期日前投票に行ってきた。
手ぶらで行ったけど、淡々と投票用紙をもらい、名前を書き、投票箱に入れ、一瞬で終わった。
数年前までは政治への関心はほぼ無かったし、今だって知らないことのほうが多い。自分の一票が大きな影響を与えるわけでもないかもしれないとも思っていたりする。
それでも、無関心であることは今の現状に満足しているという意思表示にもなり得るし、少しでも疑問に思うことや賛成できないことがあるなら、投票という形でしっかり行動をするべきだと思う。
以前、1960年代のアメリカ公民権運動を題材にした映画「グローリー 明日への行進」の中で、選挙権が持てないことに対しての葛藤を描いていたのを観た。
日本でも74年前まで、女性は選挙権を持っていない時代があった。それでもひとりひとりが行動したおかげで、当たり前に男女共に選挙権が持てる今の時代がある。
世界を見渡せば、今も尚政治に対して自分の意見を示せない国だってある。
そう考えると、こうして自分が一票を持っていて、政治に対して自分の意思を示すことができることはとてもありがたい事なんだなと感じる。
政治に関心がある人もない人も、今よりも良い国や生活を少しでも望む気持ちがあるなら、まずは明日、選挙に行ってみよう。
武藤千春
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