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【選挙ウォッチャー】 参院選2022・茨城県選挙区レポート。

 6月22日公示、7月10日投票で、参院選が行われました。
 全国各地で定数を減らされ、鳥取と島根、徳島と高知が合区になってしまっている中、茨城県は「定数2」を維持しています。そのため、昔から自民党と野党系で議席を分け合ってきたのですが、今年はそこに「ゆ党」と言われる第三勢力「日本維新の会」が割って入ろうとしていました。
 東京では音喜多駿パイセン、神奈川では松沢成文先生が当選しており、関東圏にも「維新」が侵食を始めているわけですが、まだ千葉や埼玉では維新が議席を取っていません。一足先に茨城が議席を取るのか。このあたりの動きは要チェックです。

加藤 明良  54 新 自民党
堂込 麻紀子 46 新 無所属
大内 久美子 72 新 日本共産党
佐々木 里加 55 新 日本維新の会
菊池 雅也  37 新 参政党
仲村渠 哲勝 80 新 無所属
丹羽 茂之  30 新 NHK党
村田 大地  45 新 NHK党

 茨城県では、今年12月に茨城県議選が行われる予定ですが、水戸市選挙区は加藤明良さんがいなくなるため、バランスがどうなるのかが気になります。また、日立市などを中心に国民民主党系の「県民フォーラム」が議席を獲得していますが、今回の参院選の低迷がどのように影響するのかが気になります。さらに、茨城県南部では「日本維新の会」が大健闘しており、県議会で議席を獲得するのかどうかが気になります。参院選の後も、まだまだ選挙は続きますので、このレポートは今後の参考になります。


■ 丹羽茂之の主張

 丹羽茂之は、N国信者の中でも「かなり危険な人物」です。洗脳の具合はかなり深く、どっぷりと陰謀論にハマり、NHK党の行動を全肯定しているので、物の善悪の判断が完全にわからなくなっています。尊師に焚きつけられたら、軽々と法の一線を超えてしまうレベルにあり、NHK党がテロに走るようになった時には最も警戒するべき人物です。
 元警察官だといいますが、同僚の警察官は「警察学校で洗脳された」と考えており、「人間がロボットのようにされている」と主張します。その一方で、自分が洗脳されなかった理由は堀江貴文の本を読んでいたからだと話していました。しかし、警察官が上官の命令に従い、ある意味、ロボットのように動くのは「当然のこと」です。例えば、立てこもり犯がいた時に、現場の警察官が独断と偏見で勝手に突入をして、人質が殺されてしまうようなことがあってはなりません。あるいは、警察官の独断と偏見で犯罪を見逃したり、いきなり自由に拳銃を発砲するようなことがあってもなりません。警察が組織的に行動し、ロボットのように行動するというのは、ある意味では当然のことなのです。
 しかし、まるで特定の企業や政治家との癒着によって行動しているかのように陰謀論を語り、元警察官だったくせに、現在進行形で行われている名誉毀損を肯定し、さらには、詐欺をして海外に逃亡している東谷義和を「警察が不当逮捕しようとしている」と語っているのですから、完全に終わっています。こんな奴が警察官を続けていたら、とんでもない不祥事が起こっていた可能性があるので、退官して良かったのではないかと思わずにはいられません。
 こちらも30歳にして、アグレッシブにNHK党の活動に従事していますので、人生が詰んでしまった情弱の一人です。反社会的カルト集団の構成員として参院選に立候補したことは、永久に記録として残されていくので、まっとうな企業で就職することはできないでしょう。うだつの上がらない人生だから「NHK党」なんていうものに参加してしまうのですが、これから余計にうだつの上がらない人生を過ごすことが確定しているわけです。


■ 村田大地の主張

 ポスターの顔を見た瞬間に、「ホゲホゲしている」ことが分かる佇まいをしていますが、堀江貴文に陶酔し、「ホリエモン新党かさま」なる政治団体を立ち上げ、デジタル化ですべてが良くなると考えている、すこぶる頭の悪いオジサンです。
 政治に参加したキッカケは、堀江貴文のオンラインサロンをキッカケに誕生した「小麦の奴隷」というパン屋のフランチャイズに参加したこと。高級食パンブームの波に乗り、あちこちに名前とデザインのイカれたパン屋が出没したと思いますが、あれと似たような感じで、急速に店舗を拡大しつつあったのが「小麦の奴隷」というわけです。
 しかし、全国に1万店舗を作ると息巻いていたパン屋ですが、今年に入ってからオープンした店舗はなく、各地でひっそりと潰れているのが現状。今のところ、笠間店は営業を続けているようですが、どれだけ長く続けられるのかは未知数です。NHK党よりは長く続けてほしいものだと思います。
 きょうび、野菜を食べて偉いギョーザエモンこと堀江貴文に感銘を受けている時点で本格的にホゲホゲしていますが、今回の参院選にNHK党から立候補してしまったことで、今後、周囲の人たちから「ヤバい奴」として認識されて生き続けることになるでしょう。堀江貴文に感銘を受けてしまったばっかりに脳味噌をアハつかせ、「反社会的カルト政党」の構成員になってしまったので、自業自得ではあるのですが、事故の要素は否めません。これからは政治に関わらず、頑張ってパンをこねながら生きてほしいと思います。


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