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西インド・ウダイプール 〜 誰も真似したくない超非効率なバス旅

こんにちは。
今回はバンガロールから直行便で2時間20分、西インドのウダイプールへ。

皆が車やバイクで観光している中
ローカルバスで観光しました。

そんな誰も真似したくない貴重な?体験談です!

旅程

Day 1 飛行機移動
14:25 BLR発 16:40 UDR着
17:15 ウダイプール空港発
(リキシャ 45min)
18:00 ホテル着

Day 2 チットーガル城観光
8:00 ウダイプール発
(バス 2h20)
10:20 チットーガル着
(徒歩 40min)
11:00 チットーガル城着
13:55 チットーガル城発
(リキシャ 25min)
14:20 チットーガル着
14:35 チットーガル発
(バス 2h40)
17:15 ウダイプール着

Day 3 クンバルガール城観光
5:25 ウダイプール発
(バス 2h)
7:25 KELWADA着
(徒歩 2h35)
9:00 クンバルガール城着
10:40 クンバルガール城発
 (徒歩 1h20)
12:00 KELWADA着
12:30 KELWADA発
(バス 3h)
15:30 ウダイプール着

Day 4 シティパレス観光
9:00 シティパレス観光
14:15 ウダイプール発
(リキシャ 35min)
14:50 ウダイプール空港着
17:15 UDR発 19:35 BLR着

費用

飛行機(BLR-UDR往復) 27,359ルピー
Hotel(3泊) 12,885ルピー
観光(入園料) 930ルピー
交通費(自宅-BLR往復) 520ルピー
交通費(バス,リキシャ) 380ルピー
交通費(UDR-市内往復) 1,200ルピー
合計 43,274ルピー

予約

今回は過去国内線で最も高額だった最北端のラダックと同じくらいになってしまいました。
MakeMyTripのアプリ最悪!

片道直行便の最安値は6600ルピー。
毎日価格が上昇していく!
往復1.5万ルピーで予約しようと日程を妥協したにも関わらず、発券時に価格が1万ルピー以上、上昇しました。

そういえば、
「価格をロックする?」
と書いてあったし、
「価格が7000ルピー上昇しています!」
と言うメッセージもあったけど、
1万ルピーも上がるか?
画面を戻して価格の内訳を確認しようとしてもできないし……
(こんな仕様、日本だったら許されない)

でも、直通バスや電車はないし、
ムンバイやデリー経由にしたくなかったので、やむなく購入。

座席は前回同様、
350ルピーで前方窓側を予約。

ホテルも同じくMakeMyTripで予約。
シティーパレス南門近くのホテルにしました。

パレスヴューにしたかったけど、
アプリのコピペミスか、
シティーヴューとパレスヴューが
同じ内容になっている。

予約と同時に来るMakeMyTripのフィードバック依頼で愚痴ったら、ホテルから直接「部屋を変更できます。」とメールが来ました。

でも長年伝統的な製造業で
反省&再発防止&改善し続けてきた為、
AsIsで何とかする姿勢は好感持てず、無視。

結果的にはシティヴューも良い眺めで、
ホテルの屋上から見晴しが良かったので問題なし。

4月から使い始めて10ヶ月。
アプリの使い勝手が悪いにも関わらず使い続けているのは、セキュリティコード入力するだけでインドの銀行口座から決済できる気軽さ。

日本でもフリーダイアルがある時代には、電話で飛行機もホテルも予約していました。
何せ、支払いボタンを押して、結果が出てくるまでのあの緊張感が嫌で…

毎週旅しているので、場所を決めて予約するだけでも最低2時間くらいはかかりますから、他社サイトと価格は比較しません。

ちなみに、
インド歴4年目の方には、
「MakeMyTripでは飛行機が高いから予約しない」
インド17年目の方には、
「この路線は席数少ないからすぐ上がるよ。しかも同じ便であり得ないくらいの価格差で。画面を戻して内訳を表示しないのは、故意だと思う。」
と言われました。

今回Indigoのサイトを見ても同じ価格でしたが、タイミングによる価格変動や手数料を考えると、航空会社のサイトで申し込むのがベストかも知れません。

Day 1 移動日

飛行機からの眺めは、
特別いい天気でも、
良い景色でもなかったです。

前方窓側は視界良好!

