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南インド・ワイン旅 〜 バンガロール編

今、毎晩インドワインを飲んでいます。
え〜〜っ!
インド産ワイン?
美味しくないんじゃない?

いえいえ。
ここバンガロール(ベンガルール)では、ぶどうが栽培されて、ワイナリーもあるんですよ。

ワインショップ

日本では、フランスかイタリアワインをメインに、他の欧州やアメリカ・チリ・アルゼンチンワインを飲んでいました。

同じぶどう品種でも、国が変わると味も変わるのが面白いですよね。

でも、インドワインなんて、見たことも聞いたこともありませんでした。
きっと日本で売ってても、買わなかったと思います。

ワインはインド移住前から楽しみにしていて、週に2本程度のペースで開けていますが、想像した味ではなかったり、最初は苦労しました。

ちなみに日本と同じようにお酒が陳列してあって、自由に手に取って選べる店は非常に限られています。

通常インドでは、カウンターの後ろに酒が陳列してあり、店員に好みを伝えて購入する仕組みです。

そこで、バンガロール市内の買いやすいオススメショップを3店ご紹介します。

Madhuloka @UB city

店員が良く知っていて、限定版など珍しいワインがあったりして楽しい!

V2W @1MG mall

品数は少ないし入荷予定も怪しいけど、2,000ルピー以上の高級品が入荷することも!

Tonique near Cabon Park

品揃え豊富だけど、説明は期待できないので、自分が知っていることが前提

価格

※価格は全てカルナタカ州(バンガロール)での2022年現在の販売価格です。

例外に漏れず、ワインは大衆向けでないため高額です。
輸入ワインは日本の販売価格の約3倍。全く買う気になりません。

休みの度に欧州へ行き、安くて美味しいワインを堪能してたのとは真逆です。

ハーフボトルなら500ルピー以上。
フルボトルなら800ルピーから1,200ルピーくらいがデイリーワイン価格かな〜

インドでは、ワインの説明ができる店員が少なく、甘口なのに辛口と言われたり、ラベルを見ればわかることしか知らないのに付きまとって説明する人も多いので、好みのワインに巡り合うまで苦労しました。

好みやワイン歴により、美味しいと思うものは個人差がありますが、迷った時のご参考までに。

・ロゼなら800ルピー〜
 (どれを飲んでもハズレはなかった)
・白は1,000ルピー〜
 (ブレンドが多くて品種から予測困難)
・赤は1,200ルピー〜
 (The sourceなら赤白ロゼ全て👍)

デイリーワインとしては少々高めかもしれませんが、SULAのプレミアムブランドRASA (できればCabernet Sauvignon)は2,000ルピー以下でこのお味は優秀です。

J'NOONの赤(4,000ルピー)は、ボルドーのフルボディのカベルネを思い起こす深みのある味わいで、文句なしに美味しかったです!
こちらは是非、特別な日に。

ワイナリー

ベンガルール市内中心から車で1時間ほどの近郊にワイナリーもあります。
見学や試飲ツアーに参加せず、ランチだけでもOKです。

ワイナリーで飲むワインは、温度管理・グラス・雰囲気などの条件が整っているので、家飲みより一味も二味も美味しく感じられます。

・Grover Zampa Vineyards
コース料理が洗練されていて
とても美味しかったです。
グラスもワインの温度もバッチリ!
外国人が多かったのも頷けます。

・Big Banyan Vineyards
平日はアラカルトのみですが、週末はブッフェとワインの飲み放題もあって、ブッフェ料理に合わせて1グラスずつ色々なワインを選べるのが嬉しいです。

ブッフェは全種類制覇が困難なほどバラエティー豊か。
特に、インド料理とワインの相性が良かったです。
家族やグループが多かったです。
ワインツアーは試飲の有無が選べます。

•Domaine SULA
マイソール方面の途中にあり、バスや電車では行けないので車で行きます。
しかし、半日車をチャーターしたら4,200ルピー!
2回目は行きは電車で35ルピー、帰りはバスで50ルピーでしたが、徒歩往復3時間超なので大変です。
この中間の価格で行けたら良いのですが…

可愛らしいボトルのオブジェなど、アートな雰囲気が週末旅行気分を盛り上げくれ、デートにオススメです!

レストランはアラカルトで、お味はあまり期待しないほうがいいです。

工場見学とテイスティング、ブドウ潰し体験もできます。
入場料を支払いますが、ツアーやレストランの支払いに充当できます。
また、ワインを6000ルピー以上買うと15%割引になり、かなりお得です!

•Kinvah

バンガロール市内から1時間かからない一番近場のワイナリー。
ワイナリーは食事付きのオールインクルーシブから、食事なし、ブドウ踏みなし、など細かく選べます。

食事はインド料理のブッフェですが、
ワインは注文できず、
ジュースと共に頂きます。。

インド人志向で甘口ワインが多く、辛口・フルボディ好きにはオススメしません!

インドワインが日本上陸?

勉強不足でしたが、インドワインは日本に上陸していたのですね。

この記事を投稿した後に知りました。
関税含めていったいいくらだろう?
などと気になりますが、今は純粋に地産地消に貢献しようと思います。

まとめ

市民に浸透していないインドワインは、外国人から見ても高額です。

でも、フランスやイタリアから技術を学び、美味しいワインもたくさんあります。

しかもインド料理との相性抜群!

個々のワインの味や価格、料理とのマリアージュについては日々Instagramに公開しております。

自動翻訳が変なので英語で書いていますが、ご参考になれば嬉しいです。


インド〜ひとり暮らし・ひとり旅〜
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日本人に馴染みの薄いインド。ガイドブックに掲載されないような観光地や食レポをInstagramに公開中〜乞うご期待!

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