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【仕事】キャリアに迷う20代へ:自分の価値観を見つける自己分析法

こんばんは、植田千尋です。

20代でキャリアに迷うことは、誰にでもある悩みですよね。
私は高校を卒業した後に、すぐ働いたほうがいいでしょうと思い、
大学進学よりも就職を選ぼうとした人です。

そもそも、やりたい事がなかったし、
何を選択したらいいのか?も分からなかった当時です。

大学を卒業して本当は就職して数年が経ち、
仕事にも少し慣れてくると、
「本当にこの道で良いのか?」「自分が本当にやりたいことは何だろう?」と考え始める瞬間が訪れますよね。

このような迷いは、今後のキャリアをどう築いていくか考える上で大切なステップですが、
答えを見つけるのは決して簡単ではないと感じている人も多いのではないでしょうか?

そんな時、自己分析を通じて自分の価値観や本当に求めているものを知ることが、
キャリア選びの1つの道しるべになります。
今回は、私の体験も踏まえて、自分の価値観や本当に求めている価値を具体的にする自己分析法を紹介します。


1. 自分の「過去」を振り返る

まず最初に、自分の過去を振り返ってみました。

これまでの経験の中で、
自分がどんな時に喜びを感じ、
どんな瞬間に充実感を得たのか?を思い出してみてください。
学生時代の活動やアルバイトでしょうか?
現在の仕事の中で、「やっていて楽しかったこと」「夢中になれたこと」は何でしょうか?
反対に、「苦手だったこと」や「ストレスを感じたこと」もリストアップしてみる事をオススメします。

様々な感情を感じた経験は宝物で、
なぜその時その感情になったのか?
なぜ達成感を感じたのか?の共通点を探すところからスタートです。

例えば、
過去にリーダーシップを発揮した場面で充実感を得たなら、
人と関わりながら物事を動かす役割が向いているかもしれません。

また、個人でじっくり取り組む作業が好きだったなら、
専門的な仕事やクリエイティブな分野が向いている可能性もあります。

このように、自分がこれまでどんな活動に対してポジティブな感情を抱いたかを知ることで、
今後のキャリア選びにおいて参考になるヒントを得られます。

ただし、ここで注意は過去の経験が全てではないという事。
過去の経験はこれしかないからとか、この経験しかしてないからとか、
向き不向きにフォーカスするのは要注意です。

あくまでも何をいつ、どう感じてきたのか?の参考までに振り返る事が大前提です。

2. 「価値観マップ」を作る

次に、自分の価値観を明確にするために「価値観マップ」を作ってみましょう。
皆さんは書き出した事はありますか?

価値観とは、自分が大切にしている信念や行動の指針のことです。
仕事を通じて得たいものや、生活の中で重視したいことが明確になると、
自分にとって理想的なキャリアが見えてきます。

価値観マップを作る方法はシンプルです。
まずは、自分が仕事において大切にしたいと思う要素をいくつか書き出します。
例えば、「安定した収入」「自由な時間」「人とのつながり」「成長機会」「社会貢献」など、何でも構いません。

そして、それらを優先順位の高い順に並べてみましょう。どれが一番重要で、どれが二番目に重要かをじっくり考え、自分の価値観を整理します。

価値観マップを作成することで、今後のキャリアを選ぶ際に「自分が大切にしたいこと」を見失わず、ブレずに進んでいくことができます。

また、過去感じてきた事もそうですが、これから大事にしたい価値観も含めて書き留めておくことをオススメします。
これからの理想の未来は過去の経験ではなく、今この瞬間から決められるからです。

3. 「未来の自分」を想像する

自己分析を進める中で、自分がどのような未来を描いているかを考えることも非常に重要です。

例えば、5年後、10年後にどんな生活を送りたいか、どのような役割を果たしていたいかを具体的にイメージしてみます。

このプロセスで大切なのは、仕事だけでなく、プライベートや家庭生活も含めた自分の人生全体を考えることです。

「仕事中心でスキルを磨いていく人生がいいのか」「家庭と両立しながら安定した仕事に就くのがいいのか」など、自分の未来像を描くことで、今の選択が未来の目標にどれくらいフィットしているかが見えてきます。

ちなみに、私は「家庭と仕事のどちらかを選ぶのが当たり前」と思っていた価値観から、人との出会いと理想の未来の自分を想像して書き出した時に、
「仕事も育児も自分の幸せも1000%で」のスローガンに切り替わりました。

価値観が激変したのです。
そういうケースもあります。

また、自分が想像した未来と今の仕事やキャリアプランに違和感があると感じたら、
それはキャリアチェンジや新たなスキル習得を考えるきっかけかもしれません。

4. 「他者の視点」を取り入れる

自己分析はもちろん重要ですが、時には他者の意見や視点を取り入れることも有効です。

自分一人で考え込んでいると、どうしても自分の限られた経験や視野で判断してしまいがちです。
そのため、信頼できる友人や同僚、家族に自分の強みや弱みについて聞いてみましょう。

意外な視点からのフィードバックが、自分の価値観や適性に気づくヒントになることがあります。

尊敬する先輩やメンターに相談することも一つの手です。
そもそもメンターが不在、もしくは誰に聞いたら分からないって方もいらっしゃると思います。

私の場合は経済力の観点で言うと、まず年収1000万は稼ぎたいと出たので、
少なくとも年収1000万以上稼いでいる人からフィードバックを受けようと決めてました。

自分の理想とする状態を得ている人が周りにいればその人に聞く
もしくはそう言う人と繋がりたいとわかりやすく発信する事によってチャンスも増えます

尊敬する方や、既に自分の理想を叶えている方々のキャリアの歩み方やアドバイスは、自分の選択肢を広げる助けになります。
外部の視点を取り入れることで、自己分析の精度が高まります。

5. 「今の自分」を受け入れる

最後に、自己分析をする上で重要なのは、今の自分を肯定的に受け入れることです。

キャリアに迷っているからといって、自分を否定的に捉えるのではなく、
あくまで「自分の価値観や強みを再発見するためのプロセス」として自己分析を行いましょう。

迷いがあるということは、自分をより良い方向に導くためのステップであり、それは成長のチャンスでもあります。

まとめ

20代はキャリアの選択肢が広がる一方で、
迷いも増える時期でもあります。

自己分析を通じて自分の価値観や強みを見つけることで、
理想のキャリアに向かって一歩を踏み出せます。

過去を振り返り、価値観を整理し、未来をイメージし、
他者の視点を取り入れながら、今の自分を受け入れましょう。

キャリアの迷いを乗り越えるための第一歩は、自分を深く知ること
そして自分がどうなりたいか?を明確にする事が全てだと私は思っています。

ぜひ、皆さんのキャリア、人生にとって大切にすべき価値観が明確になれば幸いです。


いつもお読みいただきありがとうございます。

植田千尋

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