ウダイプールの空港は小さく、
タクシーやオート乗り場もなく、
Uberでタクシーを呼ぶことにしました。

しかし、1時間待ち。
確かに、これから街からやってくるならそれくらい時間かかるよね〜、と絶望しそうに思ったところで、リキシャが人を下ろす所を発見!

「シティーパレスまで行けます?」
「OK」
「Uberで556ルピーなんだけど、いくら?」
「600ルピーでいいよ」
と交渉成立。

Uberはコンパクトカーの価格だったから、値切り交渉しても良かったですが、直ぐにでも行きたかったので妥協してUberをキャンセルしました。

でも、超マナーが良いドライバーで、
電話がかかったら脇に止める、
人に道を譲る、
道路のでこぼこでは減速する、
など、結果的にGoodでした。

45分ほどでホテルに到着!
シティパレスと似たデザインで広々

ホテルでチェックインして夕食へ。

シティーパレス前のサンセットテラスは予約しないと入れず、営業時間外のため湖へ通り抜けもできずパレス外をぐるっと回ります。

湖近くはレストランがたくさんありましたが、屋上を簡易的に改装してルーフトップと謳っているレストランでした。

夜景も綺麗じゃないし、
Yummyでもなかった。

Day 2 チットーガル城

まずはバスで簡単に行ける、
チットーガル城へ。
7:15バスに乗車!
発車まで8:00まで待ちました。

満席になるまで?待ちました
南インドでこのボロさは見た事ない

2時間20分で到着。
早速リキシャが寄って来ますが無視。

車に追い抜かされながら歩きます!
暑くて歩くの結構大変!
くねくねしているので、まだつかない
ようやく50分でチケット売り場到着!

広くて、暑くて、方向音痴。
距離的に近いと思ったのが間違いで、
リキシャを貸し切れば良かった〜

クンバスワミン寺院
勝利の塔(ピサの斜塔?)
パドミニ・パレス
ここの塀をつたって行きたかったが…
いい感じ
写真待ち行列
最後の〆に必見!当時の物語が想像できます
是非見て行きましょう♪

帰りはリキシャに相乗りするかと声をかけられた。
200ルピーだと言う。
行きの登りが1人で50ルピーだったから、相乗りでそれはないでしょ。

「50ルピーでどお?」
と聞いたら交渉成立。

皆は20ルピーくらいしか支払ってなかったけど、暑いし、皆待っていたので交渉を急いだのは仕方ない。

帰りのバスは2時間40分で到着。
全部は見ていないけど、
盛りだくさんで大満足!

Day 3 クンバルガール城

前日、Enquierで5:00のジャイプール行きのバスが5番窓口前から出る事を確認して、4:15にホテルを出発。
流石に真っ暗。
犬がいるくらいで人はいません。

せっかく早く出たのに、バスが来ないので確認すると、5:15発に変更されていた。

昨日Enquierで同時にクンバルガール行きのバス時刻を確認していた青年がいない。
日本人ぽかったが、諦めたのかな。

バス停は雑魚寝の方々で溢れている
5:10バス到着。あっという間に満席

結局、バスが到着してから運転手が休憩を取り、出発したのは5:25。

私は始発だからまだ良いけど、
道端で待ってた人は、
寒いし不安だっただろうに。

昨日もそうだけど、
朝は15度だと言うのに、
運転手は窓を開けてて、
隙間風で超寒っ!

こんな感じの風景が続きます

7:25 KELWADA着。
誰も降りる人はいない。
城はあっちだと言われ、
しばらく歩くとバス停が。

クンバルガール城行きが9:00発。
ラーナクプル行きが8:30発。

車から何か話しかけてくる。
バスの掃除人が通訳してくれた。
城まで片道300ルピーだと。
たった7kmでしょ?
しかも全く英語が話せないのに高飛車な!

もちろん歩くことにしました!
綺麗な風景が続きます
インドで何度朝日を拝んだことか!

インド最北端のラダックは別格として、絶景好きChifukuのインドTOP10に入る景色!
(TOP10には、ムナール、ムラヤンナギリ、クーグル、チャポラ要塞、ジャイガル要塞…等など)

あと2キロ!
やった!到着〜
凄く広〜い
城から反時計回りで周遊します
迷路みたいで迷う〜
いい眺め〜!
街もホテルもどこもかしこもこの形
荒々しいゾウ
おおっ!これはすごい景色!
保存状態がよいです
万里の長城みたいに歩けない(行き止まり)
整備された道を行く
ここからみる城もいい感じ
もう何を見たのか良くわからないw
ようやく城へ戻って来ました
最後の砦

途中、ここに住んでいるおじいさんに道を聞いたら、ショートカットを教えてくれた!

