するのは嫌だということで2,3日単位で予定を立てることに。

当然、宿題など「やらなければならないこと」を夕方にもってくる娘。しかも数日分。やってみるとしんどい。そりゃそうだ。全部できなくて翌日に回すことも。うんうん、そうなるよね。そう思ったけど、自分の好きに予定を立ててみて、勉強を夕方にもってくるのはきついことにも気づいたみたい。それから、「1時間続けて勉強するのはしんどい」とか、自分が勉強に集中できる時間もなんとなくわかってきた様子。その辺は一緒に振り返りをしながら確認しました。

習慣として定着したわけではないけど得たものは大きい

その後、冬休みが終わって2週間ほど経ち、すっかり予定表はつくらなくなりました。でも、毎日ではないものの宿題は先にやっておこうという気にはなったみたいです。母的にはすごい進歩。

長女の場合、時間感覚がつかめていなくて、「やりたいことをやった後で宿題をやっても十分間に合う」という思い込みがあったんですね。実際には意外と時間が掛かったり、疲れてやる気が出なかったりしてしまっていた。自分で予定を立てて、振り返ってみて、実際に掛かった時間や自分の状況をつかめたのがよかったのだと思います。

口では伝えていたつもりだけど、実際に紙に書いてみたことで理解が進んだのでしょうね。

あと、きっかけとなった「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズが気に入ったみたいで、他のテーマも読んでいます。確かに、親が言うよりも、本の方がわかりやすい言葉で書かれているよなぁ。漫画もあって読みやすいようです。

「整理整頓」編も読んで、年末に断捨離したけど、お片づけは習慣化せず。人間、向き不向きがありますね…。


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