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元ライバーが社長になったワケ

 こんにちは!千尋です。2ヶ月前にはなりますがInstagramマーケティング会社を設立しました。時間ができたのでnoteにもまとめておこうと思います。

社名と由来

 社名は、ココアンド株式会社です。「個々と共に」を合言葉にしたかったのでこうなったのですが、意味は2つあります。

 1つ目は、「個々と私たち(株式会社)」という意味です。”個”というのは企業やブランドの個でもあり個人の個でもあるのですが、輝ける”個”の伴走者として共に走りたいという想いを込めました。

 2つ目は、「仲間、共同体、平等」という意味です。接頭辞の”co”に由来しており、2つ連ねることで、”co”と”co”が繋がってその和が広がり、”個”が輝ける素晴らしい社会になることを表現しました。

なぜ個にこだわるのか?

 自分自身が個で戦った経験があり、個で生きようとする企業や人の味方でありたいからです。きっかけは学生時代にSNSに魅了されたことでした。

 一度きりの大学生活やりたいことは全部やろうと小さな芸能事務所に所属していたのですが、イベントに出演してもファンがいないのでチケットは売れないし、仕事といっても撮影会のモデルくらい。雑誌に載るくらいしないと芸能活動とは呼べないんじゃないか?そんな劣等感を抱いていた私は事務所を辞めてmixchannelというライブ配信アプリで配信をするようになります。初めは画面を前に何を話していいのか分からなかったり、思うように伸ばせなかったのですが、「なぜ雑誌に載りたいのか」「なぜ応援してほしいのか」という素の想いを語るようになったことで応援してくれるファンが増えていきました。最終的にはファンの方々の応援により、雑誌や大型ファションショーに出演することができるようになり、SNSでファンをつければ力を持たない個人でも戦えるようになるということを学びました。SNSを通して全国の人と繋がりその人たちの生きる希望になれた時、もっとたくさんの人を幸せにしたいという欲が出てきました。そして、大手芸能事務所を片っ端から受けいくつかの合格を勝ち取るのですが、20歳を超えた無名の個人の力は小さく、自分一人の力では大きな価値を生めないということに気がつきビジネスサイドに回ることを決めました。それからの2年間は、飲食店や宿泊施設の集客を助ける動画アプリを開発したり、インスタメディア立ち上げや小規模事業者のSNS支援をしてみたり、ベンチャー企業に足を踏み入れてみたり、新卒で広告代理店に就職して中小ベンチャー企業のSNS広告運用をしてみたり、何が自分に合うビジネスなのか模索しました。

 さまざまな挑戦と模索の中で見えてきたこと、それは、SNSでファンと直接繋がる企業や個人は強いということと、力を持つ勢力が力を持たない個から搾取する構造はよくあるということです。周りを見てみてください。SNSでファンとの関係を築けた企業や個人は、直接伝えたいことを伝え、売上に繋げています。一方でそうでない場合は、影響力のある企業や広告、メディア、プラットフォームを頼るしかない。どちらが良いでしょうか。もちろん後者のメリットもたくさんあるのですが、明るい未来を願う場合は、個で力をつけるに越したことはないでしょう。なぜなら、ファンとの関係が財産になり、右肩上がりに成長することができるからです。外部の力に頼れば成果がある程度保証されている一方で、個を出せずに価格競争に晒されたり外部的要因で困難に陥る可能性があります。SNSのファンはそのブランドのストーリーや世界観に共感しているので、簡単には離れません。目先の利益を得ようとするお客さんよりも、愛してくれるお客さん。それをいかに増やすかで企業の未来は大きく変わります。

事業内容

 「個々と共に。」を合言葉に企業のInstagramマーケティング支援事業を展開しています。

なぜInstagramなのか?

 理由は2つです。1つ目は、個のためになるからです。インスタグラムは、「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」というミッションに基づいた展開をしており、人々の購買行動に与える影響が最も大きいSNSです。潜在層への認知から、興味関心、購買に、継続、ファン化と、全ファネルアプローチすることができることや、戦略立てて運用することで再現性ある成長を実現することができる点も魅力です。

2つ目は、専門領域だからです。これまで30社以上の企業や事業者のInstagramマーケティングを支援してきました。また、個人的にも毎日100以上のアカウントをマーケティング目線で分析するようにしていたり、媒体情報を追ってたりします。好きだからです。Instagramについて研究することや、お客様のご支援をすることが、これまで一度も苦になりませんでした。それどころか感謝していただけるので天職なのではと思っています。

最後に

 今回は、Instagramマーケティング事業への想いを中心に綴らせてもらいましたが、これからのnoteでは、自身のストーリーだけでなく、Instagramに関するお役立ち情報も発信していければと思います。

また、「Instagramがなかなか伸びない」「そもそも活用するべきか分からない」などのお悩みを抱えた企業様向けのZOOM相談会も開催しておりますので、ぜひ!