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#リノベーション
18|モダニズムとか民藝とか、富山の家は揃っている
住宅街を車で走っていたら、前川國男の自邸のような家があった。とても格好良かった。中から知り合いが出てきて、庭の端につくられた鶏小屋のニワトリに餌をあげはじめた。前川國男の家みたいで格好いいですね、と話しかけると、パクりました、と笑っていた。こんな住宅街でもニワトリって飼えるんだなあと思った。
「民藝ってモダニズムじゃないの。機能的なものは美しい」
その後、昼ご飯を食べながら夫が言う。コルビジェ
11|ピーター・アイビーさんと梁
秋頃に、ガラス作家のピーター・アイビーさんが改修予定の家に来てくれた。取材時にリノベの話をしたら、改修前の家をみたい、という話になったのだった。
まずはピーターさんの家を、夫も一緒にみせてもらった。10年以上かけて自分で手を入れ続けて、工務店も入って、ほぼ完成した家。とはいえ、またこれから納屋や庭にも手を入れるそう。セルフビルドの世界にはたぶん終わりがない。
ピーターさんの家を一言でいうなら、