なお、行けそうと思って途中で行けなくなったこともインドではしょっ中なので、冒険はしません。

帰りこそバスと思ったが来る気配がなく、歩いて降りました。
11:30頃登りのバスとすれ違い。
同じバスでピストン輸送しているのかな?

途中でアイスを。キャラメル頼んだのにチョコチップだった!って食べる前に気づけ!

12:00下山。
さて、今日中に帰れるか。
不安に思いつつ、ラーナクプル行きの時間を確認すると、バスはなかった。
きっと本数少ないんだろうな。

2箇所訪問は諦め、
朝降りたバス停で聞き込みをすると、
ここから0.5kmほど離れた所からウダイプール行きのプライベートバスが出ているとのこと。
良かった〜

やっと見つけて乗り込むが、30分待ち
しかも3時間でウダイプールの町外れに到着

RSRTC(州営バス)は1日1本なので、帰りはプライベートバスで帰ることは確認済みでした。
しかし、こんなにバス停が離れているとは!

しかも行きの倍の値段なのに、ちょこちょこ停車するので、途中ランチ休憩を挟んで3時間もかかりました。

でも街でタクシーを手配すると4500ルピー。
(Make My Tripでも3500ルピー)
今回のバスが行きが50ルピーで
帰りが100ルピーなので妥当かな。
(この中間の価格で行く手段がないものかといつも思う)

疲れたし方向がわからないのでめずらしくUberでリキシャを待っていると、用事ができたとキャンセルされてホテルまで35分、歩いて帰ることになりました。
(流しのリキシャは200ルピーとの強気なので乗る気になれず)

帰りがけに1杯!周囲にガン見されたw

Day 4 シティパレス

最終日はシティパレスへ!

その前にホテルの屋上から朝日を拝みます。

朝一9:00にチケット購入。
南門の職員は超感じ悪くて、
チケットも釣り銭も投げてよこした。
朝からストレス溜まっているのかな?
お気の毒に。

サンセットテラスでランチしようとしたら、席料だけで3000ルピー!
シティーパレスは9:30開門

シティパレスは迷路みたいに広くて、
見応えありました。

一方、クリスタルギャラリーは規模が小さく、値段に見合わずがっかり。

ボートは混んでいたし、更なるガッカリ感を味わいたくなかったので、湖を周遊するに留めました。

朝から何も食べていないので、
外に出てランチへ!

メニューは豊富だったが、
散々迷って注文したら、
1種類しか用意していないとのこと。
インドあるあるだが……
先に言って欲しかった。

しかし初めて食べたLaal Maasは
マトンが柔らかく超美味しかった!
でもジーラライスは私が作る方が断然美味かった。

ホテルに戻り荷物を受け取る。
シティーパレスの前なので、
ホテルから出ると直ぐにリキシャが寄って来た。

「空港までいくら?」
「たった700ルピー」
「冗談でしょ?
 行きはUberで500ルピーで来たんだから」
と嘘をつくと、
横から別のリキシャワラーが
「車はピカピカだし600ルピーでどうだ?」
と割り込んでくる。

昨日と同じ値段だし、
空港から空で帰ってくると言われ
この辺りが相場かと諦め乗り込んだ。
帰りは混雑はなく、35分で空港に到着。

しかし、行きも帰りもドライバーのマナーが良いのに驚く。
バンガロールならスマホで喋りながら運転する輩も多いのに、減速してマナーモードにしたり安全運転だった。

まとめ

今回はウダイプールからちょっと離れた世界遺産をバスで訪れたため、超非効率でした。

歩くのは全く問題ないのですが、
インドの冬は短く、
2月は初夏の陽気で日中歩くと
体力と気力を消耗します。

また、ガイドブックが
「車をチャーターするのが一般的」
というのが頷けました。
時間がない方は真似をしないように。
(誰もしたくないですね!?)

次回、誰か一緒に行く人がいたら、
ビチョーラー湖付近に宿泊したり、
車をチャーターしてクンバルガールに泊まりたいですね。


インド〜ひとり暮らし・ひとり旅〜
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日本人に馴染みの薄いインド。ガイドブックに掲載されないような観光地や食レポをInstagramに公開中〜乞うご期待!